GRA 公式ブログ・サイト

NPO法人GRAの活動や考えを伝えます

【 何故、NPO? 】 (草稿)

2019-11-28 22:36:56 | 代表の紹介など

GRAの事を、より理解してもらう為、コラム文章を作成中です。
ここに、その草稿を掲載しますので、校正や意見など、みなさんからの指摘をお待ちしています。
 
 
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  他のNPO法人の事を紹介する記事を掲載し、色々な NPO法人 の事をアピール
  すると、時々、受ける質問や言葉があります。

 「 オートバイの事をもっと載せた方がいい、NPO の事に興味はあんまり無いので 」

 「 NPO 法人だという事は分かった。 でも、それはオートバイという趣味の世界での
  活動を、少し正当化しようとしているだけでは 」

 「 非営利の法人だと言っても、利益を一定以上は出して、収支がきちんとしていな
  いと社会的な信頼は得られないでしょ 」  などと 。
 
  
   
『 なぜ、NPO? 』

指摘の通り、GRAはオートバイを 主題(テーマ)に置いた活動しています。
そして、「 ライダーとオートバイにとって、より良い環境を創り上げる 」という活動の目標は、一般的な意味では、社会貢献とは言えないのかも知れません。
  
他の NPO法人であれば、人の生活や健康を助け、人の人権や生命を危険から救い、地球環境や生態系を改善するという目標を掲げて活動していますので、較べると NPO らしくないと言われるのも当然の様に見えます。
しかし、私達は、基本的に利益を求めない NPOとしての活動こそが、人として普通の事だと考えています。
 
 

 
『 普通の事 』
    
「 企業は人なり 」という言葉があります。
私は、この言葉の理解の延長として、一人の人を一個の法人として見ています。
   
利益(収入)を得る事に生きがいを持つ人は、より多くの収入を得て、社会的に恵まれた生活を送る事を目標にしているでしょう。
が、それとは異なり、利益(収入)を目標としないで、自身が持っている知識や能力を社会のために役立てたいと考えて、行動している人も大勢います。
    
そして、私も、オートバイを通じて知り、考え、学んだ多くの事の中に、きっと社会の多くの人々の役に立つ事があるだろうと信じていて、人々の役に立ちたいと行動を続けてきました。
   
そんな私にとっては、NPO 法人として活動する事は普通の事ですし、きっと 他の NPO法人を創立した人々の中でも、「普通の事」をしていると考えている人は多くいると信じています。
 
 
 

『 支援のカタチ 』

NPO法人活動とか、社会貢献活動と言うと、ちょっと敷居が高く、縁遠い存在に感じる人も多くいるでしょう。実際、人の生活や生命に関わる深刻な課題や、地球環境の改善など壮大な目標を掲げている NPO法人の活動には、「支援はしたいけど ・・」と躊躇する気持ちは理解できます。

   
ただ、GRA の場合には、少し違う事を伝えます。
もちろん、「寄付」を頂戴する事はありがたいのですが、一番の “支援” は、Webサイト を通じて発信している様々な コラムやメッセージ、動画などを観て、良い内容だと思えたら「いいね」や「リツィート」をして下さる事です。
   
そんな、簡単な事ですが、私達の活動にとっては大きな励みになっている事を知って欲しいのです。その上で、「質問」や「指摘」、「意見」を頂戴出来れば、更に大きな刺激と励みになる事は言うまでもありません。
   
GRAは、そんな考えで NPO法人と活動していますので、どうぞ、これからも “支援” をよろしくお願いします。
 

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広報動画 『 特別練習会 』 作りました (1994年 4月 3日)

2019-11-26 23:48:29 | アーカイブ映像の案内

1994年に開催した『 ジムカーナ 特別練習会 』の、紹介用動画を作ってみました。
きっと、『 特別練習会 』の雰囲気の一端が伝わると思います。
  

   
『 特別練習会 』
は、1993年から始まった企画で、多くの人に人気のあったイベントで、毎回異なる走行練習用コースを走り込む練習会で、自身のレベルに合ったグループを選んで走り込む事で、ライディング操作を確実に習得できるのが特徴です。
  
当日参加した人は、是非、ご覧ください。
参加しなかった人は、一緒に、臨場感を味わってください。   
    
 

< 当日の 詳細な資料は、下記サイトで >
【 イベント記録 】ページ  (1994年4月3日)

http://gra-npo.org/document/record/1994/19940403.html
 
 
 
  
  


NPO法人の紹介 『 NPO法人 Walk Free Foundation 』

2019-11-25 00:01:37 | NPO法人の紹介記事

  
        世の中には、利益の為ではなく、社会の為に尽力している方々や団体があります。
        そんな活動を行なっているNPO法人を、機会がある度に紹介していきます。
        みなさんにとって何等かの参考になる事を願っています。
     
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 『 NPO法人 Walk Free Foundation (WFF)』
  
NPO法人 Walk Free Foundation ( 以後、WFF と記載 ) は、オーストラリアを拠点に、全世界各国での “奴隷” 状況を調査して報告している団体です。

  
彼らの指す “奴隷” とは、19世紀以前、鎖で身体を拘束され、人身売買され、あらゆる労働力を搾取されていた “奴隷” だけを意味していません。
現代社会、世界の各国で、鎖で繋がれていなくとも、金銭的・精神的に身体と人権を拘束し、それを雇用する者の利益の為に労働を供されている人々全てを対象にしています。
  
WFFは、そういった存在の人々の事を “現代奴隷” と呼び、各国政府関係機関への啓発活動を行なうと共に、各国で人権活動を行なっている民間団体に活動用資料として提供を行なっています。



 
『 世界と日本の “現代奴隷” 』
   
彼ら(WFF)の指摘では、“現代奴隷” が多い国は インドや中国、パキスタンなどで、日本は世界の中で少ない国としてしています。
が、自身と身の周りを見渡せば、長時間労働やサービス残業など、雇用側が雇用関係を楯に労働を搾取する例は多くあります。 確かに、それらを禁止する法整備は進められていますが、順守意識が高いのは行政に近い大企業であって、大多数の国民が就労する中小・零細企業では望むべくもない事も周知の事と言えます。
  
その境遇は、30万人近くに上る 技能実習生 の場合には、更に厳しい事も広く知られています。技能実習制度は、単純労働業種における人手不足解消を目的に導入されたに等しく、搾取と人権侵害が起きる構造になっているとして国際的な批判を浴びています。
また、留学ビザで来日する留学生に於いても同様で、週に28時間までのアルバイトが認められているのを利用して、日本人が敬遠する工場労働、飲食店、宅配便などの仕事で、彼らから合法的に最低賃金で働かせ、外国人留学生は債務と搾取のサイクルの絡め取られています。
  
更に、日本国民が知るべきは、世界の “現代奴隷” を生む構造に加担しているという事で、輸入される大手メーカーの製品や部品自体に、“現代奴隷” が潜んでいる事実です。
サプライチェーンという、主に大メーカーが製品を製造する為に、世界的な原材料や労働力の供給ネットワークを活用しているが、そのサプライチェーンに “現代奴隷” が従事させられている事実があります。

“現代奴隷” のリスクが多く含まれている製品は、1. ノートパソコンや携帯電話、 2. 衣料品やアクセサリー、 3. 魚介類、 4.カカオ、 5.材木 で、日本がそれら製品の輸入額は、米国に次いで 世界2位になっている事は知っておく必要があります。
欧州などと比較して、“現代奴隷” を排除する仕組み・フェアトレードを尊重する意識が薄く、それが故に 世界各国で人権を無視され労働搾取し続けられる “現代奴隷” の人々を生み続けているのです。


  
※ 参照資料 :  Global Slavery Index 2018、
      「日本についての記述の試訳」  山岡万里子  訳

http://notforsalejapan.org/wp-content/uploads/2018/08/Global-Slavery-Index-2018-%E5%92%8C%E8%A8%B3-1.pdf

 


【 NPO法人 Walk Free Foundation 】

□ 法人案内 Webサイトページ    ・・https://www.minderoo.com.au/walk-free/


□ 法人案内 Webサイト(和訳) ・・

https://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=https://www.walkfreefoundation.org/%3Fgclid%3DCj0KEQjwvtS6BRC8pcKn8OXIg_wBEiQAqtpiz0wDst0me7uDXsjzP5sFbePbZi-U3ixqcUL0DSu9NukaAsQT8P8HAQ&prev=search


□ Global Slavery Index              ・・https://www.globalslaveryindex.org/


□ Global Slavery Index(和訳) ・・

https://translate.google.com/translate?hl=ja&sl=en&u=https://www.globalslaveryindex.org/2018/methodology/prevalence/&prev=search

 
 
 
 
【 関連記事 】

〇 SUSTINABLE BRANDS  ・・・

https://www.sustainablebrands.jp/news/os/detail/1189402_1531.html

  
〇 Trends Watcher    ・・・

https://www.trendswatcher.net/032018/geoplitics/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E5%AD%98%E5%9C%A8%E3%81%99%E3%82%8B%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%A5%B4%E9%9A%B7%E3%81%AE%E5%AE%9F%E6%85%8B/

  
〇 Sustainable Japan  ・・・

https://sustainablejapan.jp/2018/07/25/gsi-2018/33487


 
 
 
 


1994年 3月開催『 ジムカーナレッスン 』動画の紹介です

2019-11-24 05:58:41 | アーカイブ映像の案内

1994年、GRA発足当時から、最も大切に開催していたイベント『 ジムカーナ レッスン 』の動画です。
 
この動画では、レッスンの最後に行なっていた タイムトライアル(タイム測定)、それも 当日にインストラクターを担当していたメンバーの分だけ収録されています。
25年以上前の動画ですが、どうぞ、ご覧下さい。
 

    
なお、「 タイムトライアルコース図 」や 「 タイム測定結果 」、「 当日配布書類 」など、詳しい資料は下記サイトに掲載しています。


【 イベント記録 】1994年 3月20日開催・ジムカーナレッスン
http://gra-npo.org/document/record/1994/19940320.html


  
  
  
 


11月21日付け、過去一週間のアクセスデータ

2019-11-22 23:38:35 | GRA活動の案内

GRAの公式Webサイト (http://gra-npo)への、最近一週間の海外からのアクセスを紹介します。
   

  
アクセス傾向には、日本・海外を問わず、“波” があるのですが、ここ最近は カナダ からまとまってアクセスが入っていて、面白かったので紹介します。
   
公式Webサイトに限らず、運営している ブログサイト等を始めとして全て日本語で作成しているので、検索ワードでサイトがヒットしても、タイトル名は日本語です。
その為、基本的には日本国内からのアクセスがメインになりますが、興味深い事に、時々、海外からのアクセスが固まって入る事もあります。
   
GRAの ブログサイトの一つは、最近、オーストラリアからまとまって来たり、変わった所では Youtube では ロシアの方から定期的に入ってきています。
   
どちらにしても、GRAとしては、日本国内だけに活動を絞る考えはありませんので、海外からのアクセスは大歓迎しています。
ただ、泣き所は、英語表記などが十分になっていない点です。
    
どうぞ、GRAの活動はこれからも続けていきますし、コラム文章中に英語表記が入っている事にも、みなさんの理解と協力を期待しています。