12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
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脳と記憶

2008年12月10日 07時19分19秒 | Weblog
(これはかなり以前の原稿で、現在は全ての教室を欠席中である)

ここ数年は、いろいろな教室で女性と共に学ぶことが多く、自然と女性と自分を比較する機会が多くなった。言い換えると、男性と女性の違いを感じる機会が多くなったのである。

先日ある民放TVで「女性の感情的な記憶は大脳皮質に蓄えられ、男性の感情的な記憶は海馬の近くの小脳に蓄えられる」と説明していた。

大脳の記憶は、大量且つ長時間の記憶が可能なのに対して、小脳での記憶は容量が少なく短時間しか保持できないというのである。

言われてみると、嬉しかったこと、辛かったこと、悲しかったことなどの感情の記憶に関係することは、小生の場合一段と少ないのである。

もともと記憶力が弱い為であろうと思っていたのだが、男女の体の本質的な構造にも差があるのだと教えられ驚いたのである。

しかし、記憶が無くなる事は、いたって便利なのである。
嬉しかったことを失うのは損なのかも知れないが、辛かった事や悲しかった事を忘れられるのは大変な得ではないかと思っている。

言わば、記憶における麻酔効果があるともいえるのである、これからも、都合の悪いことは、どんどん忘れたいものである。

ひょっとすると、「君の名は」の名せりふ「忘却とは忘れ去ることなり」と書いた作者も同じ考えだったのかもしれない。