なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

セイは男、名はZUYA、人呼んで“崖っぷちのZUYA”と発します...

2015年04月17日 | Funny Life

『 いいかい? 何か困ったことがあったら、東京は葛飾・柴又の帝釈天の参道にある「とらや」って店を訪ねるんだよ... 』


人情深い寅さんはスクリーンの中でいつもその優しさを我々に魅せてくれました。演じていた渥美清氏が亡くなられた後、色々な方の証言や文献から私生活の渥美清氏は演じたキャラクターとは全く異なる性格であったそうな

しかしそんなことは問題でないと思いますね。俳優は映像、そのお芝居を通して観る人達を幸せな気分にするのが仕事なんですから。だいたい高倉健氏も私生活でヤクザではなかったしね(これに関しては昔は安藤昇氏のような“モノ本”の方もいらっしゃいましたが...)

では昨今何かと話題になる教師や警察官などのいわゆる“聖職者”と呼ばれる人達は格あるべきなのだろう...


さて、それはさておき。昨日はその寅さんの 『 口上 』 につられるように、久しぶりに柴又へ。ZUYAさんは大阪に住んでいたころから柴又は好きで東京に来る度に来てましたから、もう訪れすぎてさほど“新鮮味”はありません。と言うか逆にどんどん町が綺麗になってしまっていることに“淋しさ”すら感じます



柴又・帝釈天


(ZUYAさんの)ファンの方はご存知ですが、ZUYAさんは何かこう“行き詰まり感”を持った時はいつも秩父の山に籠るのですが、(現在のように)経済的に厳しい状況にある時は、近場で“ひたすら歩く”のでございます

ハローワークで一通り求人情報に目を通した後、山手線で日暮里へ。(少しでも安く)JR金町駅から歩こうかと悩みましたが、寅さんは金町方面から柴又に向かうことは記憶の限りありません。その基本に従い京成線で向かうことに


日暮里のホームで怪しげな英語で外国人に話し掛けられた。どうやら成田に行くのにどの列車に乗ったら良いのかわからなかったようで。“スパ二ッシュ”だったのかな

特にこれと言った急ぐ用もないので、柴又の一つ手前の高砂駅で下車してぶらぶらと歩いて行くことに。2009年以前は(柴又に向かう)京成金町線は地上で乗換だったのですが、今は階段を上って改札口を抜けて高架の専用ホームに移動しないといけないんですよね

駅前にそそられる 『 立ち食い蕎麦 』 があったが予算の都合上、まだ我慢。この辺りは特に観光名所があるわけでもなく、住宅地をとことこと進む。実際に帝釈天とその参道、矢切の渡しぐらいが昔からの全国的な観光地ですからね





参道に入ると平日とはいえお昼時なので少々賑やかに。特にお腹も減っていないZUYAさんは“お上りさん”のように最も有名な“あの店”で草団子をいただく。今から20年以上前、ZUYAさんはこの店で初めて東京の“はんぺん”を食った






珈琲とセットで550円也


帝釈天をちらっと覗いた後は天気も申し分ないので土手に向かう。まさに“土手日和”( ← こんな言葉はないと思うが...)。心に残る映画の中の景色とはすっかり綺麗に整備されてしまってずいぶん違うが、土手の斜面と川はもちろん本物だ

昔と違って良いことは最近は飼い主のマナーが向上しているので、気楽に草っぱらに寝ころぶが出来ることかな



幼少の頃よく行った地元の大和川の土手を思い出す...


そのまま土手を遡り境内がずいぶん広々としている葛西神社を通り、昨年のその素晴らしさを知った水元公園を目指す

言うまでもなく気分はすっかり“フーテンの寅”である


昼下がりの水元公園。釣りをしたり、夫婦でお弁当を食べたり文字通り住民の“憩いの場”である。桜が散ったばかりで物足りなさもあるが、新しく芽吹いている碧い葉にはやはり力を与えられる }





ベンチでおやつを頂き横になりカナダの風景がプレイバックされながら、まったりと眠りの世界へ...実に解放感あふれる素敵な時間だ


すっかり羽を伸ばし英気を取り戻したZUYAさん。夕方になり金町駅まで歩き本日の約9キロの旅は終わりを告げた



          



今日は天気が安定しないと気象予報士が“のたまっている”ので、早朝から掃除・洗濯を始め午後になってから職探しへと出かけます。天気が持つようならまた歩きですな

時間はかかっているがZUYAさんのやるべき仕事(向いてる仕事?)のイメージが出来てきた。家人も“きっとぴったりの仕事が見つかるから前向きに~”と励ましてくれが、経済的に多大なる迷惑をかけていることは否めないのでここはそろそろビシッと決めたいものです

と言っても“寅さんの恋”と同じく相手があってのことですから、こっちが上手く行ったと思っても相手はそっぽを向いてしまう(向いてすらいない...)こともありますからね


そうそう。先日、駒込の街を歩いておりますと遥か後方から耳慣れたオートバイの音がしました。振り返ると距離にして数百メートル先にバイクが見えたのですが、ZUYAさんはそれが隣人のバイクであることがわかったのです

もちろんZUYAさん自身よりも運転者(カブなので“ライダー”と書くの気が引けてしまった...)が驚いておりました、“何で来るのわかったの!?”と

もちろん改造車でも何でもなく至って普通の何処に出もあるスーパー・カブなのですが、これだけ耳が良くても英語の電話面接はダメなのかと改めて思いました。まぁいわゆる 『 絶対音感 』 でもないしね 

何か役に立つ技能があればなぁ...


さて家事の続きを~ 


Have A Wonderful Day, Folks ~