本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

9月21日-9月22日天草旅行(続き、2日目)

2024-09-26 09:06:25 | 旅行&旅行準備
 福岡、本日快晴です。
 朝は涼しかったですが、これから気温が上がりそうで、暑がりの私は、まだまだエアコンが必要です。

 さて、9月21日から22日の天草旅行。
 前回1日目を書きましたが、今日は2日目。

 元々9月21日、22日は一週間ほど前の天気予報から雨が降ると言われていました。
 幸いにも初日は雨に会わずに済んだんですが、1日目深夜か2日目明け方ぐらいから雨が降っているようでした。
 この日は能登半島に大雨が降った日。
 九州でも九州の中央辺り、熊本を中心に強い雨が降っていました。
 
 天草も熊本ですが、対岸ほどは降っていないようでした。それでも時折、雨脚が強くなったり、雷が鳴ったり、旅行日和とは言えない状態。

 計画では、朝ごはんを食べたら、宿で少しのんびりして、その後近くの遊歩道を30、40分歩いて、バス停に向かう予定でしたが、遊歩道散策は中止にしました。
 それで、チェックアウト時間の11時近くまで宿でのんびりし、そこから20分程度かかるバス停まで歩くことにしました。
 他のお客さんたちはほぼ車。
 宿の方にバス停まで歩くと話したら、車でバス停まで送りましょうと言ってくださるくらい歩きにくい天候でした。
 宿の方の提案に心惹かれつつ、それでも歩きを選び、傘を差しながらバス停まで歩きました。

 この日はすべて公共交通機関での移動で予定を立てていて、移動時間が長いため、お昼御飯とお土産の買い物ぐらいの立ち寄りしか入れておらず、計画ではゆっくりお昼とゆっくり買い物のはずだったんですが・・・

 悪天候で大雨注意報や波浪注意報が出ていて、往路と同じように船に乗るつもりにしていた私たちは真っ青。
 船が出なかったらどうしようと天候ばかりが気になり、ソワソワで旅を楽しむ気持ちが吹っ飛んでいました。
 それでも夫の方が落ち着いており、船が出なければ、昼食後に乗るバスが熊本駅まで行くので、そのまま乗車してバスで行って新幹線に乗り継げばいいと一言。
 昼食時に船が出るかどうか確認して決めようとなりました。

 昼食は本渡バスセンター近くの『いけす料理 やまもと』というお店に入りました。
 天草に行くといつもたくさん食べる新鮮な魚を今回はあまり食べていない気がして、旅行ガイドブックにも載っている和食レストランを選びました。
 地元の方に人気のお店のようで、お客さんがたくさん。私たちが入ってからも数組が来られましたが、どの組も大人数で家族、親戚が集まっている雰囲気。
 何かの記念日、お祝い事に利用されるお店なのかなと近くの席の久しぶり風あいさつに我々も幸せな気分にさせてもらいました。
 従業員さんたちの接客も感じよくて、もちろん新鮮な魚が出てきて大満足でした。



 天草大王(鶏肉)の唐揚げを食べたかったので定食は少なめを注文(これで少なめ)。
 天草大王の唐揚げもどっさり(写真は夫が半分取った後)

 
 お腹いっぱいになりました。
 ところで、バスセンターからこのお店まで徒歩で5分ぐらい? 
 バスセンターから出た途端、雨が土砂降りになって、お店に着くまでにずぶぬれになりました。
 その後、お店について5分も経たないうちに雨は小降りになって、どういうこと?と夫婦で顔を見合わせました。

 幸い船は運航していることが確認でき、予定通り、バスを途中で降りて、買い物。
 定刻のクルーズ船に乗って、ふっとJR大丈夫かな?と気になって、スマホを開いてJR九州のホームページを見ると・・・私たちが乗る『A列車で行こう』が走っている三角線が大雨のため2時間程度の遅延、運休が出ているという情報が・・・
 JRのことまで気が回っていなかった我々。
 熊本まで行くバスを降り、いまやクルーズ船の中。A列車が定刻に動かなければ、予約した新幹線にも乗れない。
 「2時間の遅延・・・あるいは運休」。もっと早く確認しておけば・・・

 後悔してもどうにもならないので、船を降りた後、A列車に乗るJR三角駅へ急いで・・・駅員さんに確認。
 やはり2時間程度の遅れが出ていたんですが、何と観光列車A列車はほぼ通常運転。片道1日2本の運転なので、どうにかやりくりがついていたみたいでした。
 乗り継ぎをすごく心配したので、無事A列車に乗り込んだ後は何ともいえない安心感でどっと疲れが出ました。
 
 定刻とは言っても若干遅れたA列車。新幹線との乗り継ぎをタイトに設定していた我々は、熊本駅で在来線ホームから新幹線ホームに走るというおまけもありました。

 ということでどうにか1泊2日の小旅行を終えることができました。
 出発前にイメージしていた優雅な旅にはなりませんでしたが、想定外の旅で濃厚な時間を過ごしました。
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9月21日-9月22日天草旅行

2024-09-23 15:38:27 | 旅行&旅行準備
 福岡、本日概ね晴れ。時折雲が多くなりますが、雨の降る気配はありません。
 暑さがやっと落ち着いたようで、本日の予報は30℃でしたが、そこまでは上がっていないようですし、風が入って気持ちのいい一日を過ごしています。

 さて、ずっと前から計画していた天草旅行に9月21日土曜日と9月22日日曜日を使って行って来ました。
 天草には世界文化遺産『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産』の構成資産の一つがあります。
 この世界文化遺産は、長崎県、熊本県にまたがって12の構成資産があり、そのうち11が長崎県にあり、天草の﨑津集落が熊本県の構成資産です(パンフレットを参考にしてます)。

 しかし、私たち夫婦が天草と言えば、世界文化遺産登録よりも、新鮮なお魚が美味しく食べられる場所。
 今回もどちらかと言えば、その美味しい魚介類をお目当ての旅でした。

 とはいえ「ああ、おいしかったね~。よかったね~。」ではあまりに味気ない。
 せっかくの場所を訪ねるならと、島原の乱を題材にした小説とか、長崎、天草のキリシタン弾圧の歴史とか、少しだけ本を読み、予習をいたしました。

 その中で強く印象に残ったのは、遠藤周作氏の『切支丹の里』。
 遠藤氏が名作『沈黙』を書いた背景を語った紀行集ですが、長崎への旅をきっかけに、殉教できずに生き続けなければならなかった人がどのように生きたかに関心を持った。
 殉教した人ではなく、生き続けた人を書きたいと何度も長崎を訪ねた遠藤氏の作家としての執念のようなものが感じられ、圧倒されました。
 また、他のどの本でも、厳しい弾圧があっても信仰を捨てなかった人々の生活がいかに過酷だったかが想像されて、胸が痛くなりました。

 といっても1泊2日の夫婦旅は単なる観光旅行。
 資料館に展示されている品々が、当時は信仰の対象として実際に手に取られていたんだと理解するのが精いっぱいで、予習の知識で心に引っかかりを残しつつも、大いに美味しいものを食べ、非日常の空気をたっぷり吸ってきました。

 車では何回も訪ねた場所ですが、今回は車を使わず、我々にとってはちょっと違う旅を楽しみました。


 福岡から熊本までは新幹線を使いましたが、熊本から三角まで観光列車『A列車で行こう』に乗りました。
 車内でお酒を売っているんです(だから車を使わなかった)。
 博多駅の「博多デイトスいっぴん通り」でお弁当を買い込み、列車に乗り込むやハイボールを購入。お弁当を食べながら、昼間からほろ酔い気分になりました。



三角に到着後、三角港から松島港まで船で移動。

 そして、そこからバスで本渡まで行って、そこから予約していたタクシーで、﨑津へ。
 天草内の長距離移動は自動車じゃないと不便なので、思い切ってタクシーを借り切っての観光になりました。
 
 タクシーは観光案内はしてないとのことでしたが、﨑津地区に入る前に対岸に連れていっていただき(そこに行くまでの道が狭く、観光バスは行かないらしい)、﨑津教会と町並みを見ることができました。


 﨑津では教会と資料館へ。資料館では展示物をわかりやすく説明いただきました。説明者は元気な男性の方でしたが、知識がなくても引き込まれるような熱い説明でした。


天気が悪くなり雨が降り出したので、次の目的地 大江天主堂へ

 﨑津天主堂も大江天主堂も立派な建物。
 どちらも外国から来た神父さんと地元の信者さんたちによって建てられ、守られているもの。
 天草の人口及び信者さんたちの数が減っていることをタクシー運転手さんから何度も聞きましたが、教会が今も熱心な信者さんたちに守られていることを感じました。

 天気が気になり駆け足で巡り、タクシーで本日の宿まで送っていただきました。

 1日目終了。
 書き始めたら書きたいことが多くて長くなったので、続きは次回にします。
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4月27日-4月29日台湾旅行

2024-05-03 17:45:23 | 旅行&旅行準備

福岡、本日5月3日の憲法記念日の祝日、とてもいい天気でした。

ちょっと近場にお出かけしましたが、本日は4月末の台湾旅行の記録を残します。

新型コロナウイルス流行以降、初めて、久々の海外。夫と二人で出かけました。

コロナ前もほぼ海外旅行初心者でしたので、ほぼすべて初めて状態。

出発前はちょっと緊張しました。

 

台湾と言っても今回は台北市内のみ。2泊3日の旅行。

飛行機の出発時間が限られており、かつ海外旅行慣れしていないので、台湾に近い福岡からでも初日は移動のみ。

最終日はこれまた午後2時ごろの出発便で、朝のわずかな時間しか利用できない。

2日目オンリーの旅でした。

 

さて、初日はずっと前に17時半の夕食を予約していたため、夕食がメインの1日。

観光ができなかった分、台湾料理を満喫しました。

勝負の2日目。

朝8時過ぎにホテルを出て、歩いて9時頃台湾茶のお茶問屋さんへ。

日本でおおよそ選んでいた銘柄のお茶をサクサクと選んで、次の目的地へ

迪化街をぶらぶらと散策。それから龍山寺へ。そして松山文創園区。

移動はMRT(地下鉄?)と徒歩。

市内をあちらこちら歩き回り、肌で台湾のパワーを感じました。

若い人が多いし、何よりオートバイが凄い。

赤信号で横に数列で並んでいて、青になった途端、一斉にブワーと走り出す。

あっという間にスピードが上がって、車の横を走り抜ける。よく事故が起こらないなあと。

(よく日本のテレビでも紹介されていますよね。べたな感動ですみません。)

道行く人、観光地の皆さんの装いも思い思いで、似合っているとか年齢とか気にしていなくて、

そもそも人の眼を気にしていない。

自分が似合っているって思っていたらいいじゃないって感じがあふれ出てる。

もうすごくいいなあって思いました。

 

それから、台北101に上って、台北市内を見下ろし、ビルの群れに圧倒され・・・

2日目はどうにかなるだろうと夕食を予約していなかったのが、良さげなところはどこも予約がないとは入れない。

かといって歩きすぎて夜市に行く気力がない。

通りがかりに見つけた四川料理のお店に入り、どうにか夕食にありつけました。

台湾で四川料理でしたが、味はなかなかでした。

3日目はチェックアウト前に永康街を散策。時間が早かったので、ほとんど店が開いていませんでしたが、

9時半に開店する雑貨屋さんでお土産を選べて満足いたしました。

そして、桃園国際空港へ。予定通り無事福岡に戻って参りました。

出発前は不安いっぱいで、国内旅行だったら安心なのに・・・と思っていたし、

故宮博物院や九份に行く予定がなくて、楽しいかな?と思っていたんですが、

また行きたい!!って思える大満足の旅ができました。

 

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