岳と百姓と

余生で農業しながら山に登り、全国を旅行して人生を謳歌している爺の趣味三昧のブログ

本日は真冬日と猛吹雪

2015年02月09日 | 生活
平成27年2月9日(猛吹雪)

外は猛吹雪でホワイトアウトです。気温も最高気温がマイナス4度なんだけど、体感的にはもっと寒いですね。



窓は着雪して家の中が暗くて凄いです。昨日は雨で雪が大分融けたんですが今日は一転、久々の猛吹雪です。積雪も50cmは積もったと思います。

でも、農作業はやらなくてはいけません。芽出器に入れた昨日取り出しをしなかったネギのトレイを出さなければ苗がモヤシになるんで朝のうちにハウスに移動しました。(ハウス内が着雪で薄暗いので写真は有りません)
14トレイを出す予定でしたが、1枚、水分が足りないようで芽が動いていない様なのでもう一日置いておきますが、13枚はハウスに移動しました。
その後、チェーンポットに培土詰め作業したんですが、ハウスの中も寒くて午前中でギブアップです。

こんな時は出かけない方が無難ですので、テレビも面白くないし、午後からは野菜の勉強を基本からしていました。今は基礎編を読んでいて今月中に5章まで終わる予定ですが、今日の段階で2章です。



大体は知ってる知識なんだけど、新しい情報もあって再認識しているところです。三日坊主にならないと良いけどね。

テレビのニュースで言ってたけど、JA全中(全農)が社団法人化になるということが流れていたけど、予想どおりでしたね。いくら抵抗しても今の独裁政治(駄だっ子 安部)には勝てないからね。政府が言うには地域JAの独自の裁量や独自活動が出来るし、農家の所得向上が図られるということなんだけど、自分が見ていると、地域JAが販路拡大や地域の特色を生かした戦略を提示されたことは無いし、営業のスキルは無いよね。いずれ、地域JA同士の競争が始まり、農産物価格のたたき合いが始まりますね、そうなると経営出来ないJAが出てきてJAの淘汰が始まり、そうなるとJAの合併が始まり、職員が多くなるので、職員の早期退職勧奨とある年齢になったら賃金カットと昇給停止。
アレ?どっかで見た構図だな? そう、おらっちの前会社もこの構図でしたね。民営化したらこの形でしたからね。昔の悪夢を見ているような!

農家の所得向上ということも具体的に何をしてくれるんでしょうかね?農業を知らない人たちが農業の何が判って農家の所得向上なんでしょうかね?全く、見えない!
やはり、政府の目論みはJAの弱体化を図り、TPPの推進と農業への企業の参入をし易くするということなんでしょうね。
中小の農家を廃業に追いやり、大農家と企業と輸入で国の食料を確保するということなんでしょうが、輸入先の国がくしゃみをすれば、我が国は食料が足りなくなって大騒ぎどころか、国が衰退しますよね。

認定農業者総会で聞いた話ですが、大農家(秋田県の場合、水稲農家が基本で20ha~50ha以上)でも今の米価では経営が苦しいと言っていましたね。ならし対策や水田の他作物植栽による助成金で息が付けてると言っていましたね。今の農業は助成金がないとやっていけない欠陥的構造の産業ですね。

自分的には前から記事を掲載しているように、この状況は予想していたので農業への投資は極力抑えて、農業で生活できない将来性が見えたら、直ちに方向転換するつもりです。
そのためには、農業以外の事をやれるように保険をかける意味で、勉強して備えますよ。

かといって、農業をおろそかにする訳ではありません。農業は98%で2%は別の事をこそっとやります。

今日はこんなとこです。それにしても寒いな!!!

2章「野菜の基礎知識2」は長いなーー!あと、30ページ読まなくてはならない。今日は終われないな! 明日もがんばろう!



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今年のネギの芽出し 一部完了

2015年02月08日 | 百姓
平成27年2月8日(曇りのち雨)

今日は気温が上がらないけど、何故か夕方から雨です。気象情報では明日は真冬の予定ですが雪では無く雨の状況から本当に真冬日があるのか?


ネギのトレイをハウスに受け入れるんでハウスを一寸だけ、整備しました。まだ、2月なので芽出しの終ったトレイはトンネルで育成しますのでトンネルの場所に水分を与えて待ちます。



トンネルの位置に不織布を敷きます。理由は草対策とトレイの底が泥んこにならない様に敷きました。無駄な経費のように思いますが、自分的には必要な経費と思って敷いています。ポリエチレンシートなどは地面から水分が上がってこないし、灌水したときに余分な水分が地面に排水できないから使いません。




芽出器の状況です。芽が出ているのが判ります?画像にはよく写っていませんが4割芽が出ています。残りの部分も芽が動いていると思うのでハウスに移します。




こっちの方が判りますかね。トレイの周辺が1cm位伸びています。これ以上、芽出器に入れて置いたらモヤシになるので、ハウスに移します。




ネギの播種トレイが一部、良い加減で芽が出ていましたので出してハウスに移動しましたが、実際は良い加減に芽が出ていた6トレイのみです。他の14トレイは水分が足りなかったようで芽が出にくかったようだ。一日、余計に芽出器に入れて様子を見ます。
この時点でトレイに水を散水するのはまだ出来ません。床土が散らばるからです。根がしっかり張ったら水分を与えます。



予定では20トレイを出して次を入れる予定なんですが、14トレイ出せなかったので一寸、予定が狂った感じですね。でも工夫して第2段の35トレイを芽出器に入れました。

一応栽培計画上の予定通りなんで、第2段は入れましたが、歪な入れ方ですね。芽出しの状況を見ながら配置を変えますね。




ヨシ、ヨシ、作業は概ね順調ですね。ハウスにトレイを移したということはこれから温度管理で忙しくなりますので、家を離れられなくなります。どっぷり、百姓ですよ。

明日も播種作業です。頑張るぞ!



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今年の種子購入

2015年02月07日 | 百姓
平成27年2月7日(晴れ)

今日もお天気が良くてハウス内は暑いぐらいで、作業着を脱いでネギの播種作業していますが、変わり映えしないので今年の購入種子について掲載します。

先ずはネギの種子です。JAから購入したものですが全て裸種子でこの種子は返品します。
これで5万円の削減になります。無駄な費用をかけなくて良かった。




実はJAの種子注文書に「10aの必要量 目安 2dlの場合2個、1dlの場合4個」となっていてそれを参考にして注文し購入したんですが実際に播種してみると1dl缶1個で2粒播きの場合37.5トレイ出来ますので2缶で75トレイ出来て10aはこれで十分です。
つまり、注文書が間違っているんです。

総会で他の農家さんに確認したら自分の播種どうりでかなりの農家さんが注文書が間違いだと気づいてたし、その他に毎年10a~20a規模の婆さん達は注文書を使わないで必要量を注文しているということで問題無かったらしいのですが、自分は注文書を信用して2倍の種子を購入してしまった訳です。JAのネギ担当に言ったら、担当者も間違いに気づいてなくてメーカーの言うとおり注文書を作ったと言ってましたね。担当者なんだから10aに種子がどの位必要か理解しておくべきでしょ。自分も10a当たりの必要量を把握していなかったので反省ですが、昨年も余った時に気が付くべきだったね。


次に野菜苗販売用に種子を購入しました。沢山有りますが、今年は苗販売で20万円超えを目標にしているんで、まだ、足りないんでこれから買い足します。





お客さんからの要望で「ナス 美男」があるんだけど、種が手に入らなくてこれから探さなくては!


話題は変わりますが、先日、認定農業者会の後に夜7時から地域の自治会の役員に急遽、招集があって、それについて一寸、書いておきます。

議題が「多面的機能支払い交付金における「資源向上支払交付金(長寿命化)」の平成27年ど要望量調査の実施について」ということでした。

タイトルを読んだだけでは何が何だかさっぱり判りませんが、要は県が交付金を出すので地域の農道、水路やため池の補修などして施設の長寿命化を計りませんか?そのために申請してくださいというものです。地域の規模によって費用上限があるようで、自分ところは200万円です。今までは地元負担が1/3だったんですが、今回は地元負担がないという美味しい事業です。
ところが招集日が2月4日の夜で報告期限が2月5日だって、会長!いったい何してたんだ。検討時間も無いし、自治会全体で議論する時間も無い。そこで役員も4人しか集まらなかったんだけど、ため池の堤防が水漏れしているということなので、強引にため池の補修で申請することにしました。
自分的に、こんなやり方はだめだと皆に言ったんですが聞き入れてもらえません。自分の考えは以下です。
①役員だけで事業を決めないで地域内の皆の意見を集めて優先順位を決めてやった方がいいと言ったんだけど、全体に計ると収拾がつかなるということでした。それは会長が全体をコントロールできなくて捌けないだけでしょ。
②文書は1週間前に出ているのに報告期限の前日に招集とは、何か意図があるとしか思えない。
③ここ2年間は水害が出ているので、もう一寸、優先順位の高い水路などの補修もあるはずなのに議論を始めると話が横道にそれてしまう。
④ため池の補修有りきで誘導、納得させているような気がする。

自分は、こんなやり方では駄目で村が纏まらないよ。全体に計るのが基本だと言っても収集がつかなると言って聞く耳を持ちません。この村に活気が無くて、まとまりがないのはこのやり方で来たからですね。こりゃ、駄目だ!
これからこういうところを直していかないとね。村八分になるかな?特に怖くも無いけどね!自分に同調してくれてる人も数人いるんで徐々にやって行きましょうかね。

ここに住んで2年になるけど、活気がないなあーーと思っていたんですよ。まあ、限界集落で、定年退職の自分は若手ですからね。2年目で役員ですから推して知るべしでしょ!


田舎って、こんなもんですかね?



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認定農業者総会模様と経営改善実践システム

2015年02月06日 | 百姓
平成27年2月6日(晴れ)

今日もお天気が良くてハウス内は暑過ぎるのでドアは開け放し、作業着も脱いだりしての作業です。
今日も相変わらずハウス内でネギの播種作業していました。話題性も無いので先日参加した当市の認定農業者総会の模様について掲載します。

4日のねぎ部会総会から帰ってきてから、午後に認定農業者総会に行ってきました。総会は内容が無くて参加しなくてもよかったんですが、総会の前段で研修会があるんでそちら目当てです。



研修会の内容は「ならし対策」の説明と農林水産省が勧めている「経営改善実践システム」の説明があり、ならし対策の制度や仕組みは概ね判ったんで良かったです。経営改善実践スステムについては講師も余り良く判っていなくて質問しても持ち帰って別途、回答するということでした。



ならし対策は水稲や麦などの農産物の販売価格が低迷した場合に生産者の積立金からと国の補助を含めて生産者に還付し支援する制度ですが、国もJAも制度に参加するように勧めていますが、自分的には経営的に余り効果はありませんが、2年前から参加しています。水稲農家で大規模農家はこの制度で息が付けると言っていましたね。

経営改善実践システムについて、東北農政局作成の操作マニュアルを貰ったんで早速、自宅でデータ投入してみました。



投入するためには、認定農業者の申請に使った改善計画書と青色申告書が必要です。
システムや操作性はそんなには難しいものではありませんが、SE経験者としてはセンスのないシステムだなと思いましたね。



先ず、データ投入していくと突然ページが飛んだり、データ投入作業を途中で中断するメニューと言うかボタンがないので最後まで作業しなければならない。また、損益計算書データ投入でマイナスの数値が入らない、誤投入でエラー表示が出ないなどシステムが成熟していなくて、センスがないという訳です。
マイナス数値が入らないのは欠陥で農林水産省の担当に電話したら欠陥を認めて、損益計算書のデータを一部改ざんしてマイナスが出ない様にしてデータを投入してほしいということでした。自分的にはいろいろ操作して判っていたんでデータ改ざんして投入して終了してから問い合わせたんですが、やはりというシステムでしたね。データを改ざんして投入しないと動かないシステムで正確な経営分析ができるんでしょうかね?
自分の経営分析は一部データ投入に誤りがあって、まだアウトプットは出来ませんが、明日にも整理しましょう。
データ投入して判ったことですが、自分の青色申告書を税理士さんが作成してくれたんですが、データが一部誤りがある事が判りました。そういう意味では良いシステムかな?既に税務署に提出済みなのでどうにもなりませんが!税理士よりも経理ソフトかな?

ということで、一寸、勉強になったんですが、総会はボロボロで呆れてしまいました。

議長は会長がやったのですが、挨拶もまともに出来ないし、議事進行もまともに出来なくて来賓に市長やJA組合長が来たのですが、皆、下向いて苦笑していましたね。会員からは「誰か議事の進行方法を教えてやれ!」とヤジが上がっていましたね。役員任期が1年で改選だったんですがメンバーは変わらずで、任期が短いので伸ばしたらという会員の提案があったですが、それも捌けず、10年でも何年でも好きなだけお前がやれというヤジまで上がっていました。

そんな会だったので懇親会は出ないで帰ってきました。

明日は、夜の別の会合模様を上げてみますかね。

本当に田舎は面白いね。


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平成26年度 ねぎ部会実績検討会と総会

2015年02月05日 | 百姓
平成27年2月5日(快晴)

今日は驚くくらいの快晴でこのお天気は冬かい?という位のピーカンのお天気でした。

ここ3日くらい、ブログネタが多過ぎて一部省略して掲載します。ということは毎日、超忙しかったということなんですよね。

先ずは3日のねぎ部会の実績検討会と総会について上げておきましょう。

ホテルで会が始まったんですが、参加会員が1/3で例年なく寂しい会になってしまいましたね。





会議模様から、特筆するべき内容を記載しておきます。

①昨年のネギの価格が低迷した要因は昨年の大雪などから関東圏のネギの出荷がずれ込み(遅く)、夏場までネギの出荷が続きそこに東北、北海道の出荷が被り、出荷量がだぶついてしまったから。また、昨年は台風が1個も上陸しなかったので各地の出荷量が落ちなかったことも要因とのこと。
②25年度に良い希望は無いかというと、円安の影響と中国産の単価が上がったことで、中国産が日本より東南アジアに向いたこと。国内の大型利用者(ラーメンチェーン店等)が国産を求め始めたこと。加工済み製品の重要が高まり加工業者が複数立ち上がってきたことなど。ただ、ニーズ側が価格を中国産レベルを求めているので高値は期待薄かもしれないという。
③出荷品質について、品質悪い人は特定されているのでJAが指導を徹底してやらないと地域全体の評判に影響するため、徹底した指導をやれという意見が会員から上がりましたね。これは1昨年も出た意見でしたが、改善されていないからね。
④JA全中の改革について、政府自民党がTPPでアメリカを抑えきれなくて、農産物の輸入拡大を飲まざるを得なくて、JAの弱体化を狙っているのと郵政民営化と同じようにJAバンクを民営化してしまおうという魂胆であるということ。
⑤今年もコンテナ出荷は継続されるということ等

以上の様な事を話し合いましたが、JAも市場関係者も何故か一様に増産してほしいと行っていました。各会員に聞いてみたところ、ほとんどの人は高齢化だし現状維持も厳しい状況で栽培規模拡大しない様です。規模拡大するのは自分と20代の若者と新規就農者2名位です。増産するためには新規会員を増やすのと価格に魅力ないと無理なんだけど、自分が結構、意見してるんですがJAも市場側も努力している風には見えませんね。

さあ、温泉と宴会だぞ!人数の割には宴会場が広くて殺風景です。2時間飲み放題パックなんだけど結局、カラオケもあり3時間飲んでましたね。



お料理です。まあ、まあですね。内陸なんで海の幸は少なくて、メインは八幡平ポークの小鍋でした。この料理にてんぷらと炊きこみご飯とお蕎麦が出てきました。お腹一杯に食べた感じです。
自分は日本酒等は飲まないでビールのみで行ったので余り酔わなかったですね。




2次会には行かないで、部屋で20代の若者と農業談義をしていました。こっちの方が楽しかったね。

朝御飯はバイキングでしたが、結構取ってしまってガッチリ食べてしまいました。これでは痩せられないね。でも、美味しかった。



これで一大イベントが終って、ホッとしましたが、午後から認定農業者会の総会なのでそちらに向かいます。

今日は忙しいぞ!



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