陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

事業仕分け

2010-04-15 08:59:44 | Weblog
各省庁での事業仕分けが始まっているそうな。
それを踏まえ、行政刷新会議が4月下旬からホンチャンの事業仕分け第2弾をするんだそうな。

では、その行政刷新会議の事業仕分け結果を踏まえ、
更にワタシが仕分けてあげましょうかね?

事業仕分けで、約1割の予算を削減できた例があるなんて言っているが、
ワタシが第三段階の仕分けをしたら、
国の予算そのものを1割(9割削減)にすることが可能ですよ。

枝野が言う「研究開発系の独立行政法人は五つくらいに整理できる」は、
ワタシなら、ゼロに出来ますぞ。
何たって、ゼンブ止めるんですからね。

そどころか、国会も行政もバサバサと切って、
国会議員は1院3名制、役所も省は3つほどにしてしまうけどね。

まあ、たわけたヨタ話しはさておき、
予算削減は大いに結構で、
何とか族を廃除し、皆に見える形にする意味はあると思うけど、
「仕分け人」が問題でござりますよ。

ワタシの様な見識ゼロのアホがやると、
上記の様にただ単に切るだけになりますからなあ。
後先を考えずに。
戦略的にやらないとねぇ。

長妻厚労相いわく、
「厚労省は大きな予算を持っている。
国民に『無駄がほとんどなくなったね』という信頼を勝ち取ることが最大の課題だ」
なんだそうな。
まあ、現場を知らないのは仕方がない面もあるけど、
最大のムダは「人」でござりますよ。
一面では、人がいるから仕事を作り、
ダラダラと意味のない、中身の薄い仕事をやっているのでござります。
事業を見直すだけでなく、人を見直さなければ、本当の意味での「無駄」はなくなりませぬよ。

その証拠に、
年金事務所(旧社会保険事務所)や職安に行ってごらんなさいよ。
全員とは言わないが、アホ職員&ダラダラ職員だらけじゃあないの。
その役所にもよるが、依然として態度がデカイところもあるし、
月初など、ある窓口では、行列ができ、待っている人が廊下にあふれている一方、
隣の窓口では、どこ吹く風と、暇そうに同じ書類を舐めるように何時間も眺めている職員がいる、
な~んて現実を知ってるのかねえ。
長沼氏は。

具体例をあげると、中央年金事務所(旧 中央社保)ですよ。
ここなんぞ、最低どころか、もうどうしようもないレベルでござります。
職員の質も、仕事の仕方もスピードも
4月1日の朝一で手続きした、新入社員の健康保険証が、未だに届かないのでござりますよ。
今日は15日でござりますよ。
仕事の流れが変わったとはいえ、ムカシなら、その場で発行されたものが、
今では半月なのでござります。
ここの職員は、仕事をどう効率化するか、なんて考えもしないらしい。
染み付いた体質なんでしょうなあ。

勿論、ここだけではないだろうが、
非効率が如何なるものかを学ぶなら、この中央年金事務所の見学がイの一番にお勧めですぞ。
ただ、中に入って、数十分ほど眺めていれば宜しい。

年金記録問題なんぞ、起こるべくしておこっているのでござりますよ。
そして、そのために、みんながどれだけ迷惑をしているか、
どれだけ余計なムダな経費を使っているか。
ムダをなくす根本は、アホ職員を一掃することですよ。
アホ職員という言い方をすると、厚労省の職員は、それはどこの誰かと他人事のように考えるだろうが、
それはオマエだよ、と言いたいですぞ。
そして誰もいなくなったになるだろうが、それで結構でござります。

今年から社保庁が解体され、公務員ではない公法人になったが、
以前よりも目が届きにくくなっているのかも。

よく言われる、劣化どころの話しではない水準にまで落ちているのでござります。
今の日本は。
事業仕分けどころではござりませぬ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする