陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

社会保障と税の一体改革

2011-01-20 09:00:37 | Weblog
カン内閣は、「社会保障と税の一体改革」に本格的に取り組むそうな。
年金と消費税が焦点だが、
与謝野(薫)も意欲マンマンですなあ。
「6月までに案を提示」ですと。

意欲十分の与謝野氏にはお気の毒だが、
1)6月までカン内閣は存続しているのでありましょうや?
2)存続したとしても、口先だけのカン民主は、成案の後、実現までこぎつけられるのでありましょうや?
3)実現しても、ワレワレの負担が増えるばかりですぞ。プアな生活が待っていますぞ。
4)表裏一体のハズの「出るを制す」はどこへ行っているのでありましょう?

これらが大いに疑問でござります。
また、基礎年金部分については、
社保(積立)方式と(消費)税方式があげられているが、
●基本的な考え方が違う ⇒どこかのアホが言う「余り違わない」はゴマカシ。
●税方式は本当に実現可能と思うているのでありましょうや?

マ、それらの議論は良いとして、その議論の中に、もう一つの案(視点)を加えて欲しいですなあ。
それは、
■年金制度を廃止する■ でござります。

イ)年金制度があるから、人はそれに依存するのでござります
ロ)年金制度があるから、寄生虫たる役人が大勢必要になるのでござります

何で、ワレワレのなけなしのカネで寄生虫や吸血鬼まで飼わなくてはならないのでありましょう?
社保方式も税方式も、いずれの方式も管理する者が不可欠となり、
結局は、その負担が国民にのしかかるのでござります。
これこそ無駄というもの。
これを無駄と言わずして、何を無駄と言うのでありましょう?
今のような官僚体制下では、方式がどうであろうが同じこと。
寄生虫が太るだけでござります。
仮に、「改革」が実現できたとしても、暫くしたら、行き詰まりますぞ。
100年安心と言うた「改革」はいつのことでござりましたかな?
ついこの間ではござりませぬかや?

■では、老後の生活をどうするか?
ワタシの案を申しましょう。
それは。。。
徹底的に「出るを制す」と同時に、
⇒ 年金預金制度を新設し、各人が任意の積立をし、老後は運用益と共に取り崩すのでござります。
今の「納税準備預金」と同じイメージで、一定年齢まで引出せないようにし、
会社は、社員の依頼に基づき給与控除で、社員名義の指定口座に振り込むのでござりますよ。
老後は、ジブンで積立てた分で生活をすることを基本に置くのでござります。
積立て不足の場合は?
当然に、それはオノレに跳ね返ってくるのでござります。

但し、社会保障の一であるから、
単純にオノレの積立てだけではなく、保険(相互扶助)の要素を盛り込む必要があり、
それをどう設計するかは議論すれば宜しい。

この資本主義の世の中で、
オノレ以外の何かに一方的に依存することほど怖いことはござりませぬ。
まして、それが国なり、政府となると、極めてキケンでござります。
依存は、破綻という爆弾をかかえているのでござりますよ。
勿論、資本主義以外の選択も可能だろうが、現実の日本はそうではないから、
今を前提に考えるしかありませぬ。

いずれにせよ、
負担増のハナシをするばかりでなく、
「出るを制す」を何か一つでもやってみなはれ。
何もしない、できない中で、負担増のハナシをしても、
永田町の連中は、ジブンがやったことが何かを、その後の選挙で思い知ることでありましょう。
コメント
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