GRA 公式ブログ・サイト

NPO法人GRAの活動や考えを伝えます

名称変更します

2018-10-18 15:05:49 | GRA活動の案内

『 名称を GRA へ 』

混乱を招く言い方ですが、NPO法人GRAを “正式名称” へと変更する事を報告します。

ご存知の通り、GRAはNPO法人として内閣府に申請して活動をしていますが、申請時の正式名称は “特定非営利活動(NPO)法人 ジムカーナ・ライダーズ・アソシエーションです。 これは、1991年、発足当時の活動目標「ジムカーナ文化の創造」を、NPO法人への申請時にもそのまま引き継いでいたためです。

ただ、現在の活動目標は発足時やNPO法人申請時とは大きく変わっており、その活動目標を更に周知・徹底する為に変更の申請を行ないました。


『 変更申請の状況 』

これらの変更は、GRAが法人として掲げている【定款】の変更変更を申請して、認証後に正式に変更が受理される事になります。

また、今回の変更申請では、現在の活動目標に合わせて【名称】と【目的】の申請を行なっており、それぞれの申請内容は下記の通りです。

■ 名称変更の内容 ■


■ 目的変更の内容 ■


変更申請の書類を提出後、書類の不備などの指摘を数度受けましたが、ほぼ問題は無い状況まできましたので、今後順調に審査処理が進めば、2018年中には正式に認証(受理)される見込みとなっています。


『 Q & A 』

名称変更に関して、よく受ける質問について下記の Q&A の通り、ここに回答しますが、他に不明な事がありましたら GRA事務局(information@gra-npo)までご質問をお届けください。



【 参考資料 】 ・・ 「 定款変更認証申請書 」



GRA発足当時活動目標 「ジムカーナ文化の創造」:
http://gra-npo.org/policy/policy_data/inauguration.html

GRA事務局宛のお問い合わせは
http://gra-npo.org/office/info_mail/mail.html

貸借対照表の掲載と今後について

2018-10-17 14:10:01 | GRA活動の案内

『 貸借対照表の掲載 』

特定非営利活動促進法(NPO法)の平成28年(2016年)改正によって、「貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)」を公告(一般告知)する事が義務化され、その施工日は平成30年(2018年)10月1日とされている事に伴い、NPO法人GRAでも前年度の「貸借対照表」を公式Webサイトに掲載しました。

なお、「貸借対照表」とは法人の財務状態を資産や負債などの内容を記載して、法人お全財産を表すデータ表で、「バランスシート」とも言われています。

【 NPO法人GRA、2017年度の貸借対照表 】は下記の通りです。



『 負債額と借入先について 』

NPO法人GRA 公式Webサイトの 「 2017年度会計報告ページ 」で掲載・発表の通り、前年度末時点での負債金額は 250,000円です。

また、これら負債分の全額が 代表:小林個人から借り入れ分です。


『 負債への対処は 』

負債(借り入れ)が継続されるようになった2006年度以降、総会で負債の解消(返済)について再三の指摘を受けており、イベント活動などでの収益を高める意見は毎年の様に届いています。
しかし、総会で毎回説明している事ですが、返済の手段や計画に主眼を置いた活動をしない事を改めて報告します。

それは、収益や財産、負債などの額で評価される一般の営利法人とは異なり、NPO法人は非営利活動法人の名称の通り、営利や損益よりも政府や自治体などが扱い難い社会的なサービスの要求に応えて貢献する事が最大の存在価値であり、それがNPO法人としての評価であると信じるからです。

社会的な貢献活動が第一と言っても、負債の返済に対しても対処しています。
以下の年度別・負債金額表の通り、順調に負債返済は進んでいます。



『 有志からの寄付金で 』

ただ、順調に進んでいる返済ですが、返済の大きな力になっているのはイベント開催による収入によってではなく、GRAの活動に賛同して 【 寄付金 】(開催協力金など)を献身的に寄せてくれる有志の人達の存在です。

というのも、2010年から開始している “ 第3期・脱皮計画 ” により、開催イベントに参加できる限られた人達に対してではなく、広く全国の人達にWebサイトなどを通じて情報や知識、体験の発信や啓発活動へと活動主体を切り替えているため、開催イベントへの参加人数は少なく抑え、その参加費収入は運営費を補填するほどの金額だからです。


『 意見や提案をお待ちしています 』

以上、報告の通り、NPO法人GRAの経理面は順調に進んでいます。
後は、どの様にして全国の人達に対して “社会的貢献” 活動を進めていくかです。 この点について、みなさんの意見や提案、または体験や知識を寄せて欲しいのです。
“ いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境を育成する人の育成 ” に 大きな関心と希望を持つ人達からの協力をお待ちしています。

NPO法人GRA 事務局 ・メールアドレス : information@gra-npo.org

また、NPO法人GRA の活動目標や夢を追う活動への【 協賛金 】も引き続きお待ちしております。




【 ツーリングライダーに伝えたい 】 ( 2019年に向けての活動方針 )

2018-10-05 02:50:58 | GRA活動の目標達成
2018年 9月現在の活動の課題と今後の進めていく方向について発表します。
現在の活動目標と活動反省点、そして今後の方針について記しますので、皆さんからの「質問」や「意見」、「提案」を待っています。


『 今、活動の主体はイベント開催ではありません 』

NPO法人GRAの活動の変遷を知る人はご存知の通り、2005年からの【第2期・脱皮計画】で参加者の主体性を求め、2010年からの【第3期・脱皮計画】でイベント開催を活動の主体としていません。
そして活動の主体は、【第3期・脱皮計画】でも明記の通り、Webサイトなどを通じてGRAが蓄積した “知識” や “体験” を発信して、意識ある人々と共有していく活動が基本です。


『 今の活動の目標は? 』

そして、この【第3期・脱皮計画】で目指している目標は、「いつまでも、楽しく、安全なオートバイライフ環境を、ライダー自らが生み出すのを促し、その意識と行動を備えた人の育成」です。
つまり、より良いオートバイライフの環境作りを、必要な知識や情報、考えを共有しつつ、自身はもちろんの事、他の人々に対して熱心に働きかける人のサポートや育成を目標に据えています。


『 イベントでの反省 』

ただ、企画開催しているイベントに対して反省もあります。
GRAは、1991年から2004年の長い間、ジムカーナ主体のイベント開催をしていたので、今でも “GRA=ジムカーナ” と誤解している人が多く、イベント企画内容でそのイメージを払拭する試みも十分に効果を挙げたとは言えないのです。
ジムカーナを通じてオートバイを楽しむ愛好者が増えても、イベント参加者レベルの意識に留まり続け、より良いオートバイライフ環境を作る当事者へと意識を高められるイベント企画内容ではなかったと反省をしています。


『 ツーリングライダーに伝えたい 』

【第3期・脱皮計画】で「活動の主体はイベント開催ではない」と伝えながら、イベント開催活動に期待を掛け過ぎて、Webサイトなどを通じて全国の人々への発信・共有活動が疎かになっていた事を改めていきます。
そこで、Webでの仮想発信対象は “ツーリングライダー” とし、発信内容はオートバイに関する基本から問題点までを、誰にも理解しやすい文章とイラスト・画像などを使った発信活動を積極的に進めていきます。
オートバイユーザーで最も多いツーリング用途で使うライダーこそ、最もユーザー人口が多く、最も走行距離が長く、その分だけライディングや整備、セッティング等の知識や情報の全てが、安全で楽しいオートバイライフに直接役立ち、走行時間が長い程に家族の理解を得る課題もあるため、私達と知識と意識を共有する人が増えると信じています。


『 皆さんに、期待しています 』

私達・NPO法人GRA では、この活動や目標に対して関心や興味のある人の参加を期待しています。
参加と言ってもイベント参加の事だけではありません。 全国の方々からの「質問」や「意見」、「提案」を心から待っているのです。
そういう交流を通じて、更に広がりのある活動へと高めていきたいと考えていますので、是非、皆さんからの「声」と「行動」を待っています。

* * * * * *

『 最後に 』

今回の文章をWebサイトに掲載するにあたり、急遽開催した “井戸端会議” で全国各地の仲間からの意見や提案を受け、“ツーリングライダー” に届けられる内容で進めるという方針で行く事にまとまりました。
そして、その方針の上で幾つかの提案が挙がったので紹介します。
「 ツーリング先でうまくUターンする 」とか「 フル積載状態での操縦安定性の変化 」、「 ヘアピンカーブでのスムーズな通過 」などのキーワードを使った情報発信の提案や、「 実際にツーリングイベントの開催 」というイベント企画の提案まで、有効な提案ばかりでした。

どうぞ、GRAは意識ある人と一緒になって目標へ向かって行きますので、関心のある方は質問や意見などを寄せてください。また “井戸端会議” に参加してください。 一緒に良い環境を創っていきましょう。

【参考資料】



■ 第2期・脱皮計画 概要 ■ : http://gra-npo.org/policy/explanation/growth.html#3

■ 第3期・脱皮計画 概要 ■ : http://gra-npo.org/policy/explanation/growth.html#4