本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

『80歳。いよいよこれから私の人生』多良久美子著 読了

2024-06-04 15:39:29 | 本・雑誌、読書
 福岡、本日よく晴れていますが、風が強くて木々の枝が大きく揺れています。
 4月半ばから通い出したジムで本日は初めてホットヨガクラスを経験してきました。
 厳密に言うとジムの見学の際にスタッフさんからホットヨガクラスの体験を勧められ、まったく初めてのジム経験でそもそもジムとはどういうものかわからない状態の時に1度ホットヨガを経験してはいるんですが・・・。
 いつものとおり、初めてのことはすごく緊張する私。堅い身体でヨガのポーズができるのかと心配しましたが、ボタボタ汗を落としつつ、無事終了いたしました。汗をいっぱいかいて、日頃伸ばさないところを伸ばし、終わった後はすっきりして、充実感がありました。ヨガは人気が高くてなかなか予約が取れませんが、週1ぐらいで受講できたらと思っております。

 さて、多良久美子さんの『80歳。いよいよこれから私の人生』という本を読み終わりました。この方には多良美智子さんというお姉さんがいらっしゃって、こちらも『87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし』という本を出しておられます。お姉さんの方はお孫さんと作ったYouTubeチャンネルの人気が出て、それから本を出され、その後、出版社の勧めで妹さんの多良久美子さんも本を出されたということです。


 さてさて、私。定年が見えてきた0代から、仕事を優先した生活を送っていた自分が、仕事がなくなった後、どういう生活をするのか?と不安で、先を行く方々、70代、80代、90代&それ以上の方々がどういう生活をされているか、どういう思いで生きておられるかを知りたくて、せっせと元気な高齢者の方々が出される本を読んでいました。
 ネットで検索するとそういう本が結構出版されていて、これってみんなが同じように知りたがっているから、本が出版されるんだろうなとも思うのですが。本になるくらいの生き方をされている方ってやっぱり読み応えのある生き方をされている。そういう方々の生き方が自分の参考になるわけないとは、いい加減わかっているんですが、やはりタイトルに70,80,90等々ついていると思わず、手にとってしまう。どうしようもありませんねえ・・・

ということで、そんな中で手に取った今回の本。
 4歳の時に病気で知的障がい者になり今は50代になられる息子さんがおられて、平日は85歳の夫さんと二人暮らし、土日は施設から帰ってくる息子さんも入れて、三人暮らしの生活。障がいを持つ家族の方々と福祉にも関わり、70代まで地域の社会福祉協議会の仕事をされてきた。
 さらりと書かれているんですが、これは大変だっただろうと想像できます。
 でもそんな中でも織物を楽しんだり、手作りの料理にこだわったり、楽しみを見つけて生活を楽しんでいらっしゃる。

 こんなスーパーな生き方、平凡な日々の生活でも四苦八苦している自分の参考になるわけない。
なんですが、
『良いときもあれば、悪いときもある。人生そのくりかえしだと気づきました。』
(だから良いときはそれを十分楽しんで) 『今をめいっぱい楽しみ、大変な状況の転じたら、またそこでがんばればいいのです。』
 本の中ではほとんど語られていない重い経験から出てきているだろう著者の言葉が、これからどう生きたらいいんだとじたばたしている自分に静かに入ってきて、ふっと気持ちが軽くなりました。
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「流転の海」に助けてもらっています

2019-02-17 17:25:12 | 本・雑誌、読書
実家、職場の人間関係、子どもたちの将来・・どうしてこんな人間がいるんだろうとか、子どもたちがこれから経験するであろう人間関係とかを考えると、心配になることばかり。

どうしても許せない人がいて、その事ばかり考えてしまうことがあって、鬱々しています。

でも、そんな時に宮本輝氏の「流転の海」に巡り合った。


この本は出版された時に読んだことがあったんですが、家の本棚で見つけて、最初から読み返し、その後出版された、シリーズを読んでいます。


いま5部まで読み終わったところです。


世の中には、まったくどうしようもない人もいる。


自分の中にもどうしようもないところがある。


他人は他人、自分がどう生きるかが大事


人間関係煩わしいけれど、生きている以上、人と関わらないで生きて行くことは難しいし、どうしようもない人が周りにいても、その人と関わって生きざるを得ない時がある。


こんな簡単な言い方ができる作品ではないけれど、この本を手に取って、最近、いろんなことが起こって波立っていた自分の感情を少しだけコントロールできるようになった気がします。


たくさんある本の中から偶然この本を手に取った。

何か見えないものが自分を助けてくれた・・・そんな思いさえします。



しかし・・・

気持ちは落ち着いてきたけど、この物語の先が気になって、ついつい読んでしまい、ほかのことが手につかないって事態になってしまっているのはまずいです。
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読書

2018-11-04 10:05:56 | 本・雑誌、読書
福岡市、今日もいい天気です。

さて、昨日はたまったストレスのままに、職場の不満をがっつり書いてしまいました。

それで、ふと我が身を振り返ってみると、これまたどうしようもない奴。

職場の皆さんをどうこう言う前に自分の方がもっと酷いかも(自分のことは客観的な評価ができない)・・・と思っている次第です。

それで自分の不満の元を考えてみると・・・、自分の発想がたこつぼ状態ではないかと。

職場で一日の大半を過ごして、その中で発想している。

ひょっとして、ちょっと視点を変えれば、ストレスを感じてることが大したことじゃないんじゃないか?

それで、ちょっと視点というか気分を変えるために、本を読んでみました。

どこかに出かけて行って、違う空気を吸って違う人に会うと、自分が今まで悩んでいたことがちっぽけなことに思えることは、よくあることだけれど、家に居て、本を読むだけでも大きく気持ちが変わります。

本って凄い。

そういえば、この1年ぐらい、本を読む時間がめっきり減ってしまい、最近は1か月に1冊程度という状態。

仕事をするのもあと数年だし、いまさらガツガツ本を読まなくてもって思っていました。

でも今、妙に本が読みたい。

たぶん仕事のためじゃなくて・・・

しばらく本から離れていたので、何から読めばいいか・・・

家の中にはまだ読んでいない本がたくさんあって、どれを読もうかと迷ってしまうけれど、差し当たり目についた本を手に取っています。



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米澤穂信著「満願」(&仕事の愚痴)

2018-09-08 09:02:57 | 本・雑誌、読書
昨日は、お休みをいただいて1日家におりましたが、その前日に仕事で大きなダメージを受けたせいなのか、何もする気が起きず、ダラダラと過ごしてしまいました。

・・・私の前任者の代から長年お付き合いしていたクレーマーさんと前々日に和解(?)して、やっと縁が切れたと思っていたら、そのクレーマーさん、念には念を入れたのか、我が組織の上部組織に確認の電話を入れたみたいで、そこの若いお兄さんが「いいえ、○〇(我が組織)はまだ対応できます。」なんて答えたとのことで、長々とまだできるじゃないかのお電話。

喜んだのも束の間状態。そのお兄様、大卒新規採用3年目で、この仕事も3年目。一応この仕事に関してはベテランと思ってらっしゃる。
でもね、対応できるかどうかは、こっちの組織が決めることで、いくら上部といってもそちらの組織にそう答える権限はないのよ、ましてはあなたには全く権限ないのよ。そもそもあなた現場の経験ないでしょ! と子どもの年ほどの若者に怒りの矛先を向けるおばちゃん(私のこと)=思っただけで、実際に抗議してはいません。

最近我が組織ではクレーマーさんの圧力に負けて不適切な対応をする事例が増えていて、ちょっとイライラ。

ということで、クレーマーさん対応疲れより、勘違いお兄さん及び新人のお兄さんをそう育ててしまった組織に対する怒りで疲れたのかも・・

最近、すごく頭が良くて、本当に新人さん?って働きする方多いけれど、企画立てたり、プレゼンして伝えるところはいいけれど、それを実行する段階になると人の気持ちを考えずうまくいかなかったり、つい自分が失敗したくないための逃げの行動に出たりとか、ぜんぜんやれない…そういう人が多くなったような気が・・・

まあお兄さんの発言内容はクレーマーさんから聞いたことなので、本当はそんなこと言ってなくて、濡れ衣かもしれないけれど・・

いずれにせよ、クレーマーさん対応では、現場から上部まで一貫して同じ対応をしないといけないけど、それが組織で徹底していないのが我が組織の問題だと思います。
上部を責める前に自分のところでできることをしないといけないです。



本とは全く違うところから始まってしまいましたが、そんな状態で、2014年発行、米澤穂信著「満願」を読みました。



最近ミステリー小説を読む時間が増えていて、ちょっと先行してミステリーにハマっている夫が買った本から面白そうなものを探し出して読んでいます。

この本は2015年版このミス第1位とか、第27回山本周五郎賞受賞作とかの帯がかかっていて、短編集だったこともあり、読んでみました。

う~ん、読んでるときは面白くて先が気になるけれど、読み終わって、まあ面白かったかなって感じ。

これが少し前にものすごく売れたというのが、自分はあんまり理解できなかった・・・

自分が読書に求めているものが違うのかな・・・

前回も書いたけれど、年を取って感動しなくなったのかな・・・

こうなると魂が震えるくらい感動する本を見つけないと・・・と逆に読書意欲が増すのであります。


結局それで読めないほど本買って後悔することになりそうだけど・・・(いつものパターンです。)

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読書三昧 「検事の本懐」、「最後の証人」 柚月裕子著

2018-08-19 16:52:56 | 本・雑誌、読書
本日、日曜日でお仕事お休みです。

昨日もお休みでしたが、夫のお兄さまの還暦のお祝いの集まりが夕方あって、朝から緊張の一日でした。

なので今日は開放感・・・夫には申し訳ないですが、夫の家族とのお付き合い、そういうもんでしょう。


純粋にゆっくりしたいのと最近本を読んでいなかったので、先月の旅行の際に読みかけていた柚木裕子氏のミステリー小説を読み始めました。


そしたら・・・止まらなくなって、本日、柚木裕子三昧。

一日中読書してました。ちなみに「検事の本懐」と「最後の証人」。読み応えあり!!


最近ミステリーにハマっている家族が買いそろえた柚木作品がまだまだあるので、これで終わりそうにない。

8月後半には角川文庫からしばらく本屋で見つからなかった「検事の死命」も出るようだし・・・

仕事が忙しくなって私の自由時間減ってるのに・・・

ミステリー本の読書時間も捻出しなければならなくなりました。




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本を買いました!

2018-03-25 16:48:29 | 本・雑誌、読書
最近めっきり本を読まなくなっています。

それでもAmazonの購入履歴はどんどん増えています。

巨大企業Amazonに取り込まれている感じも嫌なんですが、買った物を見るとDVDであったり、雑貨だったり・・・

本がほとんどない!

ここのところ、ひと月に1、2冊という状態でほぼ読んでない人。

そんな状態だったのが、日経ビジネス最新号を見ていて、買ってしまいました。

連載の「BOOK 話題の本、注目の本」 

今週の一冊は「伴走者」、併せて読みたいが「天人」と「ジャーナリズムに生きて」

記事を読むと、三冊とも読みたい。

本に興味が向いていない私に、本を読みたいと思わせる記事を書いた方のほうが気になって、記事を書いた方の紹介を見ると河野通和さんという方で、著書も紹介してある。

その中の「「考える人」は本を読む」という本も気になりました。


それで、この4冊が買いたくなりました。

しかし、最近本を読んでいなくて、ふところも寂しい私が4冊買うのは無謀。

しばらく調べていたら、伴走者は試し読みが無料でダウンロードできる。

これは、まずちょっと読んてみてっということで解決。

で、残り3冊。

絞り切れずに3冊買ってしまいました。



家の中にはまだ読んでない本が山ほどあるんだけどなあ~
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「鹿の王」上橋菜穂子著

2017-08-27 09:45:02 | 本・雑誌、読書
久々に「早く次を読みたい!」と思う本を読みました。



「鹿の王」は、2015年の本屋大賞を受賞した小説ですが、タイトルから内容が想像できなくて当時から気になっていました。

しかし、単行本の上下2冊を買うまでに至らず、気になるな~のままでした。

それで、新聞の広告欄を見ていたら、文庫版4巻で出ていることを知り、まずは1巻を買ってみました。

初めての本やドラマになかなか入れないところがあるので、この小説も1巻前半は割と退屈だなあと感じましたが、後半から引き込まれて、慌てて2巻以降、4巻までまとめ買いをしました。

この小説は、本屋大賞の他に、日本医療小説大賞を受賞しており、医療ミステリーという言い方もされていますが、自分はヴァンという主人公が、自分の出自や「家族」を考えるところを描いたところに惹かれました。

愛する者を守るため、国を滅ぼしかねない疫病に対峙する。と書くと月並みですが、自分の身近な人を守るために、ただ自分のできることをしている主人公の姿に、読みながら、国とは何なのか、権力とは何なのかを考えました。



最近、親の介護をしていて、元気な時に社会的な地位や名誉を手にしても、結局、死ぬ間際に「ありがとうございました」って言える力とそういう気持ちになる状態にあることが人間としての幸せではないか。

とか

結局、人間も特別なものではなくて、他の動物と同じように、生きるために死ぬまである程度の負荷をかけて生きないといけないのではないか。

動物が餌を確保できなくなったら死ぬしかないのと同様に人間も退職したら楽隠居ではなくて、死の瞬間まで心身ともにそれなりの健康を保つため、生きるための努力をし続けないといけないんじゃないか。

なんてことを親を見つつ考えています。


そういう状況で読んだこの小説がスッと自然に入ってきて、この作者の考え方、好きだなあと思いましたが、あとがきを読んで、ご両親の看護、介護をされたと書いてあって、やはりそうだったのかと納得しました。



この小説が本屋大賞を受賞し、多くの方に受け入れられているということは、読み方は違うかもしれませんが、日本人の多くが、国や地域というものより、もっと本源的なもの、自然界の一員としての人間が生きることについて、考えているんじゃないかななんてことも思いました。

いくら政治家やマスコミが日本の在り方とか、日本人としてうんぬんかんぬんと言ってみても、日本全体の経済力を上げるために、長時間労働をして、家族や地域のことにあまり知らないままでいいのか。

日本人が世界とか国とか大きな目で考えられなくなったのではなくて、そのまえに考えなければいけないことに気がついて、考えているんじゃないかと思います。

国が豊かになって、それなりの生活ができるからじゃないかと言われるかもしれないけれど、手に入れた環境に合った考え方でいいんじゃないかと思うし、自分の置かれた環境の中のことを考えている方が自然な気がします。



本からちょっと離れてしまったし、ちょっと大袈裟?
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「辺境・近境」村上春樹著

2017-07-15 14:10:51 | 本・雑誌、読書
最近ぜんぜん本を読まなくなりました。

数冊の本をいつも鞄に入れて持ち歩いてはいるんですが、ずっと鞄の中に入ったままです。



村上春樹のこの本も数か月前から鞄に入ったままでした。

手の取って読み始めるとそれなりに面白いのですが、一気に読んでしまいたいってほどではありませんでした。


村上春樹氏は、日本だけでなく海外にも熱狂的なファンがいて、ノーベル賞の発表時期になると有力候補の一人として毎年取り上げられる作家で、別格の扱いをされているように感じます。


ずっと前に「ノルウェイの森」を読んだ時、ぐっと引き込まれた記憶がありますが、その頃だったか村上春樹ブームがあって、逆に敬遠していました。


「1Q84」を発表された時に読んでみました。


前半はそれなりに夢中になったのですが、読み終わって、な~んだ単なる恋愛小説?みたいな感想しか残らなくて・・・


文学好きとは言えない自分は、この作家の魅力が未だ理解できていません。


でも旅行記は面白いと思います。この「辺境・近境」の前にも何冊か読みました。


旅した場所の情景があまり描かれていないので、そこがどういう場所なのか知ることはできないけれど、

作者がその場所に確かにいたということ、その時、その場の空気感が文字を通して伝わってきます。


かといって・・


自分も旅に出たくなりました・・・的な本ではありませんでした。

読み終わって発見がある、何かを感じた・・・そんな本でもなかった。


でも、純粋に読むことを楽しめた本でした。

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久々続けて本を読みました

2017-04-15 09:30:16 | 本・雑誌、読書
福岡の桜は葉桜になってしまいました。

木曜日はまだ花の方が多かったのですが、気温が上がって金曜日は葉の方が目立つ木の方が多くなっていました。

木曜日は早出当番なので、朝職場について当番の仕事を終えた後、仕事が始まる前に敷地内の桜を撮影しました。

咲いていることはわかっているんですが、職場の敷地ですからゆっくり見る人もなく、それでも美しく咲いているのが、なんとも感動的でした。

それにしても、桜って写真にすると美しさが伝わらないんですよね~





さて、久々短時間で三冊の本を読みました。三冊目はまだ読み終えていませんが、読みながら泣いてしまいました。

ビートたけし著「テレビじゃ言えない」

佐藤愛子著「それでもこの世は悪くなかった」

この二冊は今どきベストセラー

三冊目はずっと本棚に置いたままだった野口健著「100万回のコンチクショー」

ビートたけしさんの本は、映画監督として世界的に認められているからこそ、めちゃくちゃなこと言っても出版できるし、そうだよなあと思うところがたくさんあっても、そんなに簡単に「わかる!」って思っちゃいけないんじゃないか? 凡人がそうだそうだと同調できるのか?
もっと違うことを言っているんじゃないか・・・なんて思いながら読んでしまったし、

佐藤愛子さんの本は、経済的な豊かさが心の豊かさを失くしているっていうのはまさにそうだよねって思いつつ、またまた、でも単純に同調しちゃっていいのかな、もっと考えないといけないんじゃないかとこれもまた、反省しつつ、読んで・・・

そして、野口健さんの本。これは別できちんと感想を残しておきたいです。

ということで、中途半端に書きかけちゃいます。
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「サピエンス全史」を読み始めました

2017-02-04 16:32:25 | 本・雑誌、読書
もう2月も4日になってしまいました。

昨日は節分。テレビのニュースで放送される神社などでの豆まき風景を見ながら、昔は子どもたちと豆まきをしたなあなんて思い出していました。

夕食の買い物をするときに、豆を買おうかなとも思いましたが、どうせ撒かずに食べるだけになってしまうだろうなと買わずに帰ってきました。無粋です。

さて、読書。

昨年末から1月頭には割と本が読めていて、今年は本を読む年か?と思っていたんですが、1月後半からさっぱり読書をしなくなって、気がつけば昨年同様ペース。

年々本を読まなくなってしまうのかと寂しいです。

しかし、読む量は減ったのに、面白そうな本は気になって、いまは、数日前に新聞広告で見つけた「サピエンス全史」という本を読んでいます。

広告には

「NHK「クローズアップ現代+」で特集」とか、「“幸福”を探して-人類250万年の旅 リーダーたちも注目! 世界230万部のベストセラー」などと書いてあって、そういうキャッチに弱いです。



でも 上巻カバーに『アフリカでほそほぞと暮らしていたホモ・サピエンスが食物連鎖の頂点に立ち、文明を築いたのはなぜか。その答えを解く鍵は「虚構」ある。・・』というところを読み始めたところで、ぐぐっと引き込まれて・・

しっかり読みたい本です。

とは言っても、ぐいぐい読み進めるには内容が濃すぎる。
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「打ちのめされるようなすごい本」米原万里著 に打ちのめされる

2016-11-23 09:55:32 | 本・雑誌、読書


本を読んでもすぐに内容を忘れるし、本棚の本も読んだかどうかわからなくなるので、何を読んだかだけでもと書名をメモしています。

メモは1993年から始めたので、そこそこ記録がたまっていて、過去のページをめくってみるとこの年にはこんな本読んでいたのね~と暇つぶしになります。

数年前から、仕事に関係ある本は黒色で、なんとなく読んだ本は青色でメモを取るようになって、がんばって黒い色を増やそうと年間ん冊だなんて言っていたんですが、

最近は大事なお休みの時間を仕事の本で潰すのが嫌になって、本をあまり読まなくなっていました。

それがちょっと前に和田竜さんの本を読んで、本でワクワクするのもいいなあとこのところ、読書に戻って来ています。

でも、ミステリー系。

で、悪い癖なんですが、せっかく時間を使って面白くなかったら時間を無駄にした感じがして、絶対面白いと感じるものを読みたい。

なんて思ったら、あえて冒険する気がなくなって・・・手間を使って調べれば見つかるはずなのに・・・
「面白い本よみたい!」けれど、「何を読んだらいいかわからない」状態。
堅い本は読みたくないし・・・

夫が私より少し前にミステリーに目覚めて、夫の部屋にはだんだん本がたまってきています。夫に聞けば面白い本を推薦してくれそうだけど、たぶん趣味が違うから・・

家の中には堅めの未読の本(これは私の本)が溢れていて、それ読めばいいじゃん状態なんですがね。
仕方なく、本棚を見ていたら、「打ちのめされるようなすごい本」が目に留まって、この中で読む本探そうと軽く読み始めたら、この本に打ちのめされています。

著者は2006年に50代で亡くなられていますが、ロシア語通訳をされていた方。

ご自身の読書記録なんですが、読む側の自分が自国日本視点、それから外国というと欧米から視点でモノを見ているんだなあ~とか、日本国内の情報ってすごく偏っているなあとはっとしています。
新聞や雑誌の書評であまり見かけない(本自体がちょっと古いだけではないと思います)本について、表現豊かにかつ読みやすく書かれていて、圧倒されます。

内容が濃すぎてゆっくりしか読めないので、読み終わるまでしばらく時間がかかりそうです。

登場する本を欲しくなるのも問題です・・・取り上げられている本がネットで検索できてしまう便利さに困っています。

お気に入りのブックカバーをつけて、読んでいます。
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歴史物読書

2016-11-05 11:54:55 | 本・雑誌、読書
11月5日土曜日、福岡市はとても良く晴れています。

庭のハナミズキがいい色になり始めました。



写真手前がハナミズキ。

秋の澄んだ日差しに、コニファーもそれぞれ、みどりを際立出せています。

こんな日、出かけないのはもったいないですが、家で読書しています。

和田竜氏の「のぼうの城」を読んで以来、「のぼうの城」は物語ではあったんですが、日本史関連の本を読みたい気持ちが強いです。

特に戦国時代、織田・豊臣前後、日本がダイナミックに動いた時代を描いた小説・・名作といわれるものがこの時代をどう描いているか、読んでみたい。

また逆にたくさんの小説家が描いているこの時代が本当はどんな時代だったのか・・・歴史研究者のちょっと硬い本。これも読んでみたい。

出口治明氏の「仕事に効く教養としての「世界史」Ⅱ」で、ちょっと世界史に目が向いたものの、やはり我が国日本の歴史を楽しんでみたいなあと思っているところです。

それで、我が家で積読状態になっている本を眺めて・・・我が家の中だけでも読んでみたい本がいくつもあって、いろいろ手に取るばかりで、なかなか“これ!”と選べない。

まだまだ一冊に集中できそうにありません。
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「ローマ人の物語」を読む

2016-05-15 13:51:57 | 本・雑誌、読書
熊本の地震から1か月経ちました。

九州に居ながら被災地のことを心配するだけで何もできていません。

関連のニュースなどを気に留めていますが、復興に向けた支援は、まだまだ、いろいろなことが足りてないのでしょうが、過去の地震災害に比べ、方針・対策が早めに出されているような気がします。


さて、この土曜日、日曜日、予定もなく家にいます。

このところ、いろいろ思うところがあって、歴史の本を読んでいますが、ふと手に取ってしまった読みかけの「ローマ人の物語」塩野七生著から昨日、今日と離れられなくなっています。

以前に読んでいた時は、あまり面白さを感じなかったのですが、歴史に関心が向くくらい心境自体の変化があった今は、何はさておき、読んでしまいます。

ただいま「パクス・ロマーナ」。単行本で行くと全15巻の第6巻目ですので、まだ前半部分です。

最後まで関心が続くかどうかわかりませんが、あまり集中しないで読んでいければなと思っています。

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読書の秋を満喫中

2015-10-24 22:23:34 | 本・雑誌、読書
今日は午前9時に予約をしていた歯医者さんに行って、それから佐賀の実家に両親の様子を見に行ってきました。

そして、途中で本屋さんに寄れたので、本を購入。

最近お財布がピンチでしばらく本は我慢をしないといけないのですが・・それでなくても読んでない本が我が部屋を占拠しているから、そっちを読めよっていうのもありますが。

なんと財布の中にもらった図書カードが何枚も入っているのを発見したんです。

それで、本日、本を購入。

週刊ダイヤモンド 「「読書」を極める!」に記事があった池内恵氏の「イスラーム国の衝撃」「現代アラブの社会思想」と、沼上幹氏「組織戦略の考え方」、米原万理氏「打ちのめされるようなすごい本」を買いました。

その前に買っていたのが、佐藤優氏「知性とは何か」、千野栄一氏「外国語上達法」、出口治明氏「本物の教養」、同じく出口氏「日本の未来を考えよう」、エヴァン・オズノス氏「ネオ・チャイナ」。

しばらくほとんど本を読んでいなかったのですが、いまや読みたいモード全開。

いつまで続くか、このうちの何冊まで読めるのか、わかりませんが、私的に、まさに読書の秋です。
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セミナーより本

2015-10-18 14:44:17 | 本・雑誌、読書
昨日、土曜日はお休み。ですが、事務所近くまで、珍しくセミナーを聴きに出かけました。

最近セミナーに参加しなくなりました。

わざわざ出かけて行って勉強する意欲がなくなったのかな~と自分の気持ちの変化を心配していますが、行かなくなった原因が意欲のせいだけではないかなと思っています。

ある面、セミナーはイベントだし、講師はプロ。うまい話をしてなんぼ(そんな講師ばかりとは限りませんが)。

ここに問題がある、あれを考えないといけないという話を聞いても、

じゃ具体的になるをしたらいいの?

あなたは何をされていますか?

というと答えが返ってこないような気がして・・・

自分で動いていない方が話している内容は、何を根拠にしているんだろうとふと思ったりして。。

質疑応答にしても、お話ごもっとも的な賛辞が多くて、講師の発言に疑問を投げかける質問がない。

まるで講師の話で正解を聞いたようになっていて、もう少し考えないといけないんじゃない?って寂しくなってしまいます。
参加している人が全部同じ考えじゃ、気味が悪い。


以前はおかしいんじゃないかと思ったら、質問をしていたんですが、せっかく有難い話を聞いたのに、なんでそんな質問するんだみたいな雰囲気になってしまうので、まあいいかになっている自分も情けないのは情けないですが・・・



というわけで、セミナーで話を聴くより、長い年月を経て今も残っている古典を読んで、自分なりに考えた方がいいのではないかと。

出かけていく時間があるなら、家でしっかり読書をした方がいいなと。

やはり年を取ったせいかな。。。

と後ろ向きな話はこれくらいにして



本というと週刊ダイヤモンドの10月17日号「「読書」を極める!」というのがメインの特集ですが、成毛眞さんや佐藤優さん、出口治明さん等々の記事があって、図書館や書店の取材記事があって・・もうたまりません。



面白い~

しかし・・・大作を読みたいと思っているくせに、本を扱った雑誌にハマって、本を読む時間がなくなっているっていうのはどうなのよ!!って思います。
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