関西の五大私鉄が共同で主催しているリレーウォークの例
会に行ってきた。今月は阪神電鉄が担当、行先は神戸市の
歴史と景勝の須磨一帯。
3日前に10年も女性だけでウォーキング&ハイキングを行っ
ているグループから誘いがあったからだが、予定している真
夏の東海道五十三次・箱根越えの暑さの中の上り下り対策
に山歩きがあるこのコースは歩いておこうと思った。
大阪梅田から阪神電車で、スタートの神戸板宿駅へ
スタートの公園にはすでに大勢の参加者が訪れていたが
われわれは遅めの10時20分に出発した。
好天気、暑さを感じながら大勢の参加者の中を須磨海浜
公園を旧和田岬灯台まで行き、そこから須磨の町を右に
左に進みながら須磨植物園へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/bb/ff4031cc4ca9fece08deeee59ac718a7.jpg)
神戸は海と山の町だからコースは海か山を向かいながら
進んで行く、街路には紫陽花をはじめいろいろな花が精
いっぱいの歓迎をしてくれているので足は自然とすすむ。
あっ、ひまわり!はるかちゃんかな?
11時20分、須磨植物園に到着、少し早かったが見ごろ
の紫陽花に囲まれたベンチで弁当を広げた。
このグループに呼んでもらうと必ず手作りの弁当を用意
してくれるので何が出てくるかはお楽しみ、おやつにデ
ザート、食べきれないお供えはリュックの中へ
厚遇がありがたくおいしくいただいた。それが目的で参
加している?まさかこんなじいさんに用心棒代ではある
まい。守ってもらうのはこっちや!↓ほれ、たのもしい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/65/99b9c1a4912f2c183bccfd702547f869.jpg)
須磨植物園はあじさいがきれいに咲きそろい、園内の花
めぐりをして、隣の神戸市立須磨離宮公園へ移動。
離宮公園に来るのは三度目、この公園は緑と花が咲き乱
れ周囲にまったく余計な景色がなくて、ただみえるのは
眼前に広がる大阪湾のながめだけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/92/e5c4e427296ea2036d2924ea896a02b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/eb/930f5389562deb05c328a36fe41441f2.jpg)
離宮公園から離宮通りを下り西国街道を右へすすむ。
途中、菅の井の前を通る、菅の井のいわれは・・・
菅原道真が大宰府へ流される途中、風雨を避けて須磨に上
陸したところ、地元の人が円座で道真公を迎え、休んでい
ただき、水を差し上げたという、その水をおいしいと言わ
れたことから菅の井というようになったという、菅公手植
の松の根が保存されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/6a/b7cba85cc3e7c1f3a7dddb46a6d7b749.jpg)
山陽電鉄須磨寺を渡ったところ、駅舎の横に平重衝とらわ
れの松の碑が目についた。
大勢のウォーカーはまったく気付かずにどんどんすすむが
二度と来ることはないかもしれないと思うと仲間の女性群
には遅れて申し訳ないがまたストップ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/9f/7784cb26f7da2cec5405251634f4d6df.jpg)
寿永3年(1184)2月7日、源平合戦のとき、副大将の平
重衡は須磨まで逃れてきたが源氏の捕虜になり土地の人が
哀れに思い名物の濁酒をすすめたところ重衝はたいそう喜
んで
「ささほろや波ここもとを打ちすぎて
須磨でのむこそ 濁酒なれ」
の一首を詠んだという、のちに鎌倉へ送られて処刑された
と節明書きがある。
これから訪ねる須磨寺、六甲山麓の一の谷、ゴールの須磨浦
公園一帯は、平家一族の悲しい足跡を示すものがたくさん残
っている。
次は須磨寺、須磨寺は源平合戦ゆかりの寺でここには多くの
ゆかりの碑やモニュメント、資料館もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/84/bda6d9422aabc1fe6b59f1b6dcae9f63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e6/dfdbcabc12f9b89eeabb170fd1bb4f60.jpg)
平敦盛の首塚・・・一の谷の戦いで、熊谷直実に討たれ戦死した
平敦盛の菩堤を弔う為に建立されたもの、胴体は須磨浦公園にあ
る敦盛塚に祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f2/979a4fd7c3589c47e24eedcbf03c4bc6.jpg)
後半は六甲縦走のコースにもなっている須磨アルプスを歩いた
上り下りの続く山道を鉄拐山から旗振山を歩き終えると須磨浦
山上遊園地へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/67/24ff07667bdb22eb7117edfb62b6aac0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/7b/7512d56eec489de5baa4b72dd5932e66.jpg)
リーダーが缶ビールを買ってくれたが、ウォーキングの途中で
アルコール類は一切飲まないのが自分のルール、倶楽部でもル
ールにしている、が返却するわけにもいかず、みんなで少しず
つ飲んだ。
健康上にも安全上にもウォーク中の飲酒歩行はするべからず。
楽しみにしていた山上遊園から眼下に広がる大阪湾と淡路島の
絶景はあいにくかすんでいて見ることができなかったのが残念。
ただ、紫陽花が山上一帯に咲き乱れていて目を楽しませてくれ
た。
ここからゴールの須磨浦公園を目指して一気に下って行く
海が目の前に広がる・与謝蕪村の句、ここで詠んだのか?
「春の海 終日 のたりのたりかな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/93/169dc1b0279393928f71146b3b38e25b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/1d/11c594992da8f6894963be36014dff0b.jpg)
無事にゴール。ワールドマーチのシューズが当たる抽選にメン
バーの一人が一番違いで残念!
今日の参加者が3000人あまりだったと聞いて驚いた
口達者のおばさん達の口撃と闘いながら楽しく歩くことができ
た、が、疲れた! 次回からガムテープを持って行く!
会に行ってきた。今月は阪神電鉄が担当、行先は神戸市の
歴史と景勝の須磨一帯。
3日前に10年も女性だけでウォーキング&ハイキングを行っ
ているグループから誘いがあったからだが、予定している真
夏の東海道五十三次・箱根越えの暑さの中の上り下り対策
に山歩きがあるこのコースは歩いておこうと思った。
大阪梅田から阪神電車で、スタートの神戸板宿駅へ
スタートの公園にはすでに大勢の参加者が訪れていたが
われわれは遅めの10時20分に出発した。
好天気、暑さを感じながら大勢の参加者の中を須磨海浜
公園を旧和田岬灯台まで行き、そこから須磨の町を右に
左に進みながら須磨植物園へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/bb/ff4031cc4ca9fece08deeee59ac718a7.jpg)
神戸は海と山の町だからコースは海か山を向かいながら
進んで行く、街路には紫陽花をはじめいろいろな花が精
いっぱいの歓迎をしてくれているので足は自然とすすむ。
あっ、ひまわり!はるかちゃんかな?
11時20分、須磨植物園に到着、少し早かったが見ごろ
の紫陽花に囲まれたベンチで弁当を広げた。
このグループに呼んでもらうと必ず手作りの弁当を用意
してくれるので何が出てくるかはお楽しみ、おやつにデ
ザート、食べきれないお供えはリュックの中へ
厚遇がありがたくおいしくいただいた。それが目的で参
加している?まさかこんなじいさんに用心棒代ではある
まい。守ってもらうのはこっちや!↓ほれ、たのもしい!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/65/99b9c1a4912f2c183bccfd702547f869.jpg)
須磨植物園はあじさいがきれいに咲きそろい、園内の花
めぐりをして、隣の神戸市立須磨離宮公園へ移動。
離宮公園に来るのは三度目、この公園は緑と花が咲き乱
れ周囲にまったく余計な景色がなくて、ただみえるのは
眼前に広がる大阪湾のながめだけ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/92/e5c4e427296ea2036d2924ea896a02b9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/eb/930f5389562deb05c328a36fe41441f2.jpg)
離宮公園から離宮通りを下り西国街道を右へすすむ。
途中、菅の井の前を通る、菅の井のいわれは・・・
菅原道真が大宰府へ流される途中、風雨を避けて須磨に上
陸したところ、地元の人が円座で道真公を迎え、休んでい
ただき、水を差し上げたという、その水をおいしいと言わ
れたことから菅の井というようになったという、菅公手植
の松の根が保存されている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/6a/b7cba85cc3e7c1f3a7dddb46a6d7b749.jpg)
山陽電鉄須磨寺を渡ったところ、駅舎の横に平重衝とらわ
れの松の碑が目についた。
大勢のウォーカーはまったく気付かずにどんどんすすむが
二度と来ることはないかもしれないと思うと仲間の女性群
には遅れて申し訳ないがまたストップ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/9f/7784cb26f7da2cec5405251634f4d6df.jpg)
寿永3年(1184)2月7日、源平合戦のとき、副大将の平
重衡は須磨まで逃れてきたが源氏の捕虜になり土地の人が
哀れに思い名物の濁酒をすすめたところ重衝はたいそう喜
んで
「ささほろや波ここもとを打ちすぎて
須磨でのむこそ 濁酒なれ」
の一首を詠んだという、のちに鎌倉へ送られて処刑された
と節明書きがある。
これから訪ねる須磨寺、六甲山麓の一の谷、ゴールの須磨浦
公園一帯は、平家一族の悲しい足跡を示すものがたくさん残
っている。
次は須磨寺、須磨寺は源平合戦ゆかりの寺でここには多くの
ゆかりの碑やモニュメント、資料館もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/84/bda6d9422aabc1fe6b59f1b6dcae9f63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e6/dfdbcabc12f9b89eeabb170fd1bb4f60.jpg)
平敦盛の首塚・・・一の谷の戦いで、熊谷直実に討たれ戦死した
平敦盛の菩堤を弔う為に建立されたもの、胴体は須磨浦公園にあ
る敦盛塚に祀られている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f2/979a4fd7c3589c47e24eedcbf03c4bc6.jpg)
後半は六甲縦走のコースにもなっている須磨アルプスを歩いた
上り下りの続く山道を鉄拐山から旗振山を歩き終えると須磨浦
山上遊園地へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/67/24ff07667bdb22eb7117edfb62b6aac0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/7b/7512d56eec489de5baa4b72dd5932e66.jpg)
リーダーが缶ビールを買ってくれたが、ウォーキングの途中で
アルコール類は一切飲まないのが自分のルール、倶楽部でもル
ールにしている、が返却するわけにもいかず、みんなで少しず
つ飲んだ。
健康上にも安全上にもウォーク中の飲酒歩行はするべからず。
楽しみにしていた山上遊園から眼下に広がる大阪湾と淡路島の
絶景はあいにくかすんでいて見ることができなかったのが残念。
ただ、紫陽花が山上一帯に咲き乱れていて目を楽しませてくれ
た。
ここからゴールの須磨浦公園を目指して一気に下って行く
海が目の前に広がる・与謝蕪村の句、ここで詠んだのか?
「春の海 終日 のたりのたりかな」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/93/169dc1b0279393928f71146b3b38e25b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/1d/11c594992da8f6894963be36014dff0b.jpg)
無事にゴール。ワールドマーチのシューズが当たる抽選にメン
バーの一人が一番違いで残念!
今日の参加者が3000人あまりだったと聞いて驚いた
口達者のおばさん達の口撃と闘いながら楽しく歩くことができ
た、が、疲れた! 次回からガムテープを持って行く!