なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

雪に憧れて...② ~南魚沼郡津南町~

2022年03月10日 | 

こんばんはZUYAさんです

今回27年振りに新潟県を訪れました。前回は1995年の3月、The Rolling Stonesが2度目の来日を果たしたのですが、東京ドームと福岡ドームでしか公演がありませんでした(まだ大阪ドームはなかった)。で、大阪からわざわざ夜行列車に乗り、新潟経由で東京に行ったわけです

でもその時は新潟市内だけ。今回はディープなエリアへ、その旅の続きを綴ります

 

          

 

十日町駅を出発した飯山線の2両編成のディーゼルカーは、日本一の大河・信濃川に沿って進みます。車窓は右も左も前も後ろも雪だらけ。当初乗る予定だった1本前の列車が除雪作業のために運休と聞かされましたが、確かに頑張ってくれたおかげで快適に進むわけですね。昔はラッセル車の出番でしたが、今は違うようですね(前回のブログの写真参照)。始めは学生たちが乗っていて賑やかでしたが、一駅ごとにどんどん降りて車内は閑散としていきます

十日町から30分ほどで、今回の旅の目的地「津南」に到着しました。駅舎に「リバーサイド津南」と言う日帰り温泉施設が併設されている珍しい駅です

 

 

 

 

南魚沼郡津南町は十日町市の南側に隣接し、隣はもう長野県。県下で一番雪深いと言われています。人口は9,000人に届かないのですが、半数近くが高齢者だとか。例年、3mくらいの積雪は当たり前のようですが、前日に4mに達したそうな。町で出会って話をした人は皆さん口々に、「少しずつ降り積もって慣れて行くのに、一気に降られると流石に参るよ」って、仰っていましたね

駅から町の中心部を通り、今宵の宿まで2キロほど歩きます。人もほとんど歩いていないので、“雪の~♪世界の~♪恋だから~♪”と、CAROLの名曲「涙のテディボーイ」を口ずさみながら歩みを進めました

信濃川の周りの風景は圧巻です。まさに今回の旅で求めていたものです。町の中心部を通る国道までは商店などはほとんどありませんが、その国道に出ると食事処やコンビニがいくつかあります。宿に向かう前に観光案内所に立ち寄りましたが、“冬の津南町は何にも出来ませんよ。観光スポットの公園も寺社仏閣も、みんな雪に埋まっていますからね~”と、良いのか悪いのかよくわからない情報を得ました。実際、道路は除雪されてバス等でアクセスは出来るのですが、バス停から先は雪の壁...今回は当初の予定通り宿でじっとしているしかないようですね

 

 

 

モノクロも良い感じ~

 

「綿屋旅館」は創業200年の老舗だと聞いていましたが、建物自体は近年の物で、中も全てが全て綺麗で驚きました。温泉ではないのですが、ZUYAさんがこの宿に決めたのは“お風呂は朝9時までいつでも入ることが出来る”という点。これは夜中にゴソゴソ起きだすZUYAさんにとって、宿を選ぶ時の外せない条件なのです

 

 

ロビーにはひな人形が飾られていました

 

コタツは掘りごたつでした~ってか、我が家より広い!?

 

 

昔のイメージが描かれた絵が通路に飾られていました~

 

荷物を置いてカメラだけを持って宿の周辺を散策。直ぐ近くに信濃川水系の中津川が流れています。橋の上から写真を撮っていると、何処から鳥の鳴き声が。よく見ると河川敷の葉っぱの落ちた木の枝にいました。仲間(恋人?夫婦?)を呼んでいるのか、しばらくするともう一羽が来て一緒に何処かへ~

 

最大望遠で撮りました(35mm判換算で624mm)

 

 

 

 

 

神社も参れず参った…(あっ!)

 

陽が落ち始めると一気に気温が下がりだしたので、宿に戻ってお風呂へ。湯船は大人が4、5人ほど入ると一杯な感じで大浴場ではないですが、良い湯でしたよ

風呂から上がって、夕食の18時までコタツに入りながら窓の外の雪を眺めていました(予定通り?)。時間になって夕食会場へ行くと、出ましたよ...“ZUYAさん1人きり”。去年泊まった香川県琴平の宿でも一人きりでしたからね。今回も冬場と言うこと以外にも、コロナの影響なのでしょうね

 

 

最初の瓶ビール。一杯目は女将さんが注いでくれました。よく見ると(今更?)女将さんはとっても美人。小鹿野の須崎旅館もそうですが、ZUYAさんが泊まる宿は偶然ですが美人女将ばかり

夕食はケチってスタンダードの懐石料理にはせずに、観光・ビジネスマン向きコースに(その差額は4,500円)。その分、呑み代に回すつもりでしたが、旅館とは思えないアルコール料金の安さに嬉しくなりました。そして見てわかる様に凄いオカズの量。肉も魚も惣菜も全て絶品です。もちろん日本酒に突入し、3合ほど頂きましたよ

 

 

 

 

 

米はもちろん南魚沼産のコシヒカリで、汁はけんちん汁

 

お腹も満たされ部屋に戻ると、バタンキュウ...まさかの午後8時前に眠ってしまいました

 

今日はここまで

To Be Continued...

 

Have A Good Night,Folks!