強い陽射しの中、トリテレイアの薄紫の花色が涼しげです。
92歳になる母も草花が好きで我が家の3倍くらいの広さの庭を長年管理してきましたが、今は足が不自由となって庭仕事はもとより庭に出ることもなかなか容易でなくなっています。
そんな母が時折生協の共同購入で宿根草の苗や球根を購入しています。
届いたものを「植えてあげようか」と言っても「いい、持っていって」と言うばかり。
注文した時は自分で植えられるような感覚だったけれど、やはり届いてみたらその気になれなかったかもしれないし、最初から娘に買ってあげようと思っていたかもしれません。
真意はわかりません、、、
そんな球根を、昨年の12月に我が家のアーチの足元に植えました。
雪囲いも終わりあとは雪が降るのを待つだけという頃だったので、もしかしたら開花は無理なんじゃないかと思いましたが、春になり細い葉が出てきました。
その細い葉はどんどん伸びて倒れ込んでくるばかりで待てど暮らせど開花する様子がなく、春に咲くとばかり思っていたので今年は花は見られないのかもと半ば諦めていました。
が、6月下旬に花茎が立ち上がり始めました。
はじめて見た花でした。
一瞬で虜になりました~(゜▽゜*)♪
何でしょう、この透明感!
トリテレイア、アガパンサスの花に似ていることからヒメアガパンサスの和名があるようです。