陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

玄海毒入り饅頭

2011-06-30 08:53:22 | Weblog
佐賀県知事が、玄海原発再稼働を容認する方向らしいですなぁ。
このお方は、原発饅頭が忘れられないそうですぞ。
一度食すと忘れられないほどの味なのでござりましょう。
安全な原発なんぞあるワケがないことが証明されてしまい、
その被害で苦しみ始めた者がいるにもかかわらず、
なおも食べたいと思うのだから、余程の美味なのでござりましょう。
しかも、すぐに被害が出るワケではありませぬからなぁ。

マ、その気持ちも分からないではありませぬ。
ワタシなんぞも、目先の餌に惑わされ続けた人生でござったから、
今もって、餌が目の前に出されると、つい手を出してしまうのでござります。
そして、後で後悔するのでござります。

そういう小人の生き方をするくらいならば、
いっそのこと、毎度の食事を原発饅頭にする気概で原発まみれになる、
そういう思い切った生き方をする方が良いのかも知れませぬ。
佐賀県知事は、そういう度胸をお持ちの方なのでござりましょう。

玄海原発再稼働の際は、これまでとは違う、新たな地元特産土産品が登場するそうですぞ。
名づけて「玄海毒入り饅頭」の開発が進められているそうでござりますよ。
県知事の肝いりで饅頭開発の予算をつけ、
その予算は国がいくらでも出すそうだから、さぞかし美味い饅頭ができるでありましょう。

いえいえ、毒というても、薬事法上の毒薬や毒物ではのうて、
ほれ、金粉をまぶした和菓子のように、
玄海特性のさまざまな放射性物質がまぶしてあって、
これが饅頭の「あんこ」と調和し、
何ともいえぬオツな味になるそうでござりますよ。
この味のシンフォニーが国中の話題になって、玄海原発観光客がわんさと押し寄せるであろう、
という計画なのでござります。
原発で潤うことに加え、観光客を引き寄せる手をも考えているとは、
さすがに県知事ですなあ。
そこまで見通しておられるとはねぇ。。

海江田は、佐賀県知事をうまくたらしこみましたなあ。
民主党得意の一本釣りに、
どんな餌をつけたのでござりましょう?
そして、餌につられた魚は、つられたとき、何を考えているでありましょうなぁ?
まな板にのせられたとき、何を考えるでありましょうなぁ?
コメント
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