さまよえる天神さん

てくてく てくてく 風景と

渓谷へ3  ようやく

2021-05-11 | 鳥海山麓

袖川峡、ここは秋田の上高地だという人もいたりしますが、人っ子一人いない上高地、観光地でもありません。ただ、きれいな川の流れは、まっくらな隧道効果?もあって何とも言えない開放感を与えてくれます。



ところどころ残雪も見えます





カタバミ



エゾエンゴサクでしょうか



ニリンソウも

カタクリとフクジュソウの混生

フクジュソウは終盤

急斜面から幾筋かの滝

キスミレ

うつむいてるイカリソウ?、知人によると強壮効果があると

ミズバショウ

次々に芽吹きが



第3隧道を過ぎてダムの工事現場見えたあたりで折り返し

歩き出して1時間半ほど

袖川発電所の橋の上から子吉川下流方面

午後の暖かい日差しを浴びなら約4時間弱の里山歩きでした。ゼンマイ、コゴミ、ホンナなど少し手土産を抱え満足して帰ります。上流のダム建設がこの清流にあまり影響を与えないことを願いつつ・・・。



渓谷へ2 ここは

2021-05-09 | 鳥海山麓

さて、歩いて通り抜ける気はしない暗い暗い隧道の先

ここはまだひと月遅れの春

取水口でしょうか

水芭蕉も

子吉川を上流へとたどります。

かつて袖川集落があった辺り



水仙が咲いているとなんか人里って気がします

袖川発電所には寄らず先に進みます

獅子舞でも奉納したのでしょうか

食べられるのか

繰り返しますがここでは今が早春。

隧道は電力関係で掘られたような気がしてましたが、よく考えると実際はかつて直根集落から百宅集落に引かれていた森林軌道(鉄道)のために造られたんでしたね。(由利高原鉄道ホームページに詳しい)




渓谷へ

2021-05-08 | 鳥海山麓

檜山滝から袖川渓谷へ

写真では少し明るくなってますが、まっくらな隧道、車がやっと通り抜けることができる、闇の中によく見ると白い点。

電力会社によって水力発電のために掘られたんでしょうか。

「You Can Call Me Al 」、歌詞の意味はよくわかりませんが、南アフリカ訪問からインスピレーションされたともいわれているこの曲をコンサート会場で楽しそうに唄う人々の姿、暗いトンネルの向こうに展開する春先の渓谷、同じ質の時間が流れてる気がするのは何なんでしょうかね。


裏側2 檜山滝

2021-05-07 | 鳥海山麓

法体の滝からまだ行ったことのない檜山滝へと向かいます。ずっと凍結されていた「鳥海ダム」の工事開始に伴いダムの底に沈むため、ほとんどの建物が解体されつつある百宅の集落を抜けていきます。


知人が幼いころ通ったという小学校跡地へ寄ってみます。わが反対側の山麓でもコンクリートの小学校が次々の廃校になってますが、この木造の校舎も南西方向に鳥海山を望みつつ、朽ち果てようとしています。

普通乗用車がやっと通れるような細い農道を進み、駐車スペースから600mちょっと、地元の方々によって整備されているようです。

エンレイソウ

キクザキイチゲも

スミレサイシン?

ショウジョウバカマ

谷間にはまだ残雪が

夏場には枯れそうになることもあるようですが

雪解けの季節、まだまだ水量はあります。


裏側

2021-05-06 | 鳥海山麓

5月4日(火)晴れ
どちらが裏か表かはこちら側に住む人間の勝手な言い草ですが、こっちから見れば鳥海山の裏側、矢島口祓川、猿倉口の方面へちょっと出かけてみました。五合目祓川までの道路の除雪は終了、各駐車場は山スキーをする人たちでそれなりの賑わいを見せていました。


風が強そうです。

ヤナギの花でしょうか

法体の滝は雪解けですごい水量です。

連休中にもかかわらず人の少ない観光地といったところでしょうか。