陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

定年と年金

2011-01-18 08:59:50 | Weblog
今朝の新聞で知ったのだが、
韓国は定年が55歳で、年金支給開始は60歳だという。
定年が55歳とは、ある意味で羨ましいですなあ。
昔の日本と同じでござりますよ。
(OECDの資料では、韓国は60歳定年となっている。)

しかし、この55歳から60歳までのつなぎが大変なようで、
まともな仕事なんぞ無いそうですぞ。
そりゃあ、そうでござりましょう。
結局、定年後も長期に働くこととなり、
定年とは、組織の代謝をはかる仕組みなのでござります。
同時に、年金制度が十分ではないから、労働市場に留まるのでござります。
(注)OECDによると、韓国男性の実質引退年齢は71.2歳とのこと。なお、日本は、69.5歳。

若者の就職は、無経験が足かせになり、
年配者の就職は、その経験が壁になる。
世の中、なかなか難しいものでござります。
ハッピーリタイアメントは至難のワザでござります。

一方、今の中国はどうかとネットで検索すると、
男:60歳、女:50歳(幹部は55歳)のようで、
しかし、これからは法定の定年年齢をひきあげ、65歳にする方向のようですなあ。
もっとも、同国は、ルールはあっても無くても同じなんだけどね。

定年と年金支給開始年齢は、同じであるべきだが、
いずこの国も、難しいんでしょうかなあ。
いっそのこと、定年50歳、年金70歳からにしてはどうなんでしょうなあ。
その間は、世界ボランティア機構などというものを作り、全員がそこで働き、
それを勤めあげると、完全安心老後を保証するなどなど。。。
コメント
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