人口1億人あたりの新規感染者数【感染密度】で各国で比較しなければ、感染被害の深刻さの違いは見えません。
どの国も、その医療体制は自国民の為、人口に合わせて整えられています。その為、人口あたりの新規感染者を比較する事で、その国の医療体制に掛かっている負担の大きさや患者一人に掛けられる医療資源や人員の余裕が推測できます。
日本の感染密度は 3000人 / 1億人 を超えていますが、それでも全世界の平均の 1/3 以下の低さであり、米国や英国と較べると 1/20 以下でしかなく、世界各国での感染状況の深刻さが身に染みて感じられます。が、感染病は 感染が少ない段階である程に効果的な対策が可能で、それを怠ると 一気に広がりますので、現在のレベル以上にならない様に効果的な対策が必要です。
出典 ： OCHA
＃COVID19
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この一週間の全世界での新規感染者数は、一日あたりの平均で約 565,000人となり、前週よりも 約 7,000人減り、拡大傾向が止まる兆候を見せています。
EU主要国では、フランスやドイツ、ベルギーなどでは拡大が止まり、イタリアやスペインでは減衰傾向を見せていますが、英国とスウェーデンは拡大傾向を示しています。その一方で、デンマークやチェコ、スロバキアでは英国以上の感染拡大を起こしている事からは目を離せません。
心配された クロアチア や セルビア、アゼルバイジャンなどの バルカン半島諸国は、一時の深刻な拡大傾向を抑える事に成功しておりますが、イスラエルとその隣国のパレスチナでは深刻なレベルで拡大を示しています。
欧州以外に目を移すと、北米の米国では一日あたり 20万人以上の高い感染が続き、隣国のカナダでは心配な程に感染者数が拡大していて、メキシコでは少なくはないものの急な拡大は抑え続けています。ただ、心配なのな メキシコ以南の中米地区で、特にパナマやコロンビアでは 感染者数が深刻なレベルで拡大しています。
出典 ： OCHA
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12月31日、18：20現在、NHKが発表した、新型コロナウイルス 都道府県別の新規感染者数・感染者マップです。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/
歳末になり、Google でも予想された通り、過去最多の新規感染者数が報告されています。東京都は明らかに対策遅れで、特に神奈川県はその影響を強く受けていますが、対策を早目に行なった 北海道と大阪府は 拡大を一定度抑えています。
今後、感染の中心地となるのは 東京都と周辺自治体と見られるので、東京都 と 神奈川県 の感染予想 を Google 予想図で一緒に掲示します。
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12月27日、18：20現在、NHKが発表した、新型コロナウイルス 都道府県別の新規感染者数・感染者マップです。
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/
検体を採取する医療機関とそれを検査する機関は別で、職員の休日などの関係で、土日や年末年始は報告数が少なくなります。注目すべきは 1月5日以降の報告数です。が、来月初旬の報告数を確認する以前に、何故、GoTo解除を今から検討を急ぐのか分かりません。
以下は Google の AI による感染予測です。
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新型コロナウイルスによって受ける影響は、都道府県によって人口や感染密度が異なる為、単純に感染した人の人数を比較してみても実感とは異なります。
そこで、都道府県別に、新型コロナウイルス禍に 新たに感染した人の人数 と 前週と比較した増加率、そして 都道府県の人口あたりの増加した感染者数割合などを一覧表にまとめています。特に 被害と影響が悪い箇所は黄色で欄を塗り、良い結果を出している箇所は薄いピンク色で欄を塗って識別しています。
この表を見る限り、新規感染者数の増加度が高い 広島県や岡山県、高知県や長崎県などの方々の不安や恐怖は東京都の人より遥かに高いと言えます。重症者の方の増加度を見ると 山形県や京都府、石川県での医療現場の対応が特に深刻さを増していると推察できます。そして、大阪府では一週間の間に 61名の方が亡くなり、人口あたりの死亡者数も全国一となり、入院されている方のご家族の方々の心配が偲ばれます。
一方で、東京都と大阪府では 回復して退院する方の人数、人口あたりの退院者数の割合も高く、医療従事者の方々の尽力が表れていると言えます。
出典 ： 厚生労働省
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