本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

九州のポジショニング

2008-06-28 17:35:01 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感

30代後半まで東京の大企業でバリバリ仕事をしていて、それなりの成果を出した方と話をしました。
現在40代(だろう)。いまは福岡に帰ってきて、ある会社の役員をされています。
1年半で会社の売り上げを1.5倍にしたと言われていました。
それでも残業なし。ワークライフバランス重視。がむしゃらに働く東京の生活に見切りをつけて福岡に帰ってきたそうです。

曰く、「九州ではビジネスはできない。九州はお仕事。」、「九州の中で成長するには限界がある」

一個人の意見だけれど、それなりの成果を出した方の意見です。

経済活動は人と金が集まった場所が有利、そうすると日本の中では東京が一番でしょう。

であれば九州はどのような地域であるべきでしょうか?単なるリゾート地なら世界中にいくらでもあります。

人間のさまざまな側面の「経済的関心」以外のところを引き出す場所。

生きる意味を考えたり、過去の自分を振り返る場所。

どうすればそういう場所を作れるのでしょうか??

オンリーワン九州への道は遠い。

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情報収集

2008-06-22 07:35:32 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感

週刊東洋経済6月21日号の特集は「最強の読書術」です。ビジネス雑誌ですので、ビジネス書を多読される方々が登場され、ノウハウを披露されています。
お薦めの本やサイトが紹介されていたので、早速アマゾンでチェックしたり、サイトをお気に入りに登録したり、しこしこ作業をしました。

しかし。。。この雑誌を見て、日本中で何人同じ行動に出たか?

メジャーな雑誌なので、おそらくは ン万単位(もっといくかなあ)で同じ行動をしたと思われます。
例えば、アマゾンで該当本を探してみると・・・品切れになっていたり(みんなが注文)、類似本に推薦者のリストに挙がっていたほかの本が並んでいたりしています。

今回、雑誌に登場した人の中には雑誌に一切目を通さないという方がおられます(もちろん別のところで言われていましたが・・)。
雑誌の情報は古いのだそうです。

・・・それは東京で言えることであって、地方はやはり雑誌に頼らざるを得ないんじゃないかと思っていました。(東京は雑誌に書いてあるようなことがそこで起こっている・・・東京から帰ってきた方に20年ほど前に聞いた言葉です。)

しかし、そうであれば地方は東京を越えられません。地方で流れている情報は、東京の二次、三次情報であり、全国的にみんな知っている情報?

東京とは(というか他の地域とは異なる)新鮮な情報が集まる場所にすることも地域が独自色を出すためには必要ですね。

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災害警報に関連のある職場

2008-06-22 06:59:44 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感

災害が頻発しており、被災地の方々は大変な思いをされていると思います。

昨日、当地でも大雨の警報がだされていましたが、警報が出されると県庁の担当部署でも待機がかかり、夜は交替で庁舎に泊まります。
その部署は男性の職場でしたが、しばらく前に女性が一人配属になりました。知り合いです。

泊りがあるといっても常に必要ではないため、ちゃんとした宿泊スペースを設けるわけではないので、横になれる狭い部屋一つとソファーがおいてあるくらいのようです。

そのため、彼女も男性にまざって、そこで雑魚寝(仮眠ですが)をしているようです。

ちなみに彼女は独身、剣道ん段(聞いたけど忘れました)、ボクシング好き(若けりゃプロを目指せたようです)
男勝りの女性です。

災害が起こった際には現場最前線というよりは指令本部の役割を担う県庁。腕力は問われないはずですが、そこでも女性を起用するのはまだまだ試行錯誤です。

人口が減っていく日本、生存に関わる部分もできるところが担っていくという仕組みにならざるを得ないかもしれません。
行政がやろうにもできなくなる可能性も高くなりつつあります。

女性だけに限らず、高齢者、地域、NPO、そして一個人、できる人・ところができることを。。です。

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贔屓の店

2008-06-09 06:20:28 | なるほど・備忘・お気に入り&その他雑感

今は結構流行っているお店で、それを立ち上げたばかりの昔から知っていたら、なんとなく自分のお店みたいに考えてしまうことありませんか?

自分は4つほどそういうお店があって、勝手にファンしています。

まずはパン屋さん

以前住んでいたところの近所だったので、よく利用していた。国産小麦だけでパンを作ることが「うり」だったけど、最初はあまりおいしいとは思わなかった。でもパン屋の少ないところだったので、結構流行っていた。パン党でもないのでぼちぼち利用していたら、いつの間にかおいしくなっていて、お客もかなり増えていた。駐車場を持たなかったので、道路沿いにいつもたくさん車が止まっていて、たぶん近所から苦情がきていただろう。明太フランスを発売して地元メディアにも取り上げられるようになって、地元ではすっかりメジャーになってしまった。

近所に土地を取得して、広い駐車場を作って営業を続けているが、その駐車場も土日はいっぱいである。お店に入ったら列になって商品を取っていかなければならない状態で、あれこれ迷って店の中をウロウロができない。以前から利用していたものとしては嬉しいようなさびしいような状況である。

次はケーキ屋さん

今住んでいる場所の近く。カロリーが気になるのでそれほど利用しているわけではないけど、結構おいしいよねと思っていた。利用し始めた時はこの店よりも市内に近いお店が有名だった。でも最近はデパートのクリスマスケーキリストに入るくらいになっていて、いつも車がいっぱい止まっている。お金持ちが多い地域なので、たまに利用する程度の私は顔も覚えられていないけど、密かに支持しているお店です。

イタリアンレストラン

福岡だと中央区の天神、大名、今泉等々にこじゃれたイタリア料理店がたくさんある。自分が住む東区のこのお店は気軽に入れて、凝った料理ではないけど新鮮な魚介のイタリアンを味わえるので気に入っている。我々夫婦はワインを飲みすぎて、お支払の時にちょっと驚くけど(他のお客様の1.5~2倍)。

そしてコーヒー豆屋さん

これも以前住んでいたところの近くで小さなお店を見つけてずっと利用していた。ご主人がこだわりの人で、時間がある時は豆のうんちくを聞かせていただいていた。豆だけで経営が成り立つのかと思っていたら、香椎宮の近くの緑が多い地区に2店目を出し、その後軽い食事を食べさせる3店目もオープンし、ちょっとしたお店になった。いまは香椎宮の近くのお店が近いのでもっぱらそこを利用するがご主人にたまに会うと覚えていてくれて、話しかけてくれる。朝夫婦で1杯ずつ飲むくらいだから、大した量を買っているわけじゃないのに、特別なお客のような気になって嬉しい。

ここは自分にとって大切なお店だと思ったら、
気をつけておかないといけないのは、自分が特別のお客様と勘違いしないこと。いつも完璧というわけにはいかないからたまには不満に感じることもあるかもしれない。でもそれは、そこでそっと伝えればいいことであって、別のところで「こんなことがあった、云々」ということじゃない。ましてや怒りにまかせて、お店の名前を挙げてネットに書き込んだりはしないこと。自分が育ててきたお店を大切にする。もし、そのお店が大したことないお店だったら、自然とお客様は離れていくから。

できたばかりのお店を自分の目で評価して静かに応援する。そしてその店が繁盛したらひっそりと喜んでおく。しゃしゃりでないことで自分の格があがったようでちょっと楽しい。

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