過去に開催したイベントの資料を紹介する活動を進めていますが、
過去の レッスン開催の際、作成した 「 レッスン テーマ 」を掲載しています。
1993年 から 2000年の間、8年の間、年間 6~7回開催したレッスンの度に異なるテーマを設けて行ない、年間通じてレベルアップを図るものです。
特に、1998年以降の「 レッスンテーマ 」は、アクセルやブレーキ、ターンなどのセクション別に詳しく解説を行なっており、「 ミニ教則本 」の様になっていますので、興味のある方は 下記の [ 用語辞典 ] でご覧ください。
■ 用語辞典 : 「 レッスンテーマ 」
http://gra-npo.org/dictionary/Ra_line.html#ressunnte_ma
なお、2001年以降に開催した レッスンではテーマを設定していません。
今日(11/17)、来年の“ GRAミーティング(総会)”の会場予約に行ってきました。
来年も今年と同じ、【大阪市中央公会堂】での開催で、土曜日夜6時からの開催になります。
2015年度の活動をより実り多くしたいので、皆さんの参加や質問、意見提案を募集していますし、GRAが開催したイベントに参加経験の無い人も参加を歓迎します。
参加に予約は不要で、参加費も不要です。
参加できない人は当日までに意見や質問をお寄せ下さい。
総会開催報告でその結果を発表します。
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< 開催日時 > ・・ 2016年 1月 9日(土) 18:00 ~ 21:30
< 開催場所 > ・・ 大阪市中央公会堂 第3会議室 (地図)
※ 参加予約、参加費は 一切不要です
歴史と由緒のある国の重要文化財が会場です。
見学や観光を兼ねて、気軽な参加をお待ちしています。
≪ 豆知識 ≫
現在、「中央公会堂」 となっている建物は、「義侠の相場師」と言われた株式仲買人、岩本栄之助 氏 が私財を投じて完成を夢見つつ、その死の2年後の1918(大正7)年11月に完成した建物です。
赤レンガの壁に青銅のドーム屋根が美しい外観に内部にはコンサートホールを備え、コンサートやオペラ、講演会などが開催されるなど、大阪の市民文化や芸術の発信地となって長く愛され続け、現在では国の重要文化財にも指定されているほどに貴重な建造物です。
2002年には、外観を保存したまま内部の改装工事が完了し、趣を残したまま設備が一新されました。それ以降、より多くの市民に活用されるようになり、ますます大阪の名所の一つとして親しまれています。
ちなみに岩本栄之助 氏は、第一次世界大戦の影響を受けて変動した相場の失敗によって、建物の完成を見ることなく自らピストル自殺を遂げ、享年は39歳の若さでしてた。
【 コース設定のポイント 】
まず、参加するオートバイとライダーの技量レベルに合わせて、参加する全員が楽しんで完走できるコースである事を大切にしている。それに、当日の練習メニューを反映した内容にする事、左右のターンを同程度入れて、低速から高速のセクションまで、様々なテクニックが要求される事も大切だ。
更に、これは私個人の考えだけど、コース設定に使用するパイロン(コーン)は、可能な限り少な目にして、簡潔な配置になるようにしている。
というのも、タイムトライアルコースの設計は作曲であり、ライダーとオートバイはその曲を奏でる奏者だと考えているからで、コース設計に秘められた意図や魂を自由に解釈し、思いのまま楽しんで欲しいからだ。
では、実例として、先日の自由練習会でのコース(パイロン配置)図を見て欲しい。
丸印( 〇 )がパイロンを示し、左端のミニコーンを除き、合計15本、区別しやす様に黄色、青色、白色、緑色、赤色と、コースの場所によって使い分けている。
映像でも紹介しよう。
https://www.facebook.com/hiroyuki.kobayashi.7771/videos/962601207128653/?l=6549012275184944163
【 当日のタイムトライアルのコースは 】
コース幅は 40m少々、
朝から降り続けている雨のため、路面全面はウェット(濡)
しかし、参加者は全員がベテラン(リハビリ中)揃いだから、比較的速度の乗る難度は少し高目なコース設定とした。
いつもながら、アクセルONでの円弧ラインでセクションをクリアする設定で、直立走行は存在せず、バンクさせて全開を強要(?)するコース設定を基本とし、今回のゴール間際のフリーターンのエリアはかなり狭くなっている。
スタートからは暫くは比較的高速セクション(赤色線)が続くが、殆どバンクさせたまま、しかも障害物(中央の黄色パイロン)をアクセル一つでクリアするライン取りが実現できるとスムーズで最も安全でタイムが出る。
中間部分(青色線)は中速セクション。ここでも速度を保ったままスムーズにオートバイを前へと進める必要がある、が、高速セクション以上に次のターン(パイロン)へのロスの無い繋がりが必要になる。
最後のセクション(オレンジ色線)は低速セクション。でも速度を落とし過ぎてロスはしたくない。
特に、フリーターンセクションは難しい。
参加者のレベルに合わせた難易度にした事もあって、スタート&ゴールエリアを仕切ったミニコーン(パイロン)が邪魔になる。かと言って広くて楽なエリアまで行くのはシャク(ロス♪)だ。
そうして、左へバンクさせたままゴールエリアへと突入。
ゴールエリアの中では、無事に完走できた安堵感の他、ロスをした(失敗した)個所を思い返し、次の第2ヒート(通常は2回のタイム測定)に向けて対策を練るのです。
※ コース図を公開する前に注意(?)です。
※ 運転に自信の無い方でも、気軽に参加して下さい。あなたの技量のレベルに合わせたコース設定を行ない、必ず完走可能にします。