本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

母逝く

2025-02-13 08:13:05 | 介護、実家、親のこと
 福岡、本日晴れ。昨日少し暖かでしたが、今日は昨日から5、6℃気温が下がって、寒い日になりそうです。本日午前7時半頃、木々の間から太陽が覗いていました。↓


 さて、昨年9月から病院に入院していた母が亡くなりました。
 この数週間危ない状態だったので、覚悟はしていましたが、いざとなると受け入れられないですね。特に長く施設で過ごしていて、コロナ期を挟んで会っていない時間が長かったので、施設を訪ねたら、まだそこにいるような気がします。
 九十代前半。いまは百歳まで元気で過ごされる方が多いですが、ここまで生きたら大往生。
 「お疲れさまでした。」・・・若輩者から先輩にこんなふうに言ったらいけないかな?
 今思えば、似たような性格のせいだったかもしれません。母とはずっと確執がありました。母の生き方、言動にいちいち腹を立てていました。
 時機を逸して、ついに母とゆっくり話す機会は持てませんでしたが、逝ってしまった今、いつも母なりの愛情を注いでくれていた若い頃の母の姿が私の中で懐かしく蘇ります。

 父が5年ほど前に亡くなり、今回母が亡くなって、昭和初期の厳しい時代を生きて来た父母には親しくする親族もわずかで、父母の家族として残ったのは妹と私。
 お母さん子だった妹は、喪失感の大きさが周りからもわかってしまうような状態で悲しんでいる。
 しかし、私は長女。そもそも妹ほどの喪失感はないものの、悲しんでいる暇がないほど、いきなりたくさんの手続きに追われており、忙しさが感傷に浸る時間を奪っている状態です。
 父が亡くなった後、施設住まいで自宅には居なかったものの実家を守っていた母。主である母が亡くなり、実家がなくなったんだなあと思うと我が人生の時計がまた一つ進んだ感じがします。


 ↓ 母の具合が悪くなって以降、病院からいつ呼び出されてもいいように準備をしていましたが、2月の2週目は大雪の予報。雪で遠方から駆け付けられないといけないと長年誰も住んでいなかった実家に泊まれるだけの用意をして数日泊。
 寒波が去って久々に自宅に戻った日、数日なのに懐かしい気持ちでカーテンを開けて外を見ると、前夜はぜんぜん降っていなかった雪がうっすら積もっていました。




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