ネットを利用した告知の工夫が功を奏したのか、
徐々に認知度が高まっている事の反映か、
ネット申込み再開が決め手になったのか、
6月26日開催イベント『 自由練習会 』への 参加申込みは、
合計 6名と十分な申込み人数でした。
ただ、イベント当日の参加者は 3名へ変わり、充実した練習を行なうには最適な人数となり、同時に基本的講座の進め方などについても大いに収穫があった一日でした。
【 自由練習会とは 】
『 自由練習会 』は、他に例が少ない練習会です。
クリーンでグリップの良い路面で、外部から殆ど観られる事無く、合法的に、行ないたい課題練習やセッティングなどの個人練習が長時間行なえるイベントです。
使用する会場を参加した人数で分割して、個人毎に占有の練習エリアが確保され、パイロンなどの機材も分け合い使用し、練習内容も基本的に一切自由にできるなど、目的や課題を持つ人にとっては最高の環境のイベントです。
ただ、「人材の育成」という GRAの活動主旨で、参加した全員が同じ立場と責任を担う事が求められ、与えられて当然という“お客様意識” での参加はできず、目的意識と熱意、そして社会意識の高い人が優先して参加受理されるのも大きな特徴です。
どちらにしても、ライディングやオートバイとの付き合い方に対して向上意識が高く、思慮のある人にとっては 最高の環境が整っているのが『 自由練習会 』です。
【 次に参加して欲しい人は 】
今回のイベントに関して、次に参加して欲しい人は二名います。
その内の一人は、参加申し込みに対して “ 予約不受理 ” の通知を受け取った神戸市の ゼファー750 くん です。
初参加となる彼の申込みを受理しなかった理由は、参加動機について詳しくメッセージで書き込まれていなかった為、熱意や意図が不足と判断して、不受理案内メールでそれを伝えました。
すると、翌朝、その彼からすぐに長いメールが届いたのです。
それは、メッセージが足りなかった事に対しての反省と、次の参加の機会にはこうしたい!と、心に想う事を多く書いてくれたのです。
普通であれば、不受理の案内に失望で終わり、メールの返信はしないのに、平日の朝、直ぐに返信してくれる様な人はGRAとして参加をして欲しい人です。
二人目は、参加申込み時に、目標だけでなく質問や心配している事まで、きちんと多くの文章で書き込んでくれた初参加申込みの神戸市のホーネット250くんです。
彼の熱意と質問に対して、直ぐに返信メールで回答を行ない、参加受理案内も送付したのですが、開催の前日、「急遽の仕事のためにキャンセルに」と長く丁寧なメールを送付してくれたのです。
やはり、GRAとして、こんな人には参加して欲しいので、「 次の機会、待っています 」と返信をしたのです。
【 参加者は合計3名 】
今回、当日参加の申込みは無く、見学参加希望者も無く、当日朝に一名のキャンセル通知があり、参加人数は合計 3名でした。
3名であれば、会場エリアも 三分割して個人練習エリアは十分に大きく取れ、事務的手続きや案内業務で時間を割かれるのも最小限に抑えられ、正に参加者にとっては最良の条件での『 自由練習会 』でした。
参加者の内、SR400くんは 常連ながら、馴れ合いも無く、奢り尊大になる事なく、自らの責任を果たす人ですが、それ以上に、GRAの活動が無理無く続かせて自身にとっても最良の練習機会を保ちたいという意識からか、パイロン 40本を自費購入して会場へ搬入してくれている人です。
使用機材の手配や搬入は、彼に頼らなくてもGRAとして準備は可能です。が、そういう意識と行動を兼ね備えている上に、オートバイに対して真摯に向き合う態度の人ですから、GRAの活動にとって欠かせない人です。
他の一名の参加者は、今回が初参加の VFR1200F さんです。
彼はオートバイ経験が長く、他の講習会経験も多い人ですが、当然というか、『 自由練習会 』の進め方に多少の戸惑いも覚えた様です。
ただ、それでも 占有エリアに練習目標に合わせてパイロンやマーカーを設置して、午前中は 2時間以上に亘り黙々と練習をこなしていました。
そして、午後にはその彼からの求めに応じて、タイヤの空気圧の調整による車両の挙動変化の確認と最適セッティングのサポートを行なったところ、「 セッティングはバランス 」という意味の一端は体感・理解できた様子でした。
また、SR400くんが VFR1200F に試乗してから行なったアドバイスに沿った操作で更にスムーズな走りになり、その上、“ 妖怪棒 ” によるフロントフォークの整列に興味を持ち、請われて簡単に整列調整を施せば、VFRでのターンに左右差が無くなった事で感動を覚えたようです。
( そうです、ターンの左右差はライダー個人の責任で無くて、オートバイの不整列が原因の場合が殆どなのです )
この様に、練習態度は熱心で、一緒に楽しい話も沢山で盛り上げてくれた彼ですが、次回の参加申込みが約束される訳ではありません。
先にも書いた様に、最良のオートバイやライディング知識や環境の提供、そして人材育成という GRAの活動主旨を達成する為に最善の選択を行なう事は理解してもらえているでしょう。
【 今後の課題 】
実は、今後の『 自由練習会 』の開催については 2点の課題があると考えています。
一つ目は、参加定員の設定についてです。
十分な広さの占有練習エリアと安全性の確保から、個人練習目標の内容にもよりますが、同会場では、通常の分割手法で最大5名が限界です。
定員を 6名として、参加者が自発的に相互調整をし合い、共に充実した最大の練習成果と満足感を得られる方向へと促すか、または定員は最初から 5名限定として開催するかで検討を行なう必要があると考えています。
次回『 自由練習会 』の申し込み期間前までに発表する予定です。
二つ目は、見学参加者の勧誘です。
『 自由練習会 』は 主に個人の練習ですが、見学だけの参加だとしても、車両の整備やセッティングに関してのレクチャーを聴く機会もあり、望めば 休憩時間に 見学者自身の車両チェックやアドバイス依頼にも喜んで応える予定です。
また、『 GRA講習 』イベントであれば、走行練習に留まらず、車両の整備やセッティングのレクチャーの機会も多く、走行練習からも技術を向上させる為のアイデア溢れるコース設定や練習手法なども確認できるなど、見学で観て聴くだけで、整備やライディングなどの向上に大きなヒントが得られるのが見学参加のメリットです。
ぜひ、この見学参加のメリットを、多くの人に活用して欲しいものです。
【 最後に 】
『 自由練習会 』は、一般的な講習会や練習会とは大きく違う企画内容です。
個人で占有して自由に練習できる場所があり、練習時間もたっぷりで、アドバイスやレクチャーを求めれば基本から適切なサポートも受けられるので、自身の課題や練習したい内容、オートバイに対する大きな関心や探究心がある人であれば、最善のイベントになるでしょう。
また、実際に参加しなくても、見学で練習方法や練習コースパターンの確認、整備やセッティングに関して実車でのレクチャーなどが、目の前で繰り広げられます。その上、休憩時間であれば、整備やセッティング、練習のポイントなどについて、日頃の不安や疑問に対してもアドバイスは可能です。
どうぞ、オートバイでいつまでも楽しく安全に楽しむため、熱意のある人をGRAは歓迎しています。
次の機会には、イベントへの参加や見学参加を検討してはどうでしょう。
また、オートバイに対しての質問は常に歓迎していますし、質問メールも大いに歓迎しています。
お待ちしています。
徐々に認知度が高まっている事の反映か、
ネット申込み再開が決め手になったのか、
6月26日開催イベント『 自由練習会 』への 参加申込みは、
合計 6名と十分な申込み人数でした。
ただ、イベント当日の参加者は 3名へ変わり、充実した練習を行なうには最適な人数となり、同時に基本的講座の進め方などについても大いに収穫があった一日でした。
【 自由練習会とは 】
『 自由練習会 』は、他に例が少ない練習会です。
クリーンでグリップの良い路面で、外部から殆ど観られる事無く、合法的に、行ないたい課題練習やセッティングなどの個人練習が長時間行なえるイベントです。
使用する会場を参加した人数で分割して、個人毎に占有の練習エリアが確保され、パイロンなどの機材も分け合い使用し、練習内容も基本的に一切自由にできるなど、目的や課題を持つ人にとっては最高の環境のイベントです。
ただ、「人材の育成」という GRAの活動主旨で、参加した全員が同じ立場と責任を担う事が求められ、与えられて当然という“お客様意識” での参加はできず、目的意識と熱意、そして社会意識の高い人が優先して参加受理されるのも大きな特徴です。
どちらにしても、ライディングやオートバイとの付き合い方に対して向上意識が高く、思慮のある人にとっては 最高の環境が整っているのが『 自由練習会 』です。
【 次に参加して欲しい人は 】
今回のイベントに関して、次に参加して欲しい人は二名います。
その内の一人は、参加申し込みに対して “ 予約不受理 ” の通知を受け取った神戸市の ゼファー750 くん です。
初参加となる彼の申込みを受理しなかった理由は、参加動機について詳しくメッセージで書き込まれていなかった為、熱意や意図が不足と判断して、不受理案内メールでそれを伝えました。
すると、翌朝、その彼からすぐに長いメールが届いたのです。
それは、メッセージが足りなかった事に対しての反省と、次の参加の機会にはこうしたい!と、心に想う事を多く書いてくれたのです。
普通であれば、不受理の案内に失望で終わり、メールの返信はしないのに、平日の朝、直ぐに返信してくれる様な人はGRAとして参加をして欲しい人です。
二人目は、参加申込み時に、目標だけでなく質問や心配している事まで、きちんと多くの文章で書き込んでくれた初参加申込みの神戸市のホーネット250くんです。
彼の熱意と質問に対して、直ぐに返信メールで回答を行ない、参加受理案内も送付したのですが、開催の前日、「急遽の仕事のためにキャンセルに」と長く丁寧なメールを送付してくれたのです。
やはり、GRAとして、こんな人には参加して欲しいので、「 次の機会、待っています 」と返信をしたのです。
【 参加者は合計3名 】
今回、当日参加の申込みは無く、見学参加希望者も無く、当日朝に一名のキャンセル通知があり、参加人数は合計 3名でした。
3名であれば、会場エリアも 三分割して個人練習エリアは十分に大きく取れ、事務的手続きや案内業務で時間を割かれるのも最小限に抑えられ、正に参加者にとっては最良の条件での『 自由練習会 』でした。
参加者の内、SR400くんは 常連ながら、馴れ合いも無く、奢り尊大になる事なく、自らの責任を果たす人ですが、それ以上に、GRAの活動が無理無く続かせて自身にとっても最良の練習機会を保ちたいという意識からか、パイロン 40本を自費購入して会場へ搬入してくれている人です。
使用機材の手配や搬入は、彼に頼らなくてもGRAとして準備は可能です。が、そういう意識と行動を兼ね備えている上に、オートバイに対して真摯に向き合う態度の人ですから、GRAの活動にとって欠かせない人です。
他の一名の参加者は、今回が初参加の VFR1200F さんです。
彼はオートバイ経験が長く、他の講習会経験も多い人ですが、当然というか、『 自由練習会 』の進め方に多少の戸惑いも覚えた様です。
ただ、それでも 占有エリアに練習目標に合わせてパイロンやマーカーを設置して、午前中は 2時間以上に亘り黙々と練習をこなしていました。
そして、午後にはその彼からの求めに応じて、タイヤの空気圧の調整による車両の挙動変化の確認と最適セッティングのサポートを行なったところ、「 セッティングはバランス 」という意味の一端は体感・理解できた様子でした。
また、SR400くんが VFR1200F に試乗してから行なったアドバイスに沿った操作で更にスムーズな走りになり、その上、“ 妖怪棒 ” によるフロントフォークの整列に興味を持ち、請われて簡単に整列調整を施せば、VFRでのターンに左右差が無くなった事で感動を覚えたようです。
( そうです、ターンの左右差はライダー個人の責任で無くて、オートバイの不整列が原因の場合が殆どなのです )
この様に、練習態度は熱心で、一緒に楽しい話も沢山で盛り上げてくれた彼ですが、次回の参加申込みが約束される訳ではありません。
先にも書いた様に、最良のオートバイやライディング知識や環境の提供、そして人材育成という GRAの活動主旨を達成する為に最善の選択を行なう事は理解してもらえているでしょう。
【 今後の課題 】
実は、今後の『 自由練習会 』の開催については 2点の課題があると考えています。
一つ目は、参加定員の設定についてです。
十分な広さの占有練習エリアと安全性の確保から、個人練習目標の内容にもよりますが、同会場では、通常の分割手法で最大5名が限界です。
定員を 6名として、参加者が自発的に相互調整をし合い、共に充実した最大の練習成果と満足感を得られる方向へと促すか、または定員は最初から 5名限定として開催するかで検討を行なう必要があると考えています。
次回『 自由練習会 』の申し込み期間前までに発表する予定です。
二つ目は、見学参加者の勧誘です。
『 自由練習会 』は 主に個人の練習ですが、見学だけの参加だとしても、車両の整備やセッティングに関してのレクチャーを聴く機会もあり、望めば 休憩時間に 見学者自身の車両チェックやアドバイス依頼にも喜んで応える予定です。
また、『 GRA講習 』イベントであれば、走行練習に留まらず、車両の整備やセッティングのレクチャーの機会も多く、走行練習からも技術を向上させる為のアイデア溢れるコース設定や練習手法なども確認できるなど、見学で観て聴くだけで、整備やライディングなどの向上に大きなヒントが得られるのが見学参加のメリットです。
ぜひ、この見学参加のメリットを、多くの人に活用して欲しいものです。
【 最後に 】
『 自由練習会 』は、一般的な講習会や練習会とは大きく違う企画内容です。
個人で占有して自由に練習できる場所があり、練習時間もたっぷりで、アドバイスやレクチャーを求めれば基本から適切なサポートも受けられるので、自身の課題や練習したい内容、オートバイに対する大きな関心や探究心がある人であれば、最善のイベントになるでしょう。
また、実際に参加しなくても、見学で練習方法や練習コースパターンの確認、整備やセッティングに関して実車でのレクチャーなどが、目の前で繰り広げられます。その上、休憩時間であれば、整備やセッティング、練習のポイントなどについて、日頃の不安や疑問に対してもアドバイスは可能です。
どうぞ、オートバイでいつまでも楽しく安全に楽しむため、熱意のある人をGRAは歓迎しています。
次の機会には、イベントへの参加や見学参加を検討してはどうでしょう。
また、オートバイに対しての質問は常に歓迎していますし、質問メールも大いに歓迎しています。
お待ちしています。