陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

地溝油

2011-12-12 08:55:02 | Weblog
このところ、お月さんがきれいですなぁ。
10日の夜に皆既月食を見たが、あんなもんでしたかなぁ。
少し暗くなるくらいで、あれ? と思いましたがな。
少しばかり期待はずれでござりました。
しかし、次の皆既月食を見ることができるかどうか分からんので、まあよしとしましょう。

期待はずれは人間界も同じ、いやそれ以上で、むしろ「常に」と言うた方がええんですかなぁ。
目下というか、数年来、期待はずれの最たるものは民主党でござりましょう。
期待はずれどころか、それ以下ですからなぁ。

いえいえ、そんなことを言うてはなりませぬ。
「適任」の大臣がたが揃うて、その職責を全うしようと頑張ってるんですからね。
頑張っても、その志操が歪んでいると、やっぱり全部が歪むんではないかと心配になるのだが、
どうも、当人たちは歪んでいるとは思うておらんようで、
「めくら蛇におじず」というめくらとは、ココロのめくらを指すんでしょうなぁ。
ワタシなんぞ、10年ほど前から、近くも遠くもよう見えんようになっているのだが、
トシのせいだけではないのかも。
ココロのプアがトシをとると、な~んにも見えんようになるんでしょうかなぁ。
困ったものでござります。

▼昨日の朝日新聞で、中国の「地溝油(どぶ油)」を報じておったが、
おや? と思いましたなぁ。
朝日がこの問題を取りあげるとは。。。

ホテルやレストランの排水溝のゴミ(捨てられた調理油や残飯の肉などから出る油分)を回収し、不純物を取り除いて販売する-
この商売は随分前から話題になっていて、中国国内では誰もが知る周知のことで、
何をいまさら、という印象の記事でござりました。
噂だけでは記事にできぬ、ということかも知れぬが、
知られすぎた話しなんですがなぁ。

あゝ、そうか!
誰もが知っておることは記事にならんのですな?
それで、半分納得。
今回は、よほど記事のネタがなかったのでござりましょう。

もう一つ、テレビでこ供(子供)の誘拐&人身売買を報じていましたなぁ。
勿論、中国でのお話しでござります。
公安が、人身売買を行っていた犯罪グループの拠点に乗り込み、608人を逮捕したという報。
この人身売買も昔からあることだが、あの公安が動くということは、放置(?)できんほどの状態になっているんでしょうかなぁ。
「あの」公安というのは、賄賂を渡しておけば何でも見逃す、手心を加えるという、あの公安でござります。

このブログを読んで、中国はびどい、日本はまだマシと思うたらいけませぬよ。
社会が違うため、別の社会から見るとひどいように写るだけでござります。
日本でも昔から、「役人の子はにぎにぎをよく覚え」と言いますがな。
えっ?
今は違う?
そうですかなぁ。
形を変え、巧妙になっているだけではありませぬかや?
原発事故問題でも、その一端が出ておるではござりませぬか!
こ供(子供)の算数で、「みかん2個とみかん3個があります。ぜんぶで何個でしょう?」
これが分かるようになった子に、
「りんご3個とみかん2個があります。ぜんぶで何個でしょう?」
と訊くと、分からん子ぉがおりますなぁ。
ニンゲン、表面だけで判断するのはキケンでござりますよ。

とはいえ、実は、ワタシも時々分からんようになるのだが、
そんなときは、一晩寝ると宜しいようで。  
コメント
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