陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

素晴らしい年頭所感

2012-01-05 09:01:49 | Weblog
昨夜の報道では、街の声を拾うていましたなぁ。
年の初めの抱負でござります。
局の編集で、それらしき声だけを集めているんだろうが、
それにしても、皆さん希望に満ちていますなぁ。
特に、被災地の皆さんは元気ですなぁ。
感心させられまする。
かくあらねばなりませぬ。

街の声だけではござりませぬよ。
ノダ大総理が年頭会見で言うたそうですぞ。
「ネバー、ネバー、ネバー、ネバーギブアップ」
「大義があることを諦めないで、しっかり伝えれば局面は変わると確信している」

おゝ、なかなか頼もしい大総理でござります。
年頭から意欲マンマンですぞ。
やるべきことの順序を間違うても、やることはやる、というんですからなぁ。
そうや、その調子!
「なせば成る、なさねばならぬ何事も」でござる!
ボタンを掛け間違うても、服を着たことには違いないのでござりますよ。
一つだけでなく、複数のボタンを掛け間違うても構わんのでござります。
そやけど、着たシャツは歪になって、結局は全部やり直さなあかんようになるんやけどね。 

ほう、他にも同じようなことを言うてますぞ。
都知事のイシハラ何某なんぞ典型的ですなぁ。
「私たちは非常に大きな歴史のうねりにさしかかっている」
ふ~む。
年頭の挨拶では、誰もがそういうことを言うんですがね。
そう言うとけば、間違いないですからなぁ。
大きな歴史のうねり、
うむ、確かに転換点、ターニングポイントはあると思いますぞ。
しかし、それは去年2011年でござりました。
もう過ぎてしまいましたがな。イシハラさんよ。
負け戦は、大失敗は、もはや取り返せんのでござります。
敗戦処理をどううまくやるか、それだけでござりますよ。
その敗戦処理もキチンとやれんようでは、どうしようもないですなぁ。
ワタシの人生と同じになってしまいますぞ。  

▼文部科学省の調べでは、
高校を中退した後に入り直す人が、2010年度は前年度に比べて13%増えたそうですぞ。
文科省曰く、高校無償化の「政策の効果」なんですと!
う~む、素晴らしいことでござります。
やはり、民主党と文科省の政策のおかげでござりますなぁ。
では、ワタシがもっと成果を出す方法をお教えしましょうかの。
高校に在学する者に、月10万円を支給するのでござります。
何なら20万円でも宜しいですぞ。
中退者の復学だけでなく、年配者を含め、高校がマンパイになりますゾ。
ワタシも高校に入りますかなぁ。 

▼コダックの株価が1ドル割れを続けておるそうな。
1月3日のの終値は0.65ドル。
上場廃止どころか、経営破綻寸前なんですと!
あのコダックがねぁ。
ニンゲンだけでなく、栄枯盛衰は不変の真理ですなぁ。  
コメント
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