「風の女」、次のように続いていた・・・・
「一日中、頭の隅からなにか音が離れないと考えながら、また、クロ松の防砂林の向こう、夕方の日を浴びた山を見ている。女が声を上げた、いや、風車群を抜ける風の切れる音だったのだろうか。」
『安部公房とわたし』 山口果林 講談社α文庫
『壁』 安部公房 新潮文庫
なんと昭和46年7月30日6刷を重ねたこの茶色に変色した文庫本 120円だったんだな。
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「風の女」、次のように続いていた・・・・
「一日中、頭の隅からなにか音が離れないと考えながら、また、クロ松の防砂林の向こう、夕方の日を浴びた山を見ている。女が声を上げた、いや、風車群を抜ける風の切れる音だったのだろうか。」
『安部公房とわたし』 山口果林 講談社α文庫
『壁』 安部公房 新潮文庫
なんと昭和46年7月30日6刷を重ねたこの茶色に変色した文庫本 120円だったんだな。