福岡、本日曇りです。
木々がざわざわと音を立てています。台風10号の影響が既に出ているようです。
発生当初は福岡にはあまり関係ないだろうと高をくくっていた台風10号の進路が、九州を直撃して日本列島を縦断するコース予想になりました。
かなり強い台風に発達しているようですし、進行速度が極端に遅く、これから金曜日ぐらいまで気が抜けないようです。
台風から離れたところでも大雨が降っており、どこで何が起こるかわからない状態だと思います。
まだ福岡の方に直接の影響はないので、本日はいつものように過ごします。
昨日の午前10時ごろ、晴れた空に小さな雲がぽっかり一つ。真っ白で綺麗でした。↓
西の空の山の近くにポツポツと。こっちもいいなと ↓
さて、週末から今週初めは読書三昧でした。
もう何年も前から、というより働き始めた若い頃から、気になる本があると買い集めてきました。
集めたというと聞こえはいいですが、買って安心して、そのまま積読になっている本が大半です。
仕事を辞める時に断捨離的に相当処分しましたが、その時点で処分の踏ん切りがつかなかった本が手元に残り、さらに仕事を離れてから新たに芽生えた関心事に合わせてぼちぼち買っている本も増えて、いろんなジャンルの本が読まないまま本棚のあちらこちらに置かれています。
それで本が読みたいと思うと、本棚を見て、その時の気分で本を取り出してきます。
先週から今週にかけて、読書気分が継続していたので、数冊読みました。
30代になったばかりの著者(本を書いていらっしゃった時は20代?)が、私にとってはリアル、著者にとっては生まれる前の昭和から現在を丁寧に資料を読まれ分析されていて、この方の本を読んで、そういうことだったのかと理解。
自分が生きて来た時代は自分の眼で見ているから、わかっているはずと思っていたら、ひょっとしたら本質が見えていないかもとハッとしました。
そのあとの著者の主張もなるほどと教えられ、『いまどきの若い者はうんぬんかんぬん』という発想をしていたら、これから育ってくる方々の新しい発想を理解できなくなってしまい、もっとワクワクする経験を逃してしまうんじゃないかとこれまたハッとしました。
これからは、若い方の本も食わず嫌いをせずにもっと読んでみようと思います。
それから未来の世界を予想した海外のベストセラーの翻訳本。
国際情勢や環境問題、ちまたではあんまり明るい報道はありませんが、売れている未来予想の本は、世間とは独自の見解があるから注目を集めているし、みんなが面白いと読んでいる本が面白くないわけがない。
まだ読み始めたばかりです。
厚い本ですが最後まで読めそうです。
そして、「たゆたえども沈まず」や「暗幕のゲルニカ」等を書いた原田マハ氏の小説。
「たゆたえども沈まず」を読んで、続いて何冊か読んで、しばらくこの作家にハマりそうになったんですが、読み始めると止まらなくなるものばかりで、ヤバいと思い中断し、この著者のものは見ないようにしていましたが、
別居の娘が読み終わった本を定期的に倉庫代わりの我が家に持ってきていて、今回持ってきた本の中に原田マハさんの文庫本が数冊あった。
手に取ったらやはり最後まで読まないともやもやします。ああ家事ができない・・・
こう書いてくるとやっぱり読書いいなあって思います。
仕事をしていた時は仕方なく仕事関連の本を読んでいる意識があって、自分が本好きとは思わなかったけれど、
研究者や作家の方が小学、中学生の時の思い出を話す時に図書館でずっと本を読んでいたって話がよく出てきて、自分の周りにも図書館の本を隅から順番に読んでいる子がいて、そういう人じゃなければ本好きって言えないと思っていて、敷居が高かったけれど、
趣味=読書というのも平凡かなって思っていたけれど、
これから先、読書を趣味にするのもいいかな。
あれこれ手の取って読み終わらず、中途半場のまま机の端で重なっている本や雑誌たち↓