陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

日本国債格下げ

2011-01-28 09:00:03 | Weblog
S&Pが、日本の長期国債を格下げしましたなあ。
「AA」から「AA-」ですと。
S&Pは、「政府が目的とする政策を実現しようとしても、国会議決につながる可能性が小さい」ことが理由だという。

誰もが似たようなことを考えているんですなあ。
ワタシは、「上の可能性は99%ない」と思っていますからなあ。

前回の格下げ(2002年4月)時には、
政府筋を中心に「異議あり」の声が多数あがったが、
今回は(知る限りでは)どこからも異議は出ませんなあ。
世の中、変われば変わるものでござります。

最悪なのは、カン氏のコメントでござりますなあ。
「初めて聞いた。本会議から出てきたばかり。そういうことには疎いので、改めてにしてください」
え? 何ということを言うのでござりましょう!

1)本会議中にメモが入っていない、その甘い態勢が露呈したこと
2)「疎い」とは、余りにも軽率すぎる、非常識な、最悪の言葉を発したこと

情報の細部を把握していないから、と言いたかったのかも知れないが、
日本の首相は「格付けに疎い」ため、
日本は何もしない、できないアホな国 の印象を(他国にも)与えてしまったではありませぬ
あゝ~!
カン個人ならば、疎くても構わないが、一国の首相でござりますよ。
言葉に不注意な者は、責任ある立場にいてはならないのでござります。
格下げの理由が「正しい」ことをジブンで裏付け、証明してしまったではござりませぬか。
あゝ、情けないことでござります。
こういう、真の覚悟の無さを、人は見透かすのでござります。
日本の今後は、危ういどころのハナシではござりませぬなあ。

ところで、今回「AA-」となったが(S&P)、
3年後はどうでありましょう?
その予測をP&P(注)に聞いてみましたぞ。
(このブログを何度か読まれた方はお分かりでござろうが、)
回答は、「P」でござりました。

ご参考に申し添えますとな、
P&Pが格付けするワタシ及びワタシの家計の格付けは、
「PPP」なのでござります。
「PPP」とは何を意味するのか?
アタマと、ココロと、フトコロが、
いずれも「プア」「プア」「プア」でござります。

ワタシは、日本の20年先を走っているのでござります。
何事も、他人さまに遅れをとり、何周もの周回遅れのワタシは、
この点だけは先陣をきっているのでござりますよ。
あまり自慢できることではござりませぬがね。

(注)P&P(Poor & Poors):ワタシが好き勝手に放言する格付け
コメント
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