この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。
さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。
『 都道府県別、感染被害一覧 』
現状は、日本国内、各都道府県共に感染状況が落ち着いた状態と言えます。
しかし、中央行政も地方行政も、批判を受けない事を基準に感染対策を行なっている様に見受けられ、その為に、対策が後手に回り、有効な効果を発揮し難く、且つ、行なった対策による効果を具体的に数値化して検証し発表する事に対しては消極的である事は見直さなければならないでしょう。
本来であれば、対策を行なう明確な基準を設けて発表して、対策を行なった後には検証して結果を発表して、次の対策では検証を活かした基準を設けていくというプラスの循環を歩むべきです。
ほぼ収束した現在だからこそ、対応可能病床数の確保や、追加ワクチンの手配以外に、世界各国での対策と効果発揮の状況を詳しく解析して発表するべきです。基本的には同じウイルスによる被害ですから、異なる国の結果であっても、多くの国民は真剣に解析結果を受け留めるからです。
国の機関か専門家の協力を仰いで、世界各国のワクチン接種率を年代別、ワクチン種類別に同じフォーマットで集計し、その各国での感染率や死亡率を 完全ワクチン接種者や未接種者、そして年代別に集計し、それに行動規制等の有無や内容を各国別に集計したデータをまとめ、それを定期的に発表するだけでも大きな前進になるでしょう。
そうした情報後悔を行なった上で、ワクチン接種の要請活動や飲食店などでの行動規制など、その根拠を示して説明と共に進めていけば、それらが全くない現状よりも効果を発揮する事は間違いありません。
現状は、それらの情報を断片的に収集して発信しているのは様々なメディアで、各メディアは各々の意図に合せて収集している為、他国の断片的な情報で不安感や恐怖を覚えたり、反ワクチン接種活動を有利にする断片情報も氾濫する結果になっていると思われます。
『 都道府県別、治療中患者数、重症者数、死亡者数 』
出典 : 厚生労働省
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