陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

新年金制度の財源試算公表せず

2012-01-27 09:01:00 | Weblog
政府は、民主党が掲げる新年金制度に必要な財源の試算などの全体像を野党側に提示しない方針を固めたそうな。
自公は、消費増税法案を国会で審議する前提として、試算の公表を要求しているが、
何で公表せんのですかなぁ?

民主党の新年金案は、年金制度の完全一元化と最低保障年金の創設だが、
確かに、実施した場合の試算がないとハナシになりませんがな。
そんなことは分かっておって公表せんということは、
公表できるシロモノではないということですな。

どうも、消費増税をして、受け取る年金額が減る場合もあるので、反発を招くからということらしいが、
しかし、最低保障年金を導入すると、今の基礎年金制度を続ける場合に比べて、2075年度で最大25兆円あまりの追加財源が必要になり、消費税10%への引き上げとは別に、新たに7%分の増税が必要になる。
加えて、今の給付額よりも減る受給者が出る、と報道されている。

そこまで報道されていながら、何故に公表しないのか、不思議ですなぁ。
また、自公は、消費増税法案の審議の前提と言うており、
民主党も、一時は公表すると言うていたのにねぇ。

オノレがやりたい増税法案の協議・審議を他人に求めるだけで、
オノレがやらなあかんことは何もせんという、
なかなか見事な立ち振る舞いでござります。
民主党の、そしてノダのホンシツがここにも出ていますなぁ。
早速、ワタシも民主党を、そしてノダ大先生を見倣うことといたしましょうぞ! 
センセイの言うこと、為すことは、その一挙手一投足が(アタマとココロの)プアのお手本でござりますからなぁ。
コメント
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