Q&A コーナーに、「 駆動方式による車体挙動の違いは 」という質問が届き、それに対して 3ページに亘って回答と解説をしました。が、この回答を書いている最中に、「 車体挙動 」の危険性についても書き留めておく必要を感じて、4ページ目を追加する事を決めていたのです。
追加ページで伝えたい事は、危険な車体挙動がある事を知って欲しいという事と、車体挙動の確認方法と適正な調整方法がある事です。それを、スキーやスノーボードでの膝の使い方を例に挙げて解説をしています。
「危険な車体挙動、確認と調整方法について、Q&A, より」
とても意外な事ですが、オートバイ大国と言われる日本の業界では、危険な車体挙動は転倒を招く危険性がある事への認識が一般的でなく、当然ですが、その確認や調整方法を適切に解説した資料が乏しいのです。その上、市販車両の状態のままであれば危険性はさほど大きくはないのですが、リアサスペンションユニットを交換している場合、その車高調整やプリロードなどの適切な調整がされてないので、交換前よりも危険な車体挙動になっている車両を数多く見掛けるのです。
「危険な車体挙動、確認と調整方法について、Q&A, より」
急に、「 危険な車体挙動に気をつけよう!」と言われても、きっと、ほとんどのライダーは面喰ってしまって、「そんな事、知らなくても大丈夫 ・・・だろう」と思うでしょう。ただ、「 危険な車体挙動 」は間違い無く存在しています。 いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフを過ごす為に、知識の一つとして読んでもらえると、いいと信じています。
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