12345・・・無限大  一粒の砂

「一粒の砂」の、たわごと。
無責任結構・ 中途半端・ちゃらんぽらん・ 出たとこ勝負、で参りましょう!

竜馬の魅力

2010年01月05日 07時13分42秒 | Weblog

 先日、NHKで竜馬の魅力・偉大さを、茂木先生が脳科学の観点から分析し説明されていた。

1.常識にとらわれず自分の流儀で生きた。
それは、「メタ認識(自分や周囲の状況を客観的に認識すること)」が発達していたから、当時の大人物たちから「偉人」と称された彼の先進的な思想に思い至ったという。

2.竜馬は他人を説得する特別な能力、言い換えれば、人を動かす特別な能力があった。
竜馬が相手の「ミラーニューロン」に強く働きかけ多くの共感を得るることが出来たのは、裸になって自分をさらすという特質によるものだった解説された。

メタ認識についてはなんとなく判るのだが、どうもよく判らないミラーニューロンについてインターネットで調べてみた。

 ミラーニューロンとは、人間同士のコミニュケーションとは何か、人間社会とは何か、そして人間とは何か、といった根源的な問題について、「謎解き」をしているというのである。

例えば、夫婦などが長年一緒に暮らしていると顔かたちが似てくるが、これは、夫婦同士がお互いにミラーニューロンのレベルで模倣(脳内模倣)し合っているからだという。

この脳内模倣に続いて、大脳辺縁系の感情中枢に信号を送って、「共感」が生まれる。

 このことは、日常お付き合いする方を厳選しておく必要があることかと思ったのである。

ミラーニューロンの補足;
「赤ん坊が親と模倣し合う相互作用によって形成される」という仮説を紹介する。

赤ん坊が笑えば、それに応えて親が笑う行動を繰り返すことで、赤ん坊の脳の中に親の笑顔を映し出すミラーニューロンが生まれる。

親という最も身近な人間との相互作用から始めて、さまざまな他人と接してミラーニューロンによる模倣をし合うことによって、「共感」をベースとした集団の伝統や道徳を生み、文化を形成していく、と考える。

しかし、ミラーニューロンの難しさは、そうした「共感」をベースにした道徳の基盤になっている一方で、人間社会に蔓延する暴力や薬物中毒の「基盤」にもなっている負の側面も持っ点である。