福岡、本日快晴です。
朝は涼しかったですが、これから気温が上がりそうで、暑がりの私は、まだまだエアコンが必要です。
さて、9月21日から22日の天草旅行。
前回1日目を書きましたが、今日は2日目。
元々9月21日、22日は一週間ほど前の天気予報から雨が降ると言われていました。
幸いにも初日は雨に会わずに済んだんですが、1日目深夜か2日目明け方ぐらいから雨が降っているようでした。
この日は能登半島に大雨が降った日。
九州でも九州の中央辺り、熊本を中心に強い雨が降っていました。
天草も熊本ですが、対岸ほどは降っていないようでした。それでも時折、雨脚が強くなったり、雷が鳴ったり、旅行日和とは言えない状態。
計画では、朝ごはんを食べたら、宿で少しのんびりして、その後近くの遊歩道を30、40分歩いて、バス停に向かう予定でしたが、遊歩道散策は中止にしました。
それで、チェックアウト時間の11時近くまで宿でのんびりし、そこから20分程度かかるバス停まで歩くことにしました。
他のお客さんたちはほぼ車。
宿の方にバス停まで歩くと話したら、車でバス停まで送りましょうと言ってくださるくらい歩きにくい天候でした。
宿の方の提案に心惹かれつつ、それでも歩きを選び、傘を差しながらバス停まで歩きました。
この日はすべて公共交通機関での移動で予定を立てていて、移動時間が長いため、お昼御飯とお土産の買い物ぐらいの立ち寄りしか入れておらず、計画ではゆっくりお昼とゆっくり買い物のはずだったんですが・・・
悪天候で大雨注意報や波浪注意報が出ていて、往路と同じように船に乗るつもりにしていた私たちは真っ青。
船が出なかったらどうしようと天候ばかりが気になり、ソワソワで旅を楽しむ気持ちが吹っ飛んでいました。
それでも夫の方が落ち着いており、船が出なければ、昼食後に乗るバスが熊本駅まで行くので、そのまま乗車してバスで行って新幹線に乗り継げばいいと一言。
昼食時に船が出るかどうか確認して決めようとなりました。
昼食は本渡バスセンター近くの『いけす料理 やまもと』というお店に入りました。
天草に行くといつもたくさん食べる新鮮な魚を今回はあまり食べていない気がして、旅行ガイドブックにも載っている和食レストランを選びました。
地元の方に人気のお店のようで、お客さんがたくさん。私たちが入ってからも数組が来られましたが、どの組も大人数で家族、親戚が集まっている雰囲気。
何かの記念日、お祝い事に利用されるお店なのかなと近くの席の久しぶり風あいさつに我々も幸せな気分にさせてもらいました。
従業員さんたちの接客も感じよくて、もちろん新鮮な魚が出てきて大満足でした。
天草大王(鶏肉)の唐揚げを食べたかったので定食は少なめを注文(これで少なめ)。
天草大王の唐揚げもどっさり(写真は夫が半分取った後)
お腹いっぱいになりました。
ところで、バスセンターからこのお店まで徒歩で5分ぐらい?
バスセンターから出た途端、雨が土砂降りになって、お店に着くまでにずぶぬれになりました。
その後、お店について5分も経たないうちに雨は小降りになって、どういうこと?と夫婦で顔を見合わせました。
幸い船は運航していることが確認でき、予定通り、バスを途中で降りて、買い物。
定刻のクルーズ船に乗って、ふっとJR大丈夫かな?と気になって、スマホを開いてJR九州のホームページを見ると・・・私たちが乗る『A列車で行こう』が走っている三角線が大雨のため2時間程度の遅延、運休が出ているという情報が・・・
JRのことまで気が回っていなかった我々。
熊本まで行くバスを降り、いまやクルーズ船の中。A列車が定刻に動かなければ、予約した新幹線にも乗れない。
「2時間の遅延・・・あるいは運休」。もっと早く確認しておけば・・・
後悔してもどうにもならないので、船を降りた後、A列車に乗るJR三角駅へ急いで・・・駅員さんに確認。
やはり2時間程度の遅れが出ていたんですが、何と観光列車A列車はほぼ通常運転。片道1日2本の運転なので、どうにかやりくりがついていたみたいでした。
乗り継ぎをすごく心配したので、無事A列車に乗り込んだ後は何ともいえない安心感でどっと疲れが出ました。
定刻とは言っても若干遅れたA列車。新幹線との乗り継ぎをタイトに設定していた我々は、熊本駅で在来線ホームから新幹線ホームに走るというおまけもありました。
ということでどうにか1泊2日の小旅行を終えることができました。
出発前にイメージしていた優雅な旅にはなりませんでしたが、想定外の旅で濃厚な時間を過ごしました。