岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

御託宣か?

2019年03月16日 | 百姓
平成31年3月16日(晴れ)

今日は朝からお天気が良くてハウス内作業も汗だくでした。雪も日向はほとんど解けました。ねぎの圃場も早く乾いて定植が早くできるかもしれない。



ねぎ苗のトンネルの温度も急上昇です。農ビを剥がしまして換気します。
一気に農ビを剥がすとトレイの表面が乾いて冠水を早くしなければならないので徐々に剥がしていきます。



この温度調整が大事で自宅にいれば、こまめに温度確認して調整できるのですが、バイトに行くと一寸、危険なんですよ。昨年まで数年は数トレイ、高温で苗を焼いてしまってロスが出ていました。左側のトンネルのねぎは多少の温度上昇(50度以上)でも苗は耐えられますが、右側のトンネルの苗は室温50℃以上で苗が焼け死にますので注意が必要です。バイトに行くときにハウスの脇を開けていくと今度は風でトレイの脇が乾燥しすぎても苗が死にます。今年は朝、部分冠水も追加して1トレイもロスしないぞ!



ねぎの成長も順調で綺麗でしょ。今のところ!



こちらは一番最初に播種したホワイトスターです。2葉になりました。今月末には2.5葉になるでしょうから、ハウスから出して自宅前の路地に設置して馴らしを始めて速ければ4月10日頃に定植します。



夕方には冠水して、渇きを癒してユックリ休ませます。自分は朝冠水ではなくて夕方冠水が基本ですが、別にこだわってはいません。暑い日に朝冠水すると水分がお湯になって苗に悪影響があるかもしれないと独断と偏見でいつもこのパターンです。



ねぎの播種を今日中に終わらせようと朝から休憩なしで作業していて目途が立ったなと思ったら、午後に知り合いが訪ねてきて2時間も話し込んでいった。

最初は、子供、孫が完熟トマトが食べたいということで、トマト苗を播種するらしいので芽出し器の設定温度を聞きに来たようです。30度かというのでその温度では難しいので26度と伝えました。此れでも難しいんだけどね。

その後、水稲栽培のテクニックを延々と語るんですよね。例えば、7月30日時点で稲の長さが90cm以下でなければならない、9月上旬に110cm以上あれば倒伏するという。なので7月末の長さが重要らしい。
その他に耕起の仕方、代掻きの仕方、元肥、追肥、食味地の向上対策など延々と語っていきました。
しかし、自分は秋田小町を平均9.5俵/10aの収量はありますが、この知り合いは7俵/10aなんで御託宣をありがたく聞くべきか悩んでしまいましたね。
この知り合い(友達?)は4年ほど前に、あったことも名前も知らなかったのですが、突然訪ねてきて押しかけ友達宣言です。5歳ほど上の方なんですけど、3年ほどねぎ栽培したんですが儲からないと辞めてしまったし、自分が前の古い根切葉切機を格安で譲ってあげたら、買値より高く売ったらしい。引っ張り君をJAの新規就農助成で半額で購入したにもかかわらず、買値より高く販売しているし、とぼけているけどシッカリしたもんです。

ただ、除草ワークと食味地向上対策は、秋田こまち 12.5俵/10a程の収量をあげる有名農家から聞いてて来たというので今年、試してみたいと思います。
色々な情報を頂けたんで謙虚に承って、今年、一部、実践してみたいと思います。

ただ、自分は土日勝負の緊迫した農作業をしているんで2時間じゃなくて、30分で帰ってほしかったな?結局、播種が残ってしまいましたね。明日は1時間半で終了できそうですので、その他は野菜苗の播種して畑の片づけをしようかな?

明日も頑張るぞ!

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