横浜ららぽーとは、イトーヨーカ堂&大丸デパ地下のキーで強力布陣!?
東京ミッドタウンで話題になった三井不動産。郊外と都心の間の準都心、中間立地でも、TOKYO BAY船橋ららぽーとで蓄積したノウハウを「ららぽーと」として積極出店する戦略が目立っている。豊洲、柏の葉、川崎、横浜と相次いでオープン(*川崎は、ラゾーナという名前を使っているが、実態はららぽーとと同じ開発手法)。
中でも、最大級が横浜。店舗数も200を越す多さと核になる店にイトーヨーカ堂と大丸百貨店のデパ地下を導入したのが、強力布陣として目に付く。百貨店は苦戦続きで、再編、統合の話題が絶えないが、女性、主婦に人気のデパ地下を郊外に出店するという手法を成長戦略の一環として踏み切ったものらしい。同時期に、ツクバエキスプレス沿線のおおたかの森SCに高島屋デパ地下出店の挑戦も注目された。先行する「伊勢丹クイーンズ」もあるが、現実には、百貨店のデパ地下出店は苦戦と伝えられている。しかし、この横浜は何とか黒字とか。ここは、東名、第三京浜から近く、車商圏を大きく見込んでいる。駐車場4.200台(平日無料)が、それを裏付けている。
TOKYO BAY船橋では、広域商圏のリージョナル型を指向、ダイエー、そごうの2核型ショッピングセンターを作ったが、2つの核がいずれも倒産撤退、後を東急ハンズ、赤ちゃん本舗、無印良品など中型専門店で核機能を持たせる手法を取ってきたが、横浜では、最強の量販店イトーヨーカ堂とデパ地下を集客の核に据えることになった。開発側と出店側の思惑が合致した格好だ。ショッピングセンターのスタイルも商業の成熟化と日本的要素で変革を遂げていく新展開の時代を迎えたと捉えることも出来そうだ。
東京ミッドタウンで話題になった三井不動産。郊外と都心の間の準都心、中間立地でも、TOKYO BAY船橋ららぽーとで蓄積したノウハウを「ららぽーと」として積極出店する戦略が目立っている。豊洲、柏の葉、川崎、横浜と相次いでオープン(*川崎は、ラゾーナという名前を使っているが、実態はららぽーとと同じ開発手法)。
中でも、最大級が横浜。店舗数も200を越す多さと核になる店にイトーヨーカ堂と大丸百貨店のデパ地下を導入したのが、強力布陣として目に付く。百貨店は苦戦続きで、再編、統合の話題が絶えないが、女性、主婦に人気のデパ地下を郊外に出店するという手法を成長戦略の一環として踏み切ったものらしい。同時期に、ツクバエキスプレス沿線のおおたかの森SCに高島屋デパ地下出店の挑戦も注目された。先行する「伊勢丹クイーンズ」もあるが、現実には、百貨店のデパ地下出店は苦戦と伝えられている。しかし、この横浜は何とか黒字とか。ここは、東名、第三京浜から近く、車商圏を大きく見込んでいる。駐車場4.200台(平日無料)が、それを裏付けている。
TOKYO BAY船橋では、広域商圏のリージョナル型を指向、ダイエー、そごうの2核型ショッピングセンターを作ったが、2つの核がいずれも倒産撤退、後を東急ハンズ、赤ちゃん本舗、無印良品など中型専門店で核機能を持たせる手法を取ってきたが、横浜では、最強の量販店イトーヨーカ堂とデパ地下を集客の核に据えることになった。開発側と出店側の思惑が合致した格好だ。ショッピングセンターのスタイルも商業の成熟化と日本的要素で変革を遂げていく新展開の時代を迎えたと捉えることも出来そうだ。