陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

門前払い

2010-04-21 08:59:12 | Weblog
徳之島の三町長に、平野との会談を打診した政府は、即時の拒否をされたという。
これで、ある想像が現実であることがはっきりしましたなあ。

ある想像とは、
ハトヤマ氏及び政府は、何も動いていないことでござります。
ハト氏や民主党の本質というか、本性が垣間見えたようでござります。

つまり、机上であれこれと解決策を模索する、そういう面での努力はしているが、
現場で、現地で汗をかくことをしていない、ということ。
つまり、中途半端なのでござります。
実務の司令塔も、活動要員もいないのでござりましょう。

ハト氏に策があるというので政府は動かず、
政治主導を申し渡されているから役人も動けず、
ということで、現地での意見集約や根回しを何もしていないのでござりましょう。

そういう意味では、自民党の方がしたたかというか、
よく日本人を分かっているともいえますなあ。
もっとも、そのときには、利権が発生し、札束が乱れ飛ぶことが常でござるから、
自民党はそっぽを向かれたのでござりますがね。

ハト氏は、自分なりに努力はしているのでありましょう。
しかし、それは独りよがりの努力なのでござりますよ。
残念ながら。。。

実は、ワタシがそうであるので、よ~く分かるのでござります。
作戦を練ったり、図上演習ばかりやっても、
実戦のための訓練をして精度を上げないと、
期待成果はでないのでござりますよ。

ワタシなんぞは、その地道な訓練や努力をしないで、せいぜいアタマの中で考えるだけでござるゆえ、
何も進まない、何の成果も出ないのでござります。
願望だけで終わってしまうのでござります。
こういう人を、プアというのでござりますよ。
一連の動きを、大失敗学の大失敗と申すのでござります。

こういうプアをリーダーにすると大変でござりますよ。
不幸でござりますよ。
その欠点を補う人材が周囲にいれば話しは別で、
大きな成果をあげることも可能でござりますがね。
しかし、そういう人材がいない場合は、ただカミカゼをあてにするだけになるのでござります。
カミカゼは、吹くのか吹かないのか、知らないが、
少なくとも、吹くための環境を整えないと吹かないのでござりますよ。

このプアの資質は全人格にかかりますゆえ、
基地移設問題だけでは済まないのでござります。
困ったことでござります。
コメント
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