S2000と茶の湯 日々是好日

裏千家のお稽古 日々の出来事 大好きなS2000
ぶつぶつと 私の備忘録

松江桂月堂の最中

2020-10-17 23:48:23 | 菓子・スイーツ

めったに食べない 買わない最中

頂きました

 

 

松江城最中 大きいです

 

 

中の小豆は 大粒で 私好み

餡はおいしいです

 

最中の皮は難しいですね

ぱりぱり感は全くなし

でも 口の中で ぺたぺた張り付くこともなく

まあ 許せる範囲

 

その代わり 日持ちが2週間ぐらいあります

お土産にはいいかもしれません

 

小笹の最中は格安でおいしいし

空やもそれほどお高くはないですよね

最中は 京都より 東京かな 

たまに食べたくなります

見たことはありませんが 切腹最中というのもあるそうですね


懐石の献立は 近くにあるもので ・・・

2020-10-17 20:53:00 | つぶやき

来月の口切の茶事の献立は ?

お稽古茶事の献立は 生徒さんが1品づつ 作ってこられますのでいいですけれど

 

お稽古じゃないほうは ?

近くにあるもので 

お家元様もいつでしたか淡交タイムスに書いていらっしゃいました

ことさら わざわざ高価なものを求める必要はなく そこにあるもので 

 

こんな言葉があります

料理のひねりは客の迷惑 

菓子は手製で シンプルなものでよいと

上用かな ? 昔からお菓子の最上位 形もシンプル

 

今ある食材は

大根・蕪・サツマイモ等々

煮物碗は ちょっと頑張って

数日前のスーパーの売り場を見て それからですね

お菓子は

銀杏があれば銀杏餅がいいですね

裏千家のお菓子ですから

口切は 栗と柿も添えるので 縁高か菓子碗か

箸も杉橋がいります

私は利休箸を短く切って 黒文字に合わせて自分流で杉箸を作っています

 

献立考えて 器を出して お道具も ・・・

こんなに考えていると すぐに時間がたってしまい

一番楽しいときかもしれません

 

 

お茶事は  流れはわかっていますけれど

口切だけは 毎年お稽古でしてますけれど

やはり 部分稽古ではなく お茶事の流れのなかでの口切は別物だと思います

飾り紐も 水屋の方が手早くしないといけませんしね


楽茶碗の使い方 黒・赤・飴・白 ・・・ 口切で使おうかな

2020-10-17 14:33:11 | 道具
 
 

口切の濃茶で 楽を使おうかな ? と

 

楽茶碗にもいろんな色があります

表の知り合いの方は 黒が濃茶 赤がお薄 とおっしゃいましたけれど

そうなんでしょうか ?

 

裏の方に大樋の飴は 使えなくはないけれど あまり濃茶には使わないほうが良いと

言われたことはあります

 

でも 無地だし 私は別に構わないと思うんですが 

実際 使っています

 

赤は弱くて 世の中に残っている数が少なく 黒のほうが多いから

黒が主流になるのかな

利休さんは 黒がお好みで 派手好きな秀吉は赤がお好み 

千家のお茶の世界は 利休さんが中心からなのか  

黒を好まれますね それで 濃茶は黒

 

赤でもいいお茶碗がたくさんあります

 

白の不二山は国宝だし

赤の加賀光悦は相国寺の承天閣美術館で

めったにお目にかかれません 

不昧公展で 松江に来たので お目にかかりました

よかったですね 大ぶりのへら目の いろんな色目の景色があって

見ごたえのあるお茶碗でした

パスポート買って 何度も通いました

 

同じ赤の無一物は重要文化財で となりに並んでました

端正な ふんわりとした 

手当たり 口当たりがよさそうな 優しいお茶碗です

 

加賀光悦とは 正反対の 趣でした

好みで 私は 加賀光悦派

なかなか あんな斬新な楽茶碗は見かけませんよ

 

赤は赤で 

お薄もいいけれど 濃茶を飲んでもいいと思うんですが

お茶会の展観も黒が多いです 

 

私は黒は筒なので 炉開きは赤にしようかと

 

今日はちょっと出して お薄を飲みましたけれど

同じお茶でも 楽でいただくとおいしく感じます

 

 

お茶碗を温めておいて それから お茶をたてました

 

 

それでも ガンガン煮えた湯は怖いので 少し温度を下げて

真冬は使えませんね ご用心 ご用心

 

 

 

6代 左入の赤です

 

箱は 旦入と直入の極め

大宗匠の箱がついてます

 

窯傷がありますけれど それが景色になって面白いお茶碗です

300年以上前のお茶碗が けがもせず

もろいといわれた赤が よくのこっていたなと思います

 

手の中で 時を感じます

掌の中で ほんのり温かさを感じていただく一服はおいしくて

幸せなひと時です