決然と生きる

決然と生きる、
おゝ、素晴らしいことですなあ。

ワタシなんぞも、一生と言わず、
一日、いや一時間、いえいえ一分でもそういう生き方をしてみたいものでござります。

それを座右の銘にしている方がおられるとは、
そして、そういうお方がこの国の総理であられるとは、
恐れ多くて、有り難くて、ワタシは涙がこぼれそうでござります。
この日本には、まだ一筋の蜘蛛の糸ほどの希望があるのでござります。
一本の糸とバカにしてはなりませぬ。
極楽から一本の蜘蛛の糸がおりてきて、それをつたって登れば、地獄から脱出できるんですぞ。
銘とされているお方は、さだめし（現代の）お釈迦さんに相違ござりませぬ。
有り難いことでござります。
南無カン世音菩薩。。。。

ワタシのように、アタマとココロとフトコロがプアな者には、
猫に小判、豚に真珠で、救いにならんワケだが、
プアでない人にとっては救いとなる、
ありがた～いお言葉でござります。
それを銘にしておられる、そういうお方は、崇め奉らねばなりませぬ。

岡田氏や。
花道論が功を奏していないと聞くが、ワタシが別の案をさずけてさしあげましょうかの。
それは－
早期に退陣したら、皆で崇め奉るものを作るとお約束するのでござりますぢゃ。
つまり、巨大な「カン音菩薩」を建立するのでござります。
場所は、
そうですのう、
やはり福島原発の辺りが最適でござりましょうかのう。
今日の協議で話してごらんなさいな。
効果テキメンかもよ。　　

しかし、
よくよく考えると、「何を」決然とするのか、それが問題でありましょう。
思いつきで「決然」し、周囲を混乱させ、人の希望を萎えさせ、
マワリから総スカンをくらう、そういう「決然」は如何なものでござりましょう。
組織の中で決然と生きるには、オノレの信念を周囲に伝えることが同時に必要なのでござります。
ただ単に「決然と」だけでは、必要十分な条件は満たさないのでござります。
それは、単なる独りよがりでござります。