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Z900RS 『持込み整備』感想文掲載しました / Kawasaki Z900、Your Bike "Fine-maintenance" Owner's Report

2024-06-23 21:11:09 | イベント参加感想文&お便り

 

カワサキ Z900RS のオーナーが、妖怪ガレージ『持込み整備』企画に参加した結果、「転がり抵抗があきらかに減り、燃費向上も期待できる」との感想文が届きました。 特別な事な何もせず、ただ、数本のボルトを緩めて整列の “ズレ” を調整して、改めて締め直しただけではっきりと変化が表われたとの事です。

A Kawasaki Z900RS owner participated in the Yokai Garage "Fine-Maintenance" project and wrote in his review that "the rolling resistance has decreased." He didn't do anything special, just loosened a few bolts, adjusted the alignment, and then re-tightened them, and the change was clear.


「転がり抵抗があきらかに減り、燃費向上も期待できる」
"Reduced rolling resistance, improved fuel economy can be expected"
https://gra-npo.org/publicity/impress/2024/20240605_imp.html

 



これは、誰のオートバイでも同じ結果が得られる事です。どうぞ、感想文をご覧ください。 また、ガレージ担当者から、気になったボルトについて、詳しいアドバイスも加えています。

This is the same result for anyone's motorcycle. Please take a look at the review.  The garage instructor also gave detailed advice on the bolts that were of concern. 








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Q&A タイヤの整列 調整してみたい / Tire Alignment Challeng

2024-05-24 22:01:27 | イベント参加感想文&お便り

 

大切に整備して乗り続けていくために、整備やセッティングに関心を持っている方から、「整列」の “要望”(質問)がありましたので、分かり易く詳しく、回答を記事にまとめています。

 

We have received requests (questions) from people who care about their motorcycles about tire alignment, so we have summarized the answers in an easy-to-understand and detailed article.

https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/CB1300_Alignment/Alignment.html

オートバイは数多くの部品で組み立てられている為、組立時の少しずつの狂いが積み重なっています。そのため、例え新車の車体でも、必ず「狂い」や「ゆがみ」があり、それが、右と左のコーナーでは操縦性が違うなど、様々な影響を及ぼしています。それらの「狂い」や「ゆがみ」を測定して、正しい位置へと修正する作業が「整体」です。
今回は、前後のタイヤの「整体」の方法をイラスト入りで解説していますので、ぜひ、参考にしてチェックしてください。


「整体」以外に、標準装備のタイヤとリプレイス用タイヤの違いから、整備の基本、セッティングの基本の考え方も分かり易く詳しく書いていますので、きっと、多くの方の参考になると思います。








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第3回・路面清掃の報告です / Report on the second round of Park cleaning

2024-04-06 23:06:26 | イベント参加感想文&お便り

   
先日、公表していた通り、4月5日(金)に、赤穂交通公園の路面清掃をしましたので、その様子を画像と一緒に報告します。そして、今回の作業で学んだ事は “比例の法則” でした。

As we had announced earlier, on Friday, April 5, we cleaned the road surface of Ako Traffic Park, and here is a report with images of the cleanup. And what we learned from this work was the "law of proportionality."


今回の清掃箇所は、上の画像の赤いラインで示した箇所。今回も、路面へと侵略を試みている、いや、既に侵略してしまっている芝や草の撤去が一番のテーマです。
というのも、路面の小石や砂もオートバイを転倒へと誘う “やっかい者” ですが、芝や草の方がはるかに深刻だからです。なぜなら、掃いてもどいてくれないからです。
さあ、今回こそ要領よく、縁石沿いに 約 12mほど、短時間で済ませたいものです。

The area to be cleaned this time is indicated by the red line in the image above. Again, the main theme was to remove the grass and weeds that had invaded the road surface. The area is about 12 meters along the curb, and this time we hope to do the job in a timely manner and in a short time.

 

公園の入り口には、道路を通行する車のドライバーから見える様に、のぼり旗を設置して、公園の清掃や利用している人がいる事をアピールする事にしました。
長年、充分な路面保全がされていないという事は、利用頻度が下がるにつれて路面清掃の頻度が下がり、使用したい人がいても、良好な路面ではないから使用を控えて、更に路面清掃がされないという悪循環があったと思うので、それを変えたいのです。そして、利用する市民が増えれば、利用した人にメリットがあるだけでなく、保全の為に一定の費用を割いている市の行政側にもメリットがあるのは間違いありません。そして、例え路面全面改修などがされなくても、市の施設として存続の対象になる可能性は大きくなり、それは、公園を活用したいと考えている僕にとってもメリットになります。だから、今は、まるで ラピュタの様な状態ですが、可能な限り磨きあげたいのです。

At the entrance of the park, we set up a banner so that drivers passing by the park can see it, and we decided to make an appeal that people are using the park and cleaning it up. The reason for this is that the park has not been adequately maintained for many years, and few people use it, and it has become a forgotten place. If the number of users increases, it will be a great benefit to me because it will be an insurance policy for the city to continue to operate the facility.

 


今回選んだ場所も、土や砂が溜まり、そこに植物が根を張り、更に土や砂を呼び込んで高く溜まっており、こんな路面をオートバイで走る事を考えただけで、恐怖以外何者でもありません。そして、それは、路面をひび割れに溜まった土に根を張っている草も同じです。彼らの根の力は強大なので、このままでは間違いなくひび割れを大きくするので、撤去する以外に選択肢はありません。
The place I chose for this project is also a high pool of dirt and sand, with plants taking root in it, attracting more dirt and sand, and just the thought of riding a motorcycle on such a surface is nothing but a horror. And it is the same with the grass that has its roots in the soil that has accumulated in the cracks in the road surface. Their roots are so powerful that we have no choice but to remove them, as they will definitely make the cracks bigger if we do not remove them.

 


さあ、ようやく、縁石を超えて路面へと侵略をしていた芝や草を退去させました。そして、意外に手強いのが、路面の割れ目に生えている芝や草たちです。
下の画像では、路面を走る “黒い筋” が見えると思いますが、それが、芝や草たちが退去して(させられて)できた溝です。そんな溝でも、ミニシャベルを使って器用(?)に除去するテクニックは身に付きましたが、手間が掛かりました。
Now, finally, we have removed the turf and grass that had invaded beyond the curb to the road surface. And what took a surprisingly long time was the removal of the turf and grass growing in the cracks of the road surface. In the image, you can see the "black streaks" running along the road surface, which are the ditches where the turf and grass were growing densely.



そして、作業を終えて、時計を見て学んだ事が “比例の法則” です。
第1回目が 縁石沿いに 約 3mで 約 1.5時間、そして、今回が 4時間。 多少効率良くなっていますが、作業範囲の広さと所要時間はほぼ比例するという事を学びました。
でも、草たちには負けません。次回も、乞うご期待です。

After finishing the work, I looked at the clock and learned the "law of proportionality. The first time, it took about 1.5 hours for about 3 meters along the curb, and this time it took 4 hours. We have learned that the time required is almost proportional to the size of the area to be worked on.
But we will not lose to the weeds. Please look forward to the next results.





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BFF、スプリング交換と車高バランス調整、感想記「バイクが走ること、ようやく感じました・」

2022-04-10 20:46:33 | イベント参加感想文&お便り

    
  この「感想文」は、開催イベント『オートバイとライダーのための “クリニック”』を
  受診した方の、GRA 公式Webサイトに掲載した感想文を転載しています。
       コース図  や詳しい内容は、下記の URL画像 をクリックすると確認できます。
        https://gra-npo.org/publicity/impress/2022/20220327_imp.html


         ****************

こんにちは 小林さん
3/27のクリニックありがとうございました
感想文送らせていただきます

朝は、少し冷え込んでましたが 桜も咲き いい天候の元一日過ごせました


『 課題はフロントの車高調整 』

課題は、フロントの車高調整でした
以前にフロントのスプリングを0.85kgf/mmに変更しましたが 固さが気になっており、
思い切って0.70Kgf/mmに変更したので 今一度 調整を行いました

 

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・(純正は1.00で一度0.95に変更後0.85にしていましたが  0.80, 0.75は、取り扱いが
  ないとのことで0.70にしてみました)

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小林さんから、イニシャルとプリロードの違いの説明を受け 勘違いに気づきました
フォークを組み立ててからイニシャルをバネのレート差分 押し込んでいたのですが、
組み込み時にバネを押している分が抜けていました



『 バランス調整の後の確認走行で 』

午後より、ジグザクコースでの180度旋回の練習 ノーブレーキでのターンと、
ブレーキ使用でのターンの練習。 そののちに、ミニコースにての走行を行いました

 

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前後の前後のバランスが取れたことと、柔らかいスプリングのおかげで
以前まで、ハンドルを切りながら曲がっていたのが バイク任せで曲がっていくことが
感じられるようになりました
小林さんのおっしゃる、人が走るのでなくバイクが走るということを
ようやく感じることができました。

以上、ありがとうございます。

 

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                                ****************


【 担当講師より 】

こんにちは R さん 先日の “ クリニック ” の 受診、お疲れさまでした。
フロントのスプリングレートを交換されたと予約時にお聞きしていたのですが、なぜ、0.85 Kgf/mm から 0.70 Kgf/mm へと、スプリングレートを 2割近く変更されたとの事で、一気の大幅なレートダウンに対して、車両とライダーがどこまで対応できるかが不安でした。しかし、当日の様子で見る限りは、一歩前進、以前よりは良いバランス点が見つかりそうですね。


■ スプリングレート ■

欧州で販売されるスポーツタイプからツーリングタイプまで、フロントのスプリングレートは、この10年余り、以前よりも大幅に高く設定する傾向がある事を、様々な車両を試乗して実感しています。年々、性能が向上する一方のタイヤ性能に対応して、フル積載状態で 200㎞/h以上で路面ギャップを通過したする場面でも、フロントの安定性を失わせない対策をすれば、押しなべて 1.0 Kgf/mm や 0.85 Kgf/mm 以上のスプリングレートを採用する車両が増えた事は理解できます。しかし、残念な事に、低体重で積載重量が少ない日本人ライダーが 60㎞/h の一般道を走行する場面では、特に 雨天、路面ペイントやギャップ通過時にはグリップ感が足りず、とても楽しくない(恐いとも言いますが)思いをするのも事実です。

スプリングレートを低く下げると、路面の凹凸に対してストロークしやすくなるので、一般的にタイヤのグリップ力は高められます。 また、より長いストロークで運動荷重を支えるので、操縦性も高まります。(ストロークの長いオフロード仕様車が操りやすいのと同じです)。ただ、(無いモノねだりしても仕方ありませんが ・・・) 私の経験から言えば、あの車重と出力(加速が良いとアクセルOFF時にフロントに移動する荷重も大きい為)には 0.75 Kgf/mm 程のレートは必要かも知れません。一つのレートで全ストロークをカバーするシングルレートである事を考慮すれば、留意すべき点の一つになるでしょう。


■ 最適な 1G'時(乗車時)車高 ■

今回が 2回目の 車高バランス調整でしたが、前回より調整方法に慣れた様子で、私が外から見て確認した以外に、確認走行をしたご自身もフロント車高の高低でバランス変化を正しく感じられたのは貴重な体験でした。
バランス調整をライダー自ら正しく行なえれば、どんな車両に接しても最適な調整が出来るでしょうし、中速・中荷重以上の荷重をかけて行なう確認走行に必要な感覚に繋がるでしょう。

 

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また、既に理解されている通り、リアサスペンションの設定は、最適プリロード調整と車高調整を行なえば、リアの設定は 追加で リアスプリングのレート変更をしても変わりません。従って、その リア設定に合わせてフロントの車高を調整してえられた 1G'車高の値は、リアスプリングを変更しても、フロントスプリングを変更しても、最適な 1G'時車高 に変わりはないので 大切に記録・保管する事をお勧めします。


■ 中速・中荷重域ストローク確認 ■

今回は、フロントの設定の基本となる「前後の車高バランス調整」を行ない「最適な 1G’時車高」迄の段階は終了しましたが、ここまでは単なる基本調整です。今後は、コーナリング時の荷重を受けた際や、コーナリング中に路面ギャップ通過時にも安定性を失わない為の調整が大切ですし、ここからが本格的なセッティングになります。

当日、クリニックでもお伝えしましたが、フロントサスペンションのセッティングで常に留意すべきは、常に、「安定限界トレール量」を下回らない設定に合せる事が必要です。これは、先に述べた様に、中速・中荷重以上での傾斜走行時、路面ギャップに遭遇した場合でも フロントタイヤの“方向安定性”を失わせない為に必要な事ですし、同時に、オートバイのテクニックの中で最も楽しい事の一つ、フロントブレーキを積極的に使ってコーナリングコントロールを完遂する為にも欠かせない調整になります。どうぞ、次の機会には、中速・中荷重域でのストロークの確認と調整をお勧めします。

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■ SHOWA BFF のストローク調整 ■

変化する荷重に対応してストローク(伸縮)するフロントフォークですが、そのストローク位置をコントロールするのは スプリング です。ただし、安定限界トレール量に関係するフルボトム位置の調整は フロントフォーク内の エア室の容量、つまり フロントフォークオイルの量によって行なうしかありません。 そのため、中速・中荷重域以上での調整を行なう際には、フロントフォークオイルの量を変更する準備をされる事をお勧めします。特に、現在装着されている、SHOWA の BFF タイプのフロントフォークであれば、現地で容易にフロントフォークオイル量の調整は可能だと思われますし、それが実現できるならば、充実した セッティング作業と貴重な体験と知識が得られるのは間違いありません。

 

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中速・中荷重以上でのストローク位置でのフロントタイヤに働く力や、調整の必要性など詳しい内容については、「リポート」か 別にコラム記事で掲載したいと考えていますので、その際には、是非、参考にして下さい。

                                                                                         担当講師 : 小林 裕之


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『 クリニック 』を受診した方からの「感想文」を掲載しました

2020-10-23 09:09:08 | イベント参加感想文&お便り

   
10月11日に開催した『 クリニック 』を受診した方からの「感想文」を掲載しました。
どうぞ、ご覧下さい。
   
「 新しい発見につながって有効でした 」

http://gra-npo.org/publicity/impress/2020/20201011_imp.html 

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