陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

終りのはじまり

2010-04-01 08:44:37 | Weblog
さあ、今日から新年度。
新しいスタートをきった方も多いでしょうなあ。
ワタシも気分はルンルンでござりますよ。
ワタシにとっても、今日は新しいスタートでござります。
オワリのはじまりですがね。

何が終りかって?
言うまでもなく、人生のオワリでござりますよ。
社会に出てから、昨日で38年がたち、ステージが変わったのでござります。
結果が伴っていないから、思えばプアな年月でござりました。
何だかもの哀しい気もしないではないが、
はじまりは、それが何であっても始まりでござりますから、
気分一新でござりますよ。

しかし、よく考えてみれば、
日本社会や経済も、オワリのはじまりではありませぬかえ?
東京タワーが復興のシンボルなら、
東京スカイツリーは到達点の象徴、とか何とか、
何かに書いてあったが、
言いえて妙ですなあ。

人生でも社会でも、
生老病死、栄枯盛衰は避けられぬものでござります。
もっとも、ワタシなんぞ、枯々衰々でござりますから、
栄枯盛衰の人生とは、羨ましい限りでござります。

いえいえ、他人を羨んでも仕方ありませぬ。
ジブンの運命は、ジブンで切り拓き、最後はそれを甘受する他ないではありませぬか。

小学1年生の様に、
希望にあふれた春とは到底言えないものの、
残った最後のロウソクで火遊びでもしてみましょうかの。
あ、バクダンは持っておらぬゆえ、ご心配にはおよびませぬ。
ただのロウソクでござります。
コメント
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