龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

「古武術に学ぶ身体操法」

2017-06-01 12:35:23 | book
「古武術に学ぶ身体操法」(甲野善紀著)を読了(平成29年28冊目)。

古武術の大家自身の著書を読むのは久しぶりになる。この本で紹介されてもいる別の人物による古武術界隈の本も何冊か読んでいるけれども、やはりご本人による記述はそれ相応の心構えを要求されるというか、勝手にこちらで襟を正したくなる感じ。

経歴等よく知らなかったので、著者の学生時代のエピソードは面白かったし、ナンバ走りに関する「手を振らないで走り、右手右足の同側の手足を同方向に動かす(つまり体幹部をひねらない)」というご本人の記述の極意を体得したい・・・としみじみ思う。

そうしていろいろググッているうちに、ナンバ走りを研究している人のサイトにたどり着いた。

ジョギングを始めたばかりの頃、いや、その前にウォーキングの際にナンバ歩きを取り入れたようなイメージで歩くと、たしかに歩幅も広がるし歩く際のダメージも減った気がしており、それをダラダラ走る際にも援用しようとして、実際に初期にはそうやって走っていた。

今振り返って、その当時の方が最近よりもスムースに走っていた気さえする。

その後いろいろなマラソン関連本を読むことで、様々な人の考え方に触れ、良かれと思うものは取り入れて試してきたりもしたが、その成れの果てが最近の冴えない状況。

以前は10キロ以上走ることに随分な敷居の高さを感じてもいて、その頃はせいぜい3キロとか5キロをもっと速く走っていた。その時と比べて今は、10キロとかそれ以上走ることを予め意識しすぎて省エネにこだわるあまり、結局トータルで考えるとダメダメになっているのではなかろうか?

上記の研究サイトさんを読んで、そう考えさせられたのである。

長距離を効率よく多少なりとも速くなんてガラにもないことを考えないで、まずは上記サイトをじっくり読んで試行錯誤してみるところから!

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