なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

ネズミの国にて...

2022年03月23日 | Hard time

おはようございますZUYAさんです

今、海の向こうで起こっている戦争、国内での地震やそれに伴う電力不足と言ったことを書きたいとは思っています。が、基本的にはこの場ではあまり時事問題を述べたくないのです。あくまでも“エンターテイメント(娯楽)”として肩の力を抜いて読んで頂きたいので~

ま、時にはそれらを書いちゃっていますけどね

 

ダイアモンド・プロメテウス火山!?(笑)

 

さてそんなわけでネズミの国のお話しをしようと思います  

ZUYAさんは自身の性格は嫌いでもなければ特段好きでもありません。でも50才目前とは言え改善出来る余地があるのであればしたいとは思っています。決して不可能なことではなく、心掛け次第で出来ると思います

が、どうしても自分本位に行動してしまうのが、現実です...

 

遠い昔、音楽活動を中心に生活していた頃は(ワイフ曰く)“まぁ性格が悪かった”と。確かに短気な上に自分はミュージシャンである(俺は俺だ!みたいな~)と言うプライドが変な風に作用していて、どうしようもないヤツだったかも~ 

それが年を重ね、堅気の仕事に就き組織に組み込まれ転職を3度もしたお陰で性格が穏やかになったそうな(ワイフ談)。まぁ丸くなったと言えば聞こえが良いですがね、“らしくなくなった”とも感じます

ところがここのところ常にイライラしていて、自分の望むことにしか興味が持てなくなっています。その傾向によって休日も自分がしたいことだけに時間を使い続けていた結果、堪忍袋の緒が切れたワイフ。“1人で好きなことばっかりして自分勝手だ!”と罵り、爆発...

で、彼女の希望も受けて「ネズミの国(seaの方)」に行くこととなった次第です

 

 

チケットは正規料金で1人9,400円。ワイフ曰くヤフオクで安く買えると言うことで探してみると、指定日間近と言うことで8,000円で売られていた。そしてそれを2枚落札し、支払いには頑張って貯めていたTポイント約5,000円分も使ったので、最終的には1人5,500円ほどで入園出来たわけです

JR舞浜駅に降り立ったのは午前9時。多くの方は開門と同時にゲートを通るそうなので、この時間に駅にいると言う時点でトーシロなのでしょうね。でも今回は“実年齢にふさわしいペースで行こう”と決めた計画なので、特段気にしません。ここに来るのは、それこそ結婚した年にワイフのたっての願いで訪れた「ディズニー・ランド」以来です(←呼び名を便宜上、一般的に元に戻しました)

 

 

 

 

今回はそこからディズニー・リゾートラインと言うモノレールに乗り、(路線は一方通行のため)ぐるっと回ってお隣の「ディズニー・シー」へ。ゲートに向かうと文字通りの長蛇の列...

四の五の言わず黙って並んで、20分ほどで中へ

 

 

 

大きな建物(ホテルになってるのかな?)を潜り抜けると、「メディテレーニアン・ハーバー」と言うエリアに出ました。“作り物感満載”ですが(笑)、凝ったストラクチャー(建造物)も多くのんびり写真を撮る分には良さそうだと安心しました

先ずは朝食を食べようと目に付いたレストランへ。ディズニー・シーはアルコールが飲めるとは聞いていましたが、まぁ料金もサイズもイメージ通りでしたよ。だいたい泥酔者がベンチなどにいては、夢の国のイメージが台無しですからね~

 

 

 

 

さて...ここら辺りから先ず、ワイフの様子が一転します。昨夜までの予定では“走りまわったりアトラクションを乗れるだけ乗ってと言うのはしない”と言う話だったのですが、何やら園内に入ってからダウンロード出来る専用アプリやら持参した(紙媒体の)ガイドブックを駆使し始めました...  

その嫌な予感は的中し、ワイフは完全に夢の国に憑りつかれてしまいました。一つ二つ...とアトラクションを探し「スタンバイパス(時間指定の整理券)」なる物をアプリで獲得して、園内を回り始めました

 

 

 

 

 

 

3つ目のアトラクションに向かう時(入園後3時間)、遂に嫌になったZUYAさん。“もう乗りたくもないし帰りたい!”と告げる...ええ、夢の国でまさかの、

夫婦喧嘩勃発

ちょうどその3つ目はいわゆる「絶叫系アトラクション」。まぁ絶叫系が云々ではなく、“当初の予定ではのんびり園内を回るのでは?”と正論だが持論だがとにかくこちらの言い分を述べるZUYAさん。でも通じるわけがないのです。ここは“夢の国”であり、それを楽しもうとする人の意見が尊重されるのだから...

ここで別行動となりました

 

           

 

1人になったZUYAさん。で、

“いったい何をすれば良いのだ?”

1人で来ている方もそこそこいましたが、ほとんどが家族や仲間達と訪れて皆が皆笑顔で歩く中、革ジャンを着てカメラを持ち髪を束ねたおっさんが1人で佇んでいるのである。下手すれば女の子の写真目当ての“その手の部類”と勘違いされそうです。実際はネズミのヘアバンドやキャラクターの被り物をしている人達に、うんざりしてしまっているのに...

 

遠い昔に同じような経験をしたことを思い出しました。浪人までして苦労して入った大学のキャンパスに入った途端に、”あれ?ここって俺のいるべき場所とは違うのでは?”と感じて通学が苦痛になりました。ZUYAさんの実家からそのキャンパスまで片道3時間近く。先ずは大阪市内まで出て、京橋から京阪に乗って出町柳へ。そこから叡山電鉄に乗り、ずっと奥まで行き下車した駅から更に15分ほど歩く...とにかく1日6時間は通学時間。で、僅か2週間ほどで大学生活は終わったわけです

とにかく“したいことが無い”のだから、小一時間その場で立ち尽くしていました。右を見ても左を見ても作られた世界。先に1人で帰るかとほぼほぼ気持ちを固めた時に、水上でショーが始まりました。帰る前にせめてものお詫びにワイフのために写真を撮っておいてあげようと

 

 

 

 

 

ショーが終わった頃に、ワイフから“何処にいるのだ?”とLINEが入り再度合流することに。ランチを食べようと「アメリカン・ウォーターフロント」と言うエリアへ。もうここにいること自体が苦痛になっていたので、ちょっとしたことでイライラしていました(入場者で唯一?)

サンドウィッチか何かでしたが、上手くもなんともない。通りに面したちょっとしたパティオのような洒落た席に座ったのですが、隣のテーブルの4人家族の子供2人こちらをしきりにちらちらと観ていました。そりゃそうだ、園内は皆が皆幸せいっぱいで歩いているのに、この全く会話もしない暗い夫婦はなんなんだろうと思ったのでしょうね

 

 

 

 

少し座っていて美味しくなくても、アルコールが精神を安定させたかもしれません。とにかく今日は一日付きあうと約束したのだから頑張り通そうと、帰りたい気持ちを封じ込めて再度共に園内移動することに

 

 

 

 

でも後半は何をしたのかあまり覚えていません。はっきり覚えているのは1人でさっさと歩いていたら、スタッフ(キャストって言うのかな?)に大きな声で注意されたこと、“お連れ様をおいていかないで~!”って

 

 

 

午後7時頃になり、もう限界で普通の食事を食べて普通の休日として終わりたいと懇願しようとしたら、察しが付いたワイフは“御土産を買ったら外に出てご飯を食べて帰ろう”と提案してくれたので受け入れました

とは言えZUYAさんはこんな散々嫌な思いをした所でお土産なんて買う気も起らないから、店には入らずベンチに座っていました

結局こうなるのですよね。“好きな物は好き、嫌いな物は嫌い。好きかもしれないと思って興味は持っても、いや違うと感じたら直ぐに身を引き突っ込まない”。ここ最近の休日は仕事のストレスを発散させるために、懸命に好きなことをして好きな様に時間を費やしていました。それでも解消されないのに明らかに場違いとわかっていながら無理して来る(やる)とこうなってしまうのですよね

50に片手がかかっているZUYAさんですが、流石に自身のことはもうわかっています。今更、“え?こんな自分もあったのか~!”なんて発見はないでしょう。ワイフもわかっているとは言え、めんどくさい男と一緒になったものです

 

 

 

午後7時半にいろいろな思いを巡らせてくれたネズミの国を後にしました。まぁもう来ることはないでしょうね。この日は「まん防」の最終日。飲食店の営業時間も早めに閉まる所が多いので、舞浜駅前の商業施設に入り東京でも何度か入ったことのあるアメリカン・ダイナーっぽいお店へ。まぁディズニーの後だし、ちょうど良いのかも。ハッピー・アワーで半額だったビールを色々と呑みましたが、流石にワイフも疲れたのか珍しく2杯目を飲んでいましたね

始めはお互い黙っていたのですが、食べ進める内にZUYAさんが口に出してみました...

 

「この味付け...おかしくない?」

 

ワイフも気が付いていたと。ZUYAさんは過去に(他店でも)何度も食べたことのあるレシピ。ワイフも一緒に本場アメリカでも食べたことがありますが、明らかにこの味付けはおかしい...

珍しくワイフが、「言って良い!」とGOサインをくれたので、店員に丁寧に言ってみました。マネージャーらしいのまで出て来て、“一応当店のいつもの味付けなのですが...”と言いますが嫌々この塩分量は料理でも何でもないでしょうに...

 途中まで食べていた物を新しくして持って来てくれましたが(ソースは絡めずに別添えで)、根本が変わるわけでもなく...丁寧な対応ですがトラウマになりそうなお味で、苦笑いのエンディングとなりました~

 

※写真は一杯撮りましたから、また別の機会に載せますね

 

          

 

どうも日々の生活が“らしく”感じません。その最大要因は仕事なのですがね。入社後5年半ほどいた前部署は出勤時間も10時(早番でも8時半)だったし、残業もほぼありませんでした。ところが部署異動し拘束時間がすっかり長くなり、明らかに自分の時間が減ってしまいました。そして異動して3ヶ月過ぎた頃に、13年振りに再発した原因不明の四肢の痛み。全てを紛らわせるために煽るように呑む酒(非飲酒日は年間で健康診断の前日のみ)

何処かで一度リセットしないと...いや“要リセット”ですね。そのためには動かねば。先述したように興味すらない物から何か生まれることは(ZUYAさんには)あり得ないので、やはり音楽かその辺りから方向性から見出すしかないようです

 

おまけ

 

とりあえず今日は休日

近所のソメイヨシノの写真でも撮ってのんびり過ごそうと思います。夜は誰かのライブにでも顔を出そうかなぁ~

Have A Good Day,Folks!