陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

トホホな国のお正月

2011-01-03 16:49:21 | Weblog
お正月でござりますよ。
今日で終わりですがね。
おめでたいことでござります。
本当のところは、何がめでたいのか知らないが、
アタマがおめでたいワタシにも正月が来たのだから、やはり、めでたいのでござりましょう。

今日は、(自転車に乗って)初詣に行って参りましたぞ。
いつも書くことだが、
神社仏閣ではござらぬから、正確には初詣ではないかも。

年末に職場で飲んで、残ったカップ酒をささげてきたのでござります。
いや、違う。
今日のために買ったカップ酒の一部を年末に飲んだのでござります。
そして、
ワタシのために、各位のために、国のために、祈ってまいりましたぞ。
「どうぞ、今年こそプアがプア足らしめられますように」と。
こんな祈願をする者なんぞ、いないでありましょうなあ。

新聞の論調は、
ワタシが読んだ範囲だが、プアなトーンばかりですなあ。
正に、トホホな社会、トホホな国になってしまいましたがな。
新聞だから、手を打てばまだ間に合うような記事になっているが、
すでにシュワルツシルトの半径を超えてしまったのでござりますがなあ。
これを超えると、もう、どうあがこうが、逃れられないのでござりますよ。
何から逃れられないのか?
勿論、「プア」からでござります。
観念するしかないのでござります。
プアはブラックホールと同じなのでござりますよ。

ニンゲン、諦めも肝要でござりますよ。
夢よもう一度は、正にユメに他ならないのでござります。
ワタシも、この数年、ジブンでジブンを納得させてきていますがな。
このトシになると、オノレの運命を受け入れるしかないではござりませぬか。
勿論、全てを諦めろと言うているのではござりませぬよ。
身の丈以上を望まず、オノレに見合った100%でヨシとする他なし、
と言うているのでござります。

そういう目で見ると、カンも、オザワも、民主党も往生際が悪いですなあ。
まだやれる、まだ支持が期待できると思うているのでござりましょうかなあ。
何だか、ミッドウェー海戦以降の大本営発表と同じでござりますなあ。
大局とは無関係の局地戦が、さも重大事のように話し、
しかし、それさえも達成できないのでござりますからなあ。

ワタシは、
オノレの能力&運命では勝てぬゆえ、無条件降伏だけは回避する戦に切り替えましたがな。
遅ればせながら、今年からは、日本も、同じようにした方が良いと思いますぞ。
特定分野に特化し、あとは捨てるのでござります。

年末にも書いたが、
今の若者では、とてもじゃあないが、無理でござりますよ。
まだまだ、な~んて言うてる間に、周回遅れになり、
見かけ上、先頭との差が数メートルと思うていると、実は10周遅れ+数メートルになってしまうのでござります。

ワタシは、9周遅れの人生で踏みとどまるよう、切り替えましたがな。
素晴らしい人生をおくっている各位から見ると、プアな人生にうつるだろうが、
まあ、仕方がござりませぬ。
しかし、10周遅れにだけはなりませぬよ。

と、今日はこのように祈ったのでござります。
トホホな国に住む一プアの正月でござりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする