『 A Rolling Stone Gathers No Moss 』
とても有名な諺ですね。日本語で言うところの
『 転石苔を生せず 』
この諺には2つの解釈があり、“職を転々としている人は結果として大成をなせない”と言うイギリス的な(ネガティヴな)考え

一方では“色々なことにチャレンジしていると頭は錆びずに磨かれる” と言った(ポジティヴな)アメリカ的な考え

※一般的な話であり例外もあります



家事も一息ついたところでお弁当と書物を用意し、サンダルで六義園へ向かう


素敵な時間です

マディ・ウォーターズ自伝
読み返す度に新しい発見があるマディの自伝。彼は正に本物のブルーズマンであり名声や富のためにブルースをやっているのではなく、それを自分の“使命”だと感じて人生をブルーズに捧げた

『 ブルースをやるために高級車も豪邸もいらない。家族が困らない程度の生活ができれば十分さ 』
そう言う謙虚さが彼が 『 ブルースの父 』 と呼ばれる所以なのであろう

さて読書に勤しんでいると、珍しく携帯電話が鳴る。見覚えのない番号だが出てみると昨日面接を受けた会社からであった

『 最終面接に来て頂けますか? 』
マディ、俺はそんなに大きなことは望んでいないぜ?

周りが騒がしくなって来たので、買い物をして帰宅。布団を取りこみノンビリと音楽を聴いていると今度は家の電話が鳴る。師匠との国際電話会談が始まる

師曰く、 『 ZUYAもさぁ、今は仕事見つかんなくて不安かもしんないけどさぁ、おめぇは“ブルーズ”って音楽をやってるんだから全てを糧にするんだぜ。毎日、ご馳走食ってたって飽きるんだからさぁ。たまに食うから美味いんだよ。それを忘れるなよ 』 と。もう師に出会って16年かぁ...

しかし暑い...室内の温度計を見ると“29.5℃”...見るんじゃなかった

夕涼みの散歩に出ま~す
