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思い出す母の教え。

2008-07-03 22:29:22 | 家族
今年も大震災関連NPOが行っているはるかのひまわりの種を
ずいぶんとあちらこちらに送らせてもらった。

郵送料はいりませんと毎年伝えてあるのでもらうつもりもないし
過去三年間、もらったこともなかったが

今年に限って三人の方から先日、相次いで切手が送られてきた。
そのお一人の方から忘れていた母の教えを思い出さしてもらって。

手紙入りの封筒の中に60円の花の記念切手が12枚入っていて
そこに3枚の手紙とは別にこんなメモが書いてあった。



「いつかまた誰かの為にお使いいただけると幸いです」

そういえば、母がよく言っていた。

「手紙をもらって返事を書くときは、必ず切手を入れておきなさい。
その人が次に誰かに手紙を出すときにつかってもらえるから・・・」

学生時代、下宿先に送ってくる母の手紙には
いつも、何枚かの切手が入っていた。

確かに、いつの頃だったか正確には覚えていないが
その通りにやっきた時代があったことだけは記憶している。
ただ、母の教えを子どもに教えることはしてこなかった。

インターネットで種を希望してこられたので会ったことのない方だが
手紙によると小学生の子供さんの母親とのことだから
きっと子供さんにも教えていることだろう・・・。

もう一人は、最近発売されたばかりの記念切手のシートが
入っていた・・・同じ切手がはってあっても記念切手は
相手の気持ちがなんとなく伝わってくる、ぜひ、大事に使わせてもらおう。
それぞ使った切手は80円切手なのに、かえって申し訳ない気持ちだ。



いまは、どこにでも電話やメールひとつで資料の請求や郵便物の
お願いができるので切手を貼るという行為そのものが少なくなったが
なにかの時に切手が手元にあると助かることが多い。

資料の請求とか仕事上のことはお互いさまと了解しても
個人的にお願いしたものには、それが当然なのだが
そこまで配慮する人は少ないからこそ・・・自分もその一人
こうして、心づかいのできる人に接するとさわやかな気持ちになる。

これから、個人的にお願いしたことには
手書きの切手入りお礼状が出せるように心がけよう。

何十年振りかに母の教えを思い出す手紙をもらったSさんに
お礼申し上げたい。


*これを読まれた方で、「切手を返さねば・・・」と思われる方がいたら
そのご心配はまったく不要です。そんなつもりで書いたのではありません。
こんな素敵な方をご紹介したくなっただけのことですから。