有難いことにXPマシンが完全復調の兆しを見せている。不安定な時期には廃棄することを考え、どうにか稼動するときには、残してもせいぜい予備機や実験用マシンとして使用し第一線から退けるつもりでいたが、最近になって大変安定した動作を暫く続けている。
ただどうしてもスピードがいまいちである。だめもとでXP高速化を試みることにした。インターネットで「XP高速化」と入力すると沢山対策を教えてくれるサイトが出てくる。その内から、幾つか自分の身の丈に合いそうな方法を紹介してくれるものを選び、一つ一つ実行してみた。
先日のインターネットの接続スピードの高速化もその一つであるが、今回はパソコン本来の高速化を試みた。驚いたことに実に効果的なのであった。
基本的には、自分の身の丈がレジストリを触るほどのレベルにないので、これに係わりのあるものは除いた。また、CCleanerというフリーソフトによる高速化処理(ごみ削除)以外にはフリーソフトによる高速化対策は実施していない。(フリーソフトによる方法はもう少し勉強して、後日試みる予定)
どんなことを行いその効果がどのようであったかはパソコン自身の性能に起因する面が大きいだろうと思い詳述はしない。それほど面倒なものはない、各自で試してみてその効果を実感してもらいたい。
特に、XPマシンを予備的に使用している方々には万一の被害が起きても大したことはないだろう、こつこつと慎重に高速化処理を試してみることは大きな意味があると思う。(現状回復できるように、万一に備えて復元点だけこさえておけばよいと思う)
マイクロソフトのサポートは、Vistaが2012年4月まで、 Win.7は2015年1月までであるが、なんとXPは2014年4月までサポートされる。Vistaより2年長く、Win.7より1年短いだけである。2009年現在XPは全世界で最も多くのユーザーがいるといわれていることが、サポート期間が長くなった要因なのであろう。
画像編集や動画編集以外の一般的な用途では非力なXPマシンでも遜色なく使用可能である。
XP マシンよ末長く動いてくれ!である。