四街道シニアポップス・オーケストラ

器楽合奏を楽しむシニアの集まりです。練習の模様、演奏会の予定などをお届けします。仲間を募集中。いつでも見学歓迎。

6月26日練習報告

2014-06-26 17:03:54 | 日記

いやー!凄かったですね。 東京西部の大量の雹、まるでどこかの雪国のようでした。 千葉でも雷雨があったりして、しばらく荒れた天気が続くようです。

さて今日は、指揮のN先生が全日本シニアアンサンブル連盟の仕事でハワイに行っているとのことで、代わりにCMのOさんの指導です。
恒例の「青い山脈」から始まって、「遠くへ行きたい」「月の沙漠」「ペルシャの市場にて」「オーバー・ザ・レインボー」「ラ クカラチャ」「ラ・クンパルシータ」と続けておさらいして、最後に新曲の「夜のタンゴ」を初見で演奏。
で、最初に『今日はおしゃべりを入れます』ということで、曲にまつわる豊富な知識から、様々なエピソードなどを披露していただきました。
例えば、
●青い山脈は、昭和22年の公開映画を、当時の中学校全員で映画館に観に行った。 映画より前に歌が発表されて、国民的な愛唱歌となった。 歌詞にもあるように(古い上着よさようなら)、新しい時代がきたという希望にあふれた歌なのだから、はずむように前乗りで演奏しましょう。
●国民的愛唱歌といえば、「青い山脈」は長い間、紅白歌合戦の最後に歌手全員で合唱していましたが、続いて歌われたのは「いい日旅立ち」、その次が「川の流れのように」です。
●遠くへ行きたいは、NHKの「歌で会いましょう」の番組から、六八コンビ(永六輔・中村八大)によって生まれ、ジェリー藤尾の歌で広まった。
●ペルシャの市場にては、基本は行進曲で演奏会で人気の高い曲である。 ラクダの隊商が遠くから集まってきて市場が出来、王様やお姫様が来たり、へび使いがいたり、様々な状況を頭に描きながら、お客さんに伝わるように演奏しましょう。
●オーバー・ザ・レインボー(虹の彼方に)は、夢と希望の歌だから、明るくおおらかに演奏しましょう。
●ラ クカラチャは、メキシコで昔、戦争に行く際に家族が荷車に家財を積んで一緒にゾロゾロ(ゴキブリのように)付いていったという情景を表している。
●ラ・クンパルシータは、アルゼンチンタンゴの代表曲で、コンチネンタルタンゴとの違いは、アルゼンチンタンゴは踊りが主体で音楽は伴奏であるが、コンチネンタルタンゴは曲(音楽)が主体なのでメロディーがしっかりしている(碧空、夜のタンゴ、真珠とりのタンゴなど)。

おしゃべりの中で指摘のあった演奏の心構えをまとめると、
●シニアアンサンブルの演奏は、「歌のない音楽」である。 したがって、メロディーは歌以上に歌わなければいけない。
●メロディーを歌うためには、スラーで続けること、そして長い音をきちんと演奏すること。
●長い音を綺麗に演奏するためには、いわゆるロングトーンの練習をしっかりやること。 1か月余りの入院の後、このロングトーンが全くできなかった。

次回の練習は、7月3日(木)。  (T.petter)

今日の花は、ヤマボウシ(若木のため花が少ない)とドクダミ(白いのは花弁ではなくガク)

  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする