今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

ミスコンの日

2006-03-05 | 記念日
今日(3月5日)は「ミスコンの日」
日本では1908(明治41)年3月5日にヘラルド・トリビューンが依頼し時事新報主催『世界美人コンクール』の日本予選として行った「良家の淑女」写真コンテストの入賞者発表を掲載したのが始まりとされ、以後3月5日をミス・コンテストの日に制定している。
当時、このコンテストで1等に選出されたのは小倉市長・末弘直方の四女ヒロ子で、学習院女子部3年に在学中だった。ヒロ子の義兄が彼女に無断で写真を主催者宛に郵送したそうだが、これが学習院上層部、特に学長の乃木希典の怒りを買い諭旨退学処分というお咎めを受けることのなってしまったそうだが、乃木は後にこのことを悔い末弘の仲人を務めているそうだ。
ミス・コンテスト(ミスコン)は、国際貢献活動の親善大使や観光キャンペーン活動を担当する女性を対象としたコンテストである。
しかし、「ミス○○」という場合、これらの女性は、美人でスマートな人が選ばれていることから、1980年代後半から、最盛期は1995年北京会議(第4回世界女性会議)以降、女性団体から「女性差別」「人権侵害」などというミスコン反対の動きが活発になり、最近では一部自治体などにおいては廃止したところも多い。
主要なミス・コンテストでは、世界を代表するミス・コンテストである「ミス・ユニバース」や「ミス・インターナショナル」、又国内では、「ミス日本 」などが有名である。その他、各地の自治体では観光キャンペーンガール と言った名前での選出が行われいるし、ミスキャンパス(大学の学園祭におけるミスコンテスト) なども行われている。
今年で53回目を迎えるミス・ユニバース・ジャパンでは、今年4月に行われる最終選考会では、4000名を超える応募者の中から勝ち残った15名にファイナリスト達が出場する。
この世界大会では、1953(昭和28)年は伊東絹子さんが日本初の入賞(3位)を果たし、その見事なプロポーションから当時、「八頭身美人」が流行語にもなった。また、1959(昭和34)年、児島明子さんが初めて優勝した。また、「ミス・ユニバース」に出場者では、女優として活躍している満田久子さん(1978年)や写真家の織作峰子さん(1981年)等がいる。
「ミス日本コンテスト」は、1950(昭和25)年、アメリカの救援活動(※)に感謝して日本とアメリカの友好親善を図る女性親善大使を選ぶことを目的に行われたのが最初で、最初の受賞者は後に映画女優として一斉を風靡し、昭和の美人の代名詞ともなった山本富士子さんであった。その後一時中断を挟んだが、1967年に和田研究所という女性の美容研究団体をスポンサーに従えて再開し今日に至っている。(※1950年のアメリカの救援活動に触れる記事は以下参考の雑事雑感を見ると良く分る。)
最近は、ミスコン批判で消えていった大学のミスキャンパスのコンテストも復活の兆しがあり、かの京大でも復活とか・・・。しかし、相変わらず、一部の反対派の抵抗は強いようだ。
男の私には、このような女性のミスコンが「女性差別」だ「人権侵害」だといって反対している理由がよく分からない。何か、そのようなことに対して、コンプレックスを持っている人の嫌がらせのようにしか見られない。人間が美しいものに感動するのは当たり前である。それは、絵画や詩、音楽、その他演劇などどんなものでも同様である。その対象がペットであろうが人間であろうが同様で、又、それが人間の女性であろうが、男性であろうが・・・。この世の動物はヒトだけでなくトリなどでもオスはメスの気を引くために美しい色をつけたり鳴いたりする。ヒトも他のヒトからよく見られたいと、女性は化粧をし、ファッションに気を配る。これは形こそ違え男性も同じである。
男性誌に登場する女性は、男性にこびたような又挑発的な姿で登場する。逆に、女性誌のばあいは、如何に男性の目を引くかを意識したメークやファッションが幅を利かせているし、そこには、イケメンとかよばれる男性が話題になる。
しかし、何も、見た目に美しいだけが人間のとりえではない。いくら見た目はきれいでも他の面で劣っていては魅力もない。現実には、見た目の顔だけでなく心が美しいことも魅力的で人をひきつける。だから、世の中うまくいっているのである。しかし、見た目にきれいことが、見た目に悪いよりは良いのに決まっており、どうせ、親善大使や観光キャンペーンをする人を選ぶなら、見た目にもきれい人を選びたいとするのも自然な行為だと思うし、そのような機会をチャンスとして、それに、応募して、自分を売り込みたいと思う人がいてもそれも自然なことであろう。
余り、自分にないものを人が持っているからと言って、非難するのはどうだろう・・・。もっと、人にはない自分の良さを研くことにそのエネルギーを向ける方が良いのではないか?世の中、美人であるが故に不幸になる人も結構多くいるのだから・・・。
(画像は、山本富士子さん)
参考:
ミス・コンテスト - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88
2006 Miss Universe(R) Japan Presented by Samantha Thavasa
http://muj.trans-cosmos.co.jp/
MSN-Mainichi INTERACTIVE ミス・インターナショナル
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/miss2005/graph/world/04/
ミス日本グランプリ決定コンテスト
http://www.sponichi.co.jp/miss_nippon/
雑事雑感(脱脂粉乳の寄贈を受けて「ユニセフ給食」が始められ,翌1950 年には米国から無償提供 された小麦粉でパンが給食に登場)
http://homepage3.nifty.com/ksmansaku/site1/zatsuji_20011222.html
60年目の自由
http://www.chunichi.co.jp/hold2005/postwar60/050418T1428.html


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3 コメント

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美人コンテスト (とんとん)
2006-03-05 15:06:01
顔立ちが整っていてスタイルが良い 知性豊かで性格が良い それで健康!

女性がより女性らしい気配りも・・立ち居振る舞いも綺麗である 豊かな表情も

これを兼ね備えている ミスコンの選出の条件はこんなところかしら・・

えべっさんのミス福娘さん 息子のお嫁さんにと思われる親御さんも多いとか!

昔から色の白いは八難かくすとかいいますね

赤ちゃんの時から綺麗に生まれる これは得してますね(^^♪

メイクも綺麗になるため 最近は整形美容で綺麗になるお嬢さん達もいたり

綺麗にこしたことはありません 心が綺麗だともっといいですね。
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女でも男でも (よーさん)
2006-03-06 07:31:32
とんとんさん、男も女もやはり一番の魅力は心のきれいな人でしょう。思いやりや優しさは、何にも優先する。

そりゃ、顔だって不美人よりも美人がいいに決まっている。男も同じ。醜男よりイケメンがいいに決まっている。だから、キャンペーンガールや親善大使を選ぶなら不美人より美人の方がいいよ。それを目くじら立てて非難することはない。自分は自分らしい魅力をだせばいいのだよね。
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ミス (Linda)
2006-03-06 09:56:55
よーさん、お早うさんです。

高校時代密かに(大っぴらでしたかな?)ミス天王寺を選んでいました。先輩のミスは僕の近所の方。同学年のミスは同じクラス、準ミスは中学校から一緒だった子でした。綺麗な女の子が沢山側に居る環境やったのに何故僕は上辺だけ突っ張っていたのでしょう?上辺だけの質実剛健でした。勿体無いことをしました。
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