陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

原発さえなければ。。。

2011-06-14 08:40:13 | Weblog
「原発さえなければ」と書き置きを残し、首をつった人がいるという。
福島県相馬市の酪農業50代男性。
う~む。
これからその種の人が更に出るかも知れぬが、それはいけませぬぞ。
何故か?
東電を(内心)喜ばせるだけでござりますからなあ。
補償対象者が減ったと。。。
死んでも死んではなりませぬ。
うっ、上は何だか変な表現になりましたなあ。
それはともかく、死んだら加害者の徹底糾弾ができなくなりますがな。
意地でも生きなければなりませぬ。
怨念で生きるのでござりますよ。  
ワタシのように、諦念で生きてもアカンのでござります。

▼新聞によると、
将来的に「脱原発」賛成が74%だという。
ほう、ほう。
思った以上に高いですなあ。
そりゃあ、そうであった方が良いに決まっていますからなあ。
しかし、立派なご意見でござります。
電力不足や高い電気料金を受忍する覚悟でござりましょうからなあ。
まさか、その覚悟なしに、賛成しているワケではござりますまい。

この問いの「将来的に」がミソなのでござりますぢゃ。
3年後と考えるお人もいれば、100年後と考えるお人もいるでしょうからなあ。
そう考えると、「将来的に」が入った質問に、賛成が74%とは低いともいえますなあ。

しかし、この種の「意識」調査と実際の行動を同列に考えてはなりませぬよ
人間、「知行不合一」の存在でござりますからね。
あ、失礼。
ワタシを基準に考えてはいかんのでござった。
オノレがそうだから、つい他人も同じかと思うてしまいましたがな。
ワタシは家人によく言われるのでござる。
世の中、(ワタシのような)ココロがプアな人間ばかりではない、と。
それがホントウかどうか知らないが、家人が言うのだから、そうなのでござりましょう。
しかし、そのとおりならば、もう少し良い社会になっていると思うのですがなあ。
コメント
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