50年後の日本

会社に行かなくなり、仕事は自宅でする様になって１カ月、
感じることがいろいろござりましてな。
その一つは、老人が多いことでござります。
駅の周辺の商店街や散歩道などはそうなのでござります。
都心とは全然違いますなぁ。

昨日、社会保障・人口問題研究所が発表した将来推計人口－
50年後には人口が３割減で8,674万人（2060年）なんだそうな。
人口の減少自体は、20年前から言われていることであるが、
驚くべきは、このときの平均寿命でござります。
男 84.19歳、女 90.93歳なんですと！
とりわけ、女が90歳を超えるとは、すごいですなぁ。
健康ならば良いのだが、トシをとるとあちこち具合が悪くなるのは仕方がないことだし、
身体の具合が悪い者だらけになりますなぁ。

また、未婚率の増加も驚きでござります。
1960年生まれの世代の生涯未婚率は 9.4％だが、
1995年生まれの世代は 20.1％だそうで、
いやはや、独居老人だらけでござりますよ。

結果、2060年の人口構成は、
　65歳以上が４割、
　15～64歳が５割、
　14歳以下が１割
なんだそうで、正に超高齢社会ですなぁ。
いやはや、爺さん、婆さんだらけでござりますよ。

困ったことでござりますなぁ。
どうしたものでござりましょうや？

いえ、人口の減少が困った、というワケではござりませぬ。
減少することが分かっておるのに、有効な手立てを講じない、何もできない政府・行政のアホぶりが困ったことなのでござります。
少子化担当大臣な～んて者がおるらしいが、何をやっておるんですかなぁ。
形だけ、やりますぞ、やっておるぞとのポーズですかなぁ？
いや違いますなぁ。
問題意識はあるのだが、何をやったらええのか分からずに右往左往しておるだけでござります。
結果として、何もできない、しない大臣と役人に、ワレワレは税金で給料を支払うているのでござります。
あゝ、困ったことでござります。