比叡山延暦寺・天台宗の半田孝淳座主が、15日、高野山真言宗総本山・金剛峯寺を訪れ、開祖の弘法大師・空海の誕生日を祝う法会に出席されたことが大きく報じられていた。
天台宗を伝えた最澄と、真言宗を伝えた空海は、中国で仏教を学んだ間柄ながら、晩年に教えや修行の違いなどから絶縁状態になり交流が途絶えて以来1200年を経て、天台宗トップの高野山への公式訪問は画期的なこと、むずかしいことはわからないが、半田孝淳座主と金剛峯寺の松長有慶座主とが手を取り合って喜びを表している場面を見てこちらまでうれしくなった。
天台宗を伝えた最澄と、真言宗を伝えた空海は、中国で仏教を学んだ間柄ながら、晩年に教えや修行の違いなどから絶縁状態になり交流が途絶えて以来1200年を経て、天台宗トップの高野山への公式訪問は画期的なこと、むずかしいことはわからないが、半田孝淳座主と金剛峯寺の松長有慶座主とが手を取り合って喜びを表している場面を見てこちらまでうれしくなった。