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世界の新型コロナウイルス禍、国別・日別 「新規感染者数」と「人口あたりの新規感染者数」一覧(2022年 6月29日現在)

2022-06-30 22:23:18 | COVID-19 世界状況

COVID-19, New Infections and Number of Infections per 100 Million People by Country and Day worldwide, As of June 29, 2022

『 世界全体での新規感染者数 / Changes in the number of new Infections worldwide 』

順調に減少を続けていた新規感染者数は、今月初めから、欧州の一部の国々で感染拡大が起きている為、一気に感染者数が増えています。
この拡大が始まる前から、欧州ではポルトガルやギリシャ、マルタなどの国々は充分に感染を抑制出来ていなかったのですが、3週間前から、ドイツやオーストリアなどで感染の拡大が始まり、それがフランスやイギリスなどにも広がっている様に見えます。
更に、抑制できていなかったギリシャも時期を同じくして更に拡大が始まり、同じ地中海周辺国のマルタやイタリア、スロベニアなどの国々でも感染拡大の火が燃え移っています。


感染拡大の原因は特定されていませんが、オミクロン株の亜種「BA.4」或いは「BA.5」による影響も考えられている様で、北米や中米、南米などでは欧州の様な動きはまだ表れていません。ただ、西アジア(中東)のイスラエルやバーレーン、カタールなどでは、欧州と同様の感染拡大をはっきり示しており、恐らく同様な原因によるものと思われます。一方、東アジアの 台湾 や シンガポール、オセアニア のオーストラリアやニュージーランドでは、一か月以上前から感染拡大を続けており。一向に抑制される動きを見せていない点が懸念されます。


そして、新規感染者数の一気の拡大と同様に、死亡者数も増える傾向を示しており、この点が最も注意を払うべき点です。



 

『 新規感染者数一覧 / New Infections by Country and Day 』




『 【感染密度】国別・日別一覧 / New Infections per 100 Million People by Country and Day 』

この【 感染密度 】(人口1億人あたりの新規感染者数)を確認すれば、新規感染者数の増減レベルが一目でわかり、他の国との感染状況の比較が容易になります。また、人口あたりの新規感染者の割合によって、治療や療養で社会参加できない人の割合を推測でき、社会機能の維持レベルや経済的損失などを考察するベースにもなります。
この【 感染密度 】を見れば、欧州では、ドイツは 3週間前から増加が始まり、フランスは2週間前から、ポルトガルは一向に抑制出来ず、ギリシャやマルタでは抑制できずにいたのが、先週から勢いを増し、英国でも同様に、今週から増加した結果を示しています。

また、アフリカでは、ポルトガルの元植民地で、大西洋上の観光立国諸島国のカーボベルデ だけが 感染拡大が深刻さを増しています。 そして、西アジアでは、世界で最もワクチン接種政策を先行したイスラエルが一気に深刻な状況に入り、イスラエルと1年半前に国交樹立した バーレーンも一気に深刻な状況に入り、隣国の カタールや UAEなどもそれに続いています。そして、東アジアを見ると、メディアは殆ど触れていませんが、台湾が世界で最も深刻な状況を続ける中、シンガポールが深刻な状況が一段深刻になり、ボルネア島のブルネイでも同様に一気に深刻な状況にはいり、オーストラリアとニュージーランドは 深刻な状況から抜け出せずにいます。

それ以外の地域の北米や中米、南米の各諸国では、現在のところ、感染拡大の兆候は見られませんが、来週頃には拡大に移っている恐れがあります。



※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません

Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
#COVID19
#オミクロン株
#新規感染者数
#newinfections
#感染密度


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新型コロナウイルス 国別・日別「死亡者数」と「人口あたり死者数」一覧(2022年6月22日現在)

2022-06-28 14:06:01 | COVID-19 世界状況

COVID-19 Deaths and Number of Deaths per 100 Million by country and day, As of June 22, 2022

『 世界の主要地域別・死者数の推移 / COVID-19 Deaths by major region 』

世界全体での感染死亡者数は、2022年1月以降、順調に減少を続けてきましたが、「新規感染者数」の増加と共に、その減少が止まっています。その停滞傾向は、特に欧州5か国で確認できる他、欧米7ヶ国とインドを除く、世界全般でも「死亡者数」の減少は止まり、やや増加傾向を示しています。


その欧米以外の世界の「死亡者数」で目立つのは、台湾が1ヶ月以上に亘って深刻な死亡者数を抑制できず、オーストラリアやニュージーランドは 2ヶ月以上も抑制できずにいます。そして、欧州の中で「感染者数」の増加が確認されているドイツでは早くも「死亡者数」の増加が確認されており、フランスやイギリスでの状況変化に関心を持つべき段階に入っています。



『 国別・日別、死亡者数一覧 / Deaths by country and Day 』





『 人口あたり死者数、国別・日別一覧 / Deaths per 100 Million People by Country and Day 』

人口が異なる国の死者数を比較して話題にする事ほど無意味な事はありません。人口あたりの死者数【死亡密度】を見れば、各国の被害状況がはっきりと理解できます。【死亡密度】の数値に合わせて欄を色分けしてあるので、深刻な状況に陥っている国や地域などがはっきりと識別できます。

現在、世界で最も深刻な【死亡密度】(人口あたりの死者数)を記録しているのは台湾です。人口1億人あたり、毎日 600人を超える人が亡くなり続けており、メディアは報道する事はありませんが、あれほどに感染予防に成功した地域で何が発生しているのかを確認して、その情報や対策を多くの国や人々で共有すべきでしょう。また、オーストラリアとニュージーランドでも同様に、高い【死亡密度】が続いている事も見逃せません。


※ 情報出典元の OCHA とは「国際連合人道問題調査事務所」の事です
※ OCHA発表のデータの内、「夏季オリンピック」「冬季オリンピック」「南極大陸」「トンガ」「北朝鮮」の情報は掲載していません



Source:#OCHA  ( https://www.unocha.org/ )
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<Q&A コーナー> 「 燃料カプラーの外し方は? 」回答を掲載しました

2022-06-27 21:24:45 | Webサイト 作成日記

      
“Q&A コーナー” に、2008年式、トライアンフ デイトナ675 を所有する方から、「燃料ポンプの燃料吐出口のカプラーが、上手く外せません、いい方法ありますか?」という質問を頂戴しました。




早速に、「簡潔編」の回答に始まり、「実車編」から「詳細編」まで、関連情報を含めて詳しく解説・回答しました。 どうぞ、燃料噴射式エンジン車を所有している人や整備に関心が高い人は、是非、ご覧下さい。


https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/Fuel_coupler/coupler.html


           ***************

以下、「簡潔編」の回答です、


こんにちは S さん

この度は 『 Q&Aコーナー 』にお問合せを下さり、誠にありがとうございます。
燃料タンクの取外しは、エアクリーナーエレメントの整備や点火プラグの交換を始めとする、エンジン補機類や電装関連の本格的な整備には欠かせない作業です。

ご質問の件は、該当車両の整備(サービス)マニュアルから、該当すると思われる指示書を紹介します。 これがお役に立つならば幸いです。なお、上手く外せない場合や、別な箇所で作業が進まない場合には、どうぞご連絡をください。
    

https://gra-npo.org/lecture/bike/Q&A/Fuel_coupler/coupler.html

           ***************

他に、「実車編」と「詳細編」の回答も掲載して、関連情報を含めて詳しく解説をしていますので、どうぞ、クリックして Q&A 回答文を御覧ください。


また、問合せ・ご質問の投稿もお待ちしています。

 




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『 なんでも “クリニック” 』整備・セッティング編ページ、一新のお知らせ

2022-06-26 23:37:06 | Webサイト 作成日記


開催イベント “クリニック” の「整備・セッティング編」案内ページを、もっと内容が伝わるように一新しました。

https://gra-npo.org/schedule/clinic/clinic_2.htm


一新した目的は、もっと整備やセッティング知識を高めて実践したいという人の要望に応えるため、『 主なメニューと効能 』という説明を充実させて、どんな効果があるのか、その効果が得られる理由を説明文に入れて、整備・セッティングの価値を分かりやすくしました。
      
例えば、【 最適なエア圧の確認と調整 】メニューは、以下の「効果」と「説明文」です。

最適なエア圧の調整と確認 / Optimal Adjustment of Tire Pressure

【 効果 / effects 】

     「最適なエア圧の確認」
     「最適な操縦性と安全性」
     「ライディング感覚の育成」

【 説明文 】

車両メーカー指定のエア圧に調整するのは悪くはありません。しかし、ライダーごとに、体重や感覚、使い方が大きく違うのに、全員が同じエア圧が最適とは決して言えません。
充分に広い専用エリアを使えるので、エア圧を変更してすぐに走行確認をして、一番運転しやすくて気持ち良い、最適なエア圧を安全に確実に確認ができます。さらに、その調整と確認作業によって、大切なライディング感覚が確実に育てられます。
  

           ***************


これによって、“クリニック” のイメージがつかみ易くなって、より適切な診断や確認に繋がる事を期待していますし、受診できない人にとっても、整備やセッティングの参考になると信じています。



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新型コロナウイルス、都道府県別、週間対比・感染被害一覧表 ( 2022年 6月24日現在 )

2022-06-25 23:05:15 | COVID-19 国内状況

この一覧表は、各都道府県別に、前週と比較して新規感染者が増えた増加率や、人口あたりの新規感染者や治療中患者数の増加率、人口あたりの死亡者数の増加率など数値で表し、感染被害の深刻度を他の都道府県と比較して理解する助けになります。さらに 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しているので、各都道府県別の医療体制などを勘案すれば、医療機関などが直面している状況や、住民の人々が感じている恐れの度合いも推定する事が出来ます。


『 都道府県別、感染被害一覧 』

【感染密度】を見る限り、一年前よりも厳しい感染状況が続いている事は間違いありません。ただ、沖縄県を除き、日本各地の感染状況の改善は進んでおり、デルタ株感染のピーク直後、2021年9月の初旬当時の状況と似ています。つまり、まだ感染は酷く、まだ感染を抑制する必要があります。また、沖縄県に続いて、熊本県や鹿児島県など九州各県の【感染密度】は高く、逆に、秋田県を始めとする東北各県は比較的低い【感染密度】にまで達して、ようやく昨年 8月末のレベルになっています。



 

『 都道府県別、人口あたり 治療中患者数、重症者数、死亡者数 』

グラフでも、沖縄県に続いて熊本県や鹿児島県など九州各県の状況が厳しく、東北各県の状況が改善しつつある事がはっきりと示されています。



 

『 週間致死率 と 通算致死率 退院率一覧 』

直近の一週間、都道府県別の【週間致死率】(新規感染者数あたりの死亡者数)は以下のグラフになります。


本来の致死率とは異なりますが、一週間の期間で区切って確認する事で、おおよその傾向は把握できると思います。そして、多くの都道府県での【週間致死率】は 0.2% を超えており、インフルエンザの致死率( 0.006~0.018% )を大きく上回っています。



出典 : 厚生労働省

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