真性プアについて触れた。
繰り返すと、真性プアとは「オノレがプアであることを自覚していない者」をいう。
これを別の表現をすると、「悪人」に通ずる。
ここで悪人と言うは、腹黒い者や犯罪者を指すのではなく、
法然や親鸞のいう悪人でござります。
つまり、「善行を完遂できない身である事に気づいていない者」であり、
善悪の判断すらできないの者でござります。
「根源的な悪人」でござりますよ。
悪人と同じく、ヒトは、
オノレのココロが、アタマが、フトコロが貧しいということを自覚しなければなりませぬ。
その自覚が人の全ての出発点なのだが、
真性プアはそれが分かっていないのでござります。
どうしようもない存在なのでござります。
能天気ここに極まれリ、なのでござります。
こういう者が増えると、日本の、そして世界の未来はありませぬ。
いえいえ、逆にこういうニンゲンほど打たれ強く、しぶとく生きるんでしょうなあ。
何せ、本質が能天気なのでござりますからなあ。
むしろ、今の世はこういうニンゲンこそがあるべき姿なのかも知れませぬ。
しかし、これらのどうしようもない者でも、
親鸞はんは、『善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや』と言うてます。
良かったですなあ。
助かりましたなあ。
阿弥陀仏を信じ、「南無阿弥陀仏」と唱えれば救われるそうですぞ。
「お願いしますぞ、阿弥陀さま」と言うたらええんですと。
ワタシも浄土真宗に改宗しましょうかのう。
いや、改宗とは違いますぞ。
ワタシは無宗教だから、新規の入信でござります。
考えるのだが、
悪人が救われるのだから、
「南無プア大明神」と唱えれば、真性プアのみならず、プアは救われるのでありましょうかなあ。
どこかの経典にその種のことが書かれていたら、教えてくださいましな。
無ければ、ワタシが経典を書きましょうかのう。
しかし、と改めて考えてみると、
救われるのは、僧侶とか、神主とか、神父などの職業人だけかも。
これらの方々は、本来は求道者のハズだが、今では職業となり、
年末年始なんぞ、不況知らずのビジネスで大忙しのようでござりましたぞ。
役人と並ぶ、民が羨望する職業の一でござります。
もっとも、お寺では、檀家制度がなくなってからは、翳りが生じているようですがね。
しかし、依然としてこれも真性プアの職業&ニンゲンでござりましょう。
今日は、真性プアについて書いたが、
次は、最近はやっているプアのお話しをいたしましょう。
「願望プア」と、「腰砕けプア」と、「居直りプア」でござります。
(この項、続く。)
繰り返すと、真性プアとは「オノレがプアであることを自覚していない者」をいう。
これを別の表現をすると、「悪人」に通ずる。
ここで悪人と言うは、腹黒い者や犯罪者を指すのではなく、
法然や親鸞のいう悪人でござります。
つまり、「善行を完遂できない身である事に気づいていない者」であり、
善悪の判断すらできないの者でござります。
「根源的な悪人」でござりますよ。
悪人と同じく、ヒトは、
オノレのココロが、アタマが、フトコロが貧しいということを自覚しなければなりませぬ。
その自覚が人の全ての出発点なのだが、
真性プアはそれが分かっていないのでござります。
どうしようもない存在なのでござります。
能天気ここに極まれリ、なのでござります。
こういう者が増えると、日本の、そして世界の未来はありませぬ。
いえいえ、逆にこういうニンゲンほど打たれ強く、しぶとく生きるんでしょうなあ。
何せ、本質が能天気なのでござりますからなあ。
むしろ、今の世はこういうニンゲンこそがあるべき姿なのかも知れませぬ。
しかし、これらのどうしようもない者でも、
親鸞はんは、『善人なほもて往生をとぐ、いはんや悪人をや』と言うてます。
良かったですなあ。
助かりましたなあ。
阿弥陀仏を信じ、「南無阿弥陀仏」と唱えれば救われるそうですぞ。
「お願いしますぞ、阿弥陀さま」と言うたらええんですと。
ワタシも浄土真宗に改宗しましょうかのう。
いや、改宗とは違いますぞ。
ワタシは無宗教だから、新規の入信でござります。
考えるのだが、
悪人が救われるのだから、
「南無プア大明神」と唱えれば、真性プアのみならず、プアは救われるのでありましょうかなあ。
どこかの経典にその種のことが書かれていたら、教えてくださいましな。
無ければ、ワタシが経典を書きましょうかのう。
しかし、と改めて考えてみると、
救われるのは、僧侶とか、神主とか、神父などの職業人だけかも。
これらの方々は、本来は求道者のハズだが、今では職業となり、
年末年始なんぞ、不況知らずのビジネスで大忙しのようでござりましたぞ。
役人と並ぶ、民が羨望する職業の一でござります。
もっとも、お寺では、檀家制度がなくなってからは、翳りが生じているようですがね。
しかし、依然としてこれも真性プアの職業&ニンゲンでござりましょう。
今日は、真性プアについて書いたが、
次は、最近はやっているプアのお話しをいたしましょう。
「願望プア」と、「腰砕けプア」と、「居直りプア」でござります。
(この項、続く。)